魔物の買取
こんにちはアレクです。
漫遊の空を抜けた俺は、暫らく何もする気になれなかった。
でも漸く自分の役割を考え始めている。彼らに、特にカティーに出会えてよかったと思っている。
――― 魔物の買取 ―――――
ここドッジボンの森で、かなりのレベルアップや職業のカンストもできた。
以下の様にそれぞれ違いはあるものの大幅なレベルアップができた。
エルカLV28 → LV39
クラスLV45 → LV50
エアリーシャ LV25 → LV39
サーニャLV33 → LV48
キリトLV43 → LV52
カティLV68 → LV80
マニティLV30 → LV47
こんな強いパーティ・・・見た事ないね。
「みんなお疲れ様――――」
皆この期間のレベルアップに満足したようだ。
留学についてだが、当初5人であったが、ギルド推薦という事でエルカが加わり6人となった。
クラスはその間については負けないでレベルアップするって言ってた
俺達はイシュグランド王国エクスワンのギルドにやってきた。
魔物の買取をしてもらおうと来たのだ。
後は他のメンバーのギルド登録 リルの従魔登録に来たのだ。
いざ・・・
流石に大きな町のギルド。
立派な建屋でドアが無駄に大きい・・・
5mくらいの高さの両開きだ。
中に入ると大勢の冒険者がいた。
相変わらず・・・柄が悪そうな人が多い。しかも、何処か値踏みし相手を見下す感もある。
ただ4割ほどの冒険者は、強者らしく落ち着いて感じで冷静に周りを見ている。
俺達には、俺のスキルで鑑定阻害をかけているから、鑑定スキルを持っていなくとも強さすら感じ取れない位冒険者がほとんどだ。
鑑定阻害は鑑定スキル持ちの鑑定を阻害するだけでなく、ある程度の冒険者だと備わる、経験での強さを感じ取る感すらも阻害する。
「なんだ、このおこちゃま軍団は」
「ガキの見物なら帰りな」
ヤジが飛ぶが・・・後ろから付いてくるリルを見て皆黙り込む。
「キャー――」
明らかに怖がっていそうなので、リルには申し訳ないが一旦 召喚を戻す。
再びヤジに悩まされながら・・・
ギルド受付に行くと、小柄な猫耳の人が対応してくれた。
「どうしたの?誰か探している?」
カティ
「いえ、このメンバーの登録に来ました」
「君たちは・・・学院生?学院の許可証持ってきた?
学院の許可証がないとギルド登録できないのよ」
何度もこの説明してきただろうに表情が親身な気がした。
「はい。僕は既に登録しているので、他の6名の登録をおお願いします」
「承知したよ。じゃあ付いてきてくれる。私はハシム。よろしくね」
前に見た光景だ血をたらしての登録と水晶での能力測定。
確かこれでS~Hランクの中で最高はFになれる。
水晶に順に手を添える・・・
ハシム
「・・・・ えっ」
「えっ・・・」
「えーーーーーーーー」
「あなたたちはいったい何者・・・なに・・このレベル・・・」
因みに職業は全員剣士でごまかした。
できるだけ目立つの避けたいしね。
エルカ LV39 Fランク
クラス LV50 Fランク
エアリーシャLV39 Fランク
サーニャ LV48 Fランク
キリト LV52 Fランク
マニティ LV47 Fランク
全員異例のアイアンクラスで登録ができた初期登録での一番上だ。
まぁ、そうなりますよね。
ハシムさんは驚きのリアクションが半端ない。
で、周りの冒険者も驚いている様子で
既に、お子様といったような侮蔑する感じの人はなく
遠巻きに時間が停止したかのように見ていた・・・
改めて以下がランクとクラス
―――――――――――――
冒険者ランク
Sランク 白金 プラチナクラス
Aランク 金 ゴールドクラス
Bランク 銀 シルバークラス
Cランク 銅 ブロンズクラス
D~Fランク 鉄 アイアンクラス
GHランク 木
―――――――――――――
「次に従魔登録をお願いしたいのですが・・・」
俺はギルドカードを見せる・・・
そう言えばずっと更新していないな。
「あっ貴女その歳で・・・シっ シルバーなのね。もう驚かないわ。
ところで登録する従魔は?」
マニティ―はクマッコを登録する。
「珍しいわね。凄く可愛い」
クマッコは褒められて嬉しかったのか、フワフワ浮きながらマニティ―の周りを何度も回っていた。
「リル」
リルは前に召喚した時よりかなり大きくなった。前は100kgくらいだったかな・・
今は多分その倍はあるだろう
リルが現れると、もう驚かないわって言ってたハシムさんが完全に停止した。
「ちょっちょっと待ってーーーーー!!」
そう言い残すと消えてしまった・・・・
かなり不味かったかな。
ギルドに来た時に、怯える人もいたため一旦隠していたんだけど・・・
暫らくすると、バタバタ足音が聞こえ
「きっ、君が・・・私はここのギルド長をしているアッシムと言います」
ここはロックさんの用意してくれたギルド本部の親書を出しておいた方が穏便にいきそうだな
