入学式と出会い
学院編に入り登場人物が増えます。
引き続きよろしくお願いいたします。
--- 入学式 -----
サントモーリシャス魔法学院の入学式の日を迎えた。
この学院では元々魔法学科のみであったが、今では剣術や槍術、武術の学科もある。
この学院を開講してから同盟国も増え今では13か国。
各国よりの出資で成り立っており、同盟国の国力を高める目的で学科も広がったのだ。
学科が広がった理由は各国の推薦枠で入学する人達もいるので、得意なスキルを伸ばしてあげたいとなったようだ。
基本的には全員が魔法を覚える事を推奨している。
3年制で学科については本人の意思だけで自由に変更ができる。
ただし、総合判断によるクラス替えがあり一定のポイントに至らない場合は退学もある厳しさだ。
俺は30人ほどが入れる特別枠Sクラスに選ばれた。その他はA~Fに分かれている。
この中でSクラスのみ優遇があり、他はクラス分けこそあるが、同じ待遇である。
ホテル暮らしは明日までだ、Sクラスの学生寮は自由に出入りができると聞いて学生寮にいはいる事とした。
(アノン商会がホテル代を全て持っており、甘えるの申し訳ないしね)
サーニャ
「カティ一緒に行きましょ」
キリトとエルカも一緒に学院に向かう。
キ「この学院の入学式は他校とは違っていて凄く簡素らしいよ。だから入学式といっても、ここの国王からの挨拶があるだけみたい。その後、直ぐにクラス毎に分かれて説明に入るみたいだよ」
サ「わたしもそう聞いたわ。何でも前は同盟からの要人が入学式に集まったりもしたけど、警護の負担も大きくて、生徒優先で警護に力を入れる為簡素化されたって聞いていたわ」
カ「へ―そのほうがいいよね」
入学式の会場に着くと上級生達も居らず、1年生のみで国王の到着を暫らく待つって感じだった。
国王からの同盟国を盛り上げようというありがたい話も終わり、直ぐに各クラスに分かれる事になった。
待つのに60分・・・話は5分って感じ・・・無くせばいいのに。
特別枠のSクラスは敷地から違う用で案内され向かっている。
その途中で話しかけられた。
「カティさんですよね。わたしも一般枠で受験していたのです。アレクと言います。
できれば仲良くしていただけると嬉しいです」
なんだか憧れの人にでも会ったかのような勢いで来た。
カ「アレクさんよろしくお願いします。カティでいいですよ。こちらこそよろしくお願いします。」
ア「皆さん、お知合いですか?」
カ「サーニャには少し前に会って。キリトとエルカには此処に来てからね」
ア「一般枠で僕たちだけ見たいです。試験の時に凄かったのでカティさんに会いたくて」
サ「カティ、試験で相当目立ったのね。クスックスッ。
このクラス最初は貴族等もともと教育された人が多いの。後からのクラス替えとかで一般枠で入った人が増えるって聞いたわ。
貴族はここへ来る前にいろいろ習っている人も多いから最初は有利なのだけど、一般枠で入った優秀な人で凄く伸びる人も多いって聞くわ。」
そうこうしているうちに、Sクラスの敷地に入る。
一般の敷地とは高めの壁で判れており、何か所かに入出用のゲートがあった。
中に入ると緑が豊かで綺麗に整備されており、幾つかの建屋が分散していた。
かなり広大だ。3学年90人だけの為と考えると勿体ない規模であった。
歩いて間もなく男の子二人が走ってきて、サーニャに声をかけてきた。
「サーニャ様。わたしは貴女と同じタスムクヤ国のガランド子爵家のビルゲヤドです。こちらはイシュムク王国 コスマス男爵次男マスビットです。以後よろしくお願いいたします。よろしければ向こうで我々と歓談しませんか」
ビルゲヤド達はチラッとカティやアレクをみて
「我々と一緒の方が、その方が話も合うかと思いますよ」
サ「すいませんが、お断りさせていただきます。カティ先急ぎましょ」
「なんであんな。。。一般枠の奴らと・・・」
ビルゲヤドは苦虫を噛み潰したよう中をで、その場に唾を吐いていた。
・・・
Sクラス1年の教室についた。
かなり大きめの建屋で入口にはS1という案内板が立っており専用の建屋だった。
暫らくすると講師が入ってきた。
「みんな揃っているか?この特別室Sクラス1年の顧問ダンテだよろしく頼む。
年齢は35歳だ。ここイシュグランド王国の出身だ」
無精髭も伸びており35歳よりは、かなり歳がいってるような、おっさんに見えた。
ダンテ
「この後、皆には学科を自由に選んでもらう。各学科の講師も紹介しておく。
ただし武術の講師は全学年で1人なのでこの場には来ていない。では先生方どうぞ」
25歳くらいの気品ありそうな感じの人が前に出てくる。
「剣術のマスフィスです。基礎訓練の共同授業では皆さん全員と関わりますので剣術学科を選ばなかった人も、よろしくお願いしますね」
次に前に出てきたのは45歳くらいの人
「槍術のデスヴァンテ・・・・よろしく・・・」
声が小さくてよく聞こえなかった。
最後の講師は、小柄でかわいい感じの先生だった。
「22歳、魔法学科を担当させていただくピーニャです。得意魔法は水と召喚術です。よろしくね」
ダンテ
「では早速学科を選んでもらう。明日からは直ぐに授業となる。午前中は基礎授業を最初にやり、その後選択した学科の授業だ。
午後からは此処の特別敷地内で自由に学習してくれ。サークルを立ち上げるのもいいだろう。
では、武術を選ぶものがいたら私のところへ、その他は各講師の前に並んでくれ」
ピーニャ