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流星と寄り添う夜  作者: 璃依
本編
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1/92

~二人の英雄~



───美しい光が、闇を切り裂いた。

それは、流星だった。

地上を駆ける、見たものの心を揺らす流星。

美しい。ただただ、美しかった。

まっすぐな剣閃が、纏わり付くような濃い闇を払っていく。闇が消えると、眩しいほどの光が差し込んだ。その光に照らされて、流星の姿がはっきりと見えるようになる。それを見て、人々は息を呑む。いたのは、まだ年若い少女だった。輝くような長い金髪に、同じく金色の双眸。ふわりと広がる白いワンピースに、軽装鎧をつけている。右手には白熱し眩い光を放つレイピアが握られている。光は急速に弱くなると、消えた。ちゃんと消えたことを確かめてから、左腰の鞘におさめた。皆の安全を確認すると、流星は歩き去って行く。誰もが金色の流星の姿を心に焼き付けていた。やがてそこに『夜』が加わり、お互いの背中を守りながら戦う姿が見られるようになる。

二人は今も英雄として、国の象徴として、多くの人々を救い、精神の支えとなり、希望を与え続けているのだった。

読んでいただきありがとうございました。

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