これ以上目立ちたくないし・・・
親書を見たギルド長は、直ぐに俺達をギルドの応接室に案内してくれた。
ギルド長と先程の受付嬢ハシムさんの他に2名ほどがいた。
「改めて ギルド長のアッシムです。親書の内容は読みました。
また貴女については直接何度かお話を伺っていまして、お会いできて光栄です。
紹介しておきます。
ここのギルドの中心メンバーでギルド主幹マッスイと解体部部長ドンコテです。
魔物などの買取や雑用など何でもお申し付けください」
マッスイ
「マッスイです。今後私がカティー様の担当をさせていただきます」
ドンコテ
「よろしく。今日買い取ってほしい魔物があれば言ってくれ」
「よろしくお願いします。
この後魔物の買取もお願いします。ただ相当の数があります」
皆が倒したものは全て俺のアイテムボックスに収納していたためかなりの量があった。
一度ではとても量がありすぎて駄目だろうなって思っている。
アッシム
「貴女の従魔ですが・・・
フェンリルで間違いないでしょうか」
リル「そうだ」
・・・・
ギルド職員
「魔物が・・・・」「人間の言葉を・・」
リル
「言っておくが我は魔物ではない・・・」
マッスイ
「もっ申し訳ない・・・ しっ神獣になりますか?」
リル
「そうだ」
どうもリルには・・・
魔獣と呼ばれる事の抵抗があったようだ・・・
その後色々施設についても説明頂いた後、あまり目立たないようにするといった親書の内容の為か
今は使用していないしていない解体場へ案内された。
マッスイ
「ここは窓もなく、何れ練習場は改造するために今は封鎖されている解体場です」
カティ
「では出していきますね」
C+ ブラックドッグ 345体
C+ デビルドッグ。 298体
C+ アーマードボア 235体
広い解体場が一瞬でいっぱいになった。
ドンコテ
「おいおいおいおいおい・・・・なんだなんだ!!」
ドンコテさんは目を見開いて、手で出すのを辞めてくれって感じできた。
やはりそうなりますよね・・・
「どうする? 家の資金とか留学先資金欲しいし・・他のギルドも回ろうか」
「そうだね」
ギルドで必要な話を終え次に向かう。
ラルクアのギルドに飛んだ。
ナイントゥさんが出てきて、事情を話したら解体場を閉鎖し場所を開けてくれた。
ナイントゥ
「前よりはここ大きくなったのよ」
解体担当
「このお嬢ちゃんたちがかい? 態々解体場の閉鎖なんてする必要があるのか?」
ナイントゥ
「間違いなくあるはず・・・カティーさんお願いするわ。少しずつお願いね」
C+ レッサーサーペント 150体
C+ デビルドッグ 215体
C++ ラッシュボア 402体
この場所もいっぱいになる。
他の解体職員が何故か涙をためて解体用の名が包丁を落としていた。
ナイントゥ
「カティ―さん 既にうちの限界です・・・」
解体担当
「これが入っていたアイテムボックスって・・・全てがおかしいだろ・・・
しかも魔物も・・Cの上級以上だぞ・・・」
ラルクアのギルドを後にし今度はビッカンボのギルドに
ロマニア公国から タスムクヤ国に入ったところにある街でカティはラシルと出会ったダンカスの森へ抜ける時に寄った街だった。
カティ
「お昼にしない?ここの郷土料理美味しかったと思う」
サーニャ
「ワイルドボアのクレコ煮込みか、レッドブルのステーキね。クレコ煮込みがお薦めよ」
カティ
「サーニャの故郷の国だったね」
クレコはピリッとした辛みの中に甘みがある。肉類と合う木の実だ。
俺達は、ギルドに行く前に腹ごしらえする事になった。
キリト
「知らない間に倒した魔物すごい数だったね」
クラス
「あの数・・・彼ら解体に何日かかるんだろう・・ちょっと気の毒に思えたよ」
エアリーシャ
「両方のギルド応援を呼ぶって言ってたわ。
お金は後日って・・・そうなるわよね。
カティ あとどれくらいあるの?」
カティ
「まだまだ沢山ある・・・困ったね。小出しするべきだった」
「・・・・・」
マニティ
「これ美味し―――」
どうやらマニティは食べるのに夢中だったようだwww
その後俺達はクレアの街のギルドとベスクトワのギルドに行って同じことをしたが・・・
まだまだ魔物は無くならなかった。
日を置いてから、もう一度行ったら・・・
俺の顔を見たっだけで解体担当者が悲鳴を上げていました・・・
ただA級と A+級の魔物を出したときは、どのギルド職員も絶句って状態だった。
A級以上も持ち込まれるが、
その量だけでなく倒した魔物の状態が綺麗すぎるって言っていた。
そのクラスだと大規模なパーティーで倒す事が多く魔物もボロボロになっているそうだ。
全部売り終わった後・・・
大金貨15枚程(1500万円)くらいの金額を受け取った。
お読みいただいた方、本当にありがとうございます。
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