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どうしようもない無能な王太子から婚約破棄宣言されました〜後悔しても手遅れです〜  作者: 美香


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ワルイコの語り

短いですが、ここまで。彼が何を選んだかで先が変わります。

 幼い頃より私は両親から愛されていなかった。だがそれを認めたくなかった。


 ……私はワルイコ・コーカイ。コーカイ国の王太子。風前の灯火な座だ。夢を通じて知り合った魔女見習い、とでも言うのだろうか、男爵令嬢コネコ・ドーロボから教えられた。

 その時点なら只の夢とも思えたかもしれないが、予言された通り、学園で現実に出会えば、そうも言ってられない。

 私は考える。私は考えた。自分が何をするべきなのか。いや、そんな殊勝な事はもう考えられない。

 良き為政者等、なるべき者だと教わらなかったのだから。愚かになる様に、我儘になる様に、そう育てられたのだから。 

 だから私が考えるのは、考えられるのは、何をしたいのか……、なのだ。


 私がしたい事、それは……、「後悔したってもう遅い」と言ってやる事だ。

お読み頂きありがとうございます。大感謝です!

評価、ブグマ、イイネ、大変嬉しく思います。重ね重ねありがとうございます。

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