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ワルイコの語り
短いですが、ここまで。彼が何を選んだかで先が変わります。
幼い頃より私は両親から愛されていなかった。だがそれを認めたくなかった。
……私はワルイコ・コーカイ。コーカイ国の王太子。風前の灯火な座だ。夢を通じて知り合った魔女見習い、とでも言うのだろうか、男爵令嬢コネコ・ドーロボから教えられた。
その時点なら只の夢とも思えたかもしれないが、予言された通り、学園で現実に出会えば、そうも言ってられない。
私は考える。私は考えた。自分が何をするべきなのか。いや、そんな殊勝な事はもう考えられない。
良き為政者等、なるべき者だと教わらなかったのだから。愚かになる様に、我儘になる様に、そう育てられたのだから。
だから私が考えるのは、考えられるのは、何をしたいのか……、なのだ。
私がしたい事、それは……、「後悔したってもう遅い」と言ってやる事だ。
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