炎の解析と訓練
2月16日改稿しました。
「この白い炎についてなんだけど。まず数値化出来ないの。体力百とか。ステータスで『白き炎・計測不能』みたいな感じなのよ。私は人のステータスをある程度調べたりできるんだけどそれが通用しないのよ。それと何発出せるのか? どのくらい力を使うのかが漠然としか分からないの。で、一種の生命反応を感じるの」
「生命反応?」
「うん。私みたいな『霊体憑依』みたいな」
「誰かの霊なの?」
「うん。そしてあなた次第で無限に大きくなる可能性を感じる。だからこれを武器として使う為に徹底練習よ」
そして練習は始まった。
俺は祈り力をこめると指にゆらゆら白い炎が出た。
「出た」
「それを形にして」
祈りながら気を入れると線香花火みたいに光が強く、少し大きくなった。
すると思ったほどの威力じゃないけどマッチやたばこを捨てたみたいに地面に落ちてジュっとなった。
「これを大きくしていくのよ。それだと小さいランプみたいで。次はそれをどう使うか考えて見て」
「今まで相手の攻撃を止めてカウンターで爆発したりしたね。後自爆」
「自爆は危険よ。だからそれをコンスタントに武器に出来るよう訓練するの。そして貴方が戦い方を確立
するのよ」
「魔法使いみたいに自分の意思でコンスタントに攻撃に使える様になればいいわけだね」
そこから俺の練習が始まった。
例えば松明みたいな大きさの物を投げたりあるいは火の玉を射出するようなイメージとか。成長すれば大火炎や火柱なんかも使えるかも、と言うより使えないとまずい。
俺達は引き続いて人や敵のいない場所で訓練をした。
次は剣の手合わせをフォルスターとする事に。
フォルスターは言う。
「じゃあ、ナターリアがお前を動かす、と言う事で頼む」
ナターリア憑依状態で俺は自分の意思で動くのではなく始める事に。
フォルスターはまずは弱め、遅めに攻めて来た。
これは対処できた。
このやり取りは二分程
「もう少し速さを上げるか」
フォルスターはペースチェンジ発言をした。
フォルスターの動きは最初が二十パーセント位として次が四〇パーセント程度になった。
すると、俺の体に痛みと重さが生じる様になってきた。
「いた」
「痛みを感じて来たか、ナターリアは俺の動きは見えてるか?」
「見えてるよ。でも、今は貴方の方が少し強い感じがする。私は霊体でトレーニング出来ないから」
「もう少し、上げる」
するとフォルスターの動きは六五パーセント程になった。
「俺は眼で追えなくなってきた。それに体に圧を感じる」
「きついか」
「わわっ」
「ついて来にくいみたいだな、ナターリアはどうだ?」
「動きは追えてるわ」
「俺は、あんたの動きがもう捕えられない。くっ!」
「八〇パーセント」
凄まじい速さの攻撃だ。
ナターリアも気にしてる。
「私も動き追うのきつくなった。それ位フォルスターは成長してる」
「少し休み」
「ああ、体がついていけなくなった」
「つらいか」
「うん」
「筋肉が痛いと言う事は筋肉が弱いって事ですか」
「それもあるが、脳からの命令や神経反応に差があるからだと思う」
「じゃあ、全部を鍛えないとだめか」
「しかしナターリアに追いつくには並大抵では出来ない」
「私がフォローするから」
「しかし差があると体が負担にかかるから」
「俺こないだのナターリアの技とか出せる様になりたいです。俺のせいでできなかったから。後魔法も」
「お前が本気なら俺もマーガスもとことんまで付き合う」
まだ能力開発は続いた。
「皆俺の特訓に付き合ってくれている」
「お前の役は後方支援だ。何としてもその秘密を探って身に着けるんだ」
「さっき感情が爆発した時自爆が使える様になったわよね」
「自爆も一つの武器だ。だがもう少し気兼ねなく出せる技が必要なんだ」
「火炎投げ!」
松明位の火を三メートル位飛ばした。
「スピードも飛距離も小さいな」
「今度こそ」
「皆様」
それは城の兵だった。
「我々が特訓に付き合います」
「かくして俺は兵達相手に修行を始めた」
「火炎魔法だけじゃなく、回避も上げるんだ。ナターリアと波長を合わせて」
かくして訓練は二時間続いた
俺達は再度王様に会った。
「ナターリアは憑依? 信じられん
「僕達は必ずやります」
「ありがとう。くれぐれも自重してな」
そして城から正式出発した。
一旦城下町でミーティングをした。
「体を動かしながらじゃなく、落ち着いて計画しよう」
「あの白炎エネルギーなんなんだ?」
そして出発した。
警戒しながら
しかしモンスターは出て来る。
俺は一戦一戦を力を試し向上させる為に大事に戦った。
今はずっと強いフォルスターとマーガスに任せ頼ってるけど。
中継の町で俺は人に聞いて回った。
「人を生き返らせる方法知りませんか? 魔法とか」
「ええ!」
みんな、そんなの知るわけ無いみたいな反応してる。
ま、そりゃそうか。
そもそも道の普通の人が知ってるわけ無い。
「おいおい、何でそんな無茶な事聞くんだ?」
「ナターリアを生き返らせたくて」
「……」
「悪人を倒すのも大事だけどさ」
「ありがと」
ところがとんでもなく有力な情報が入った。
「どこかの町で勇者が生き返ったか生きてたらしい」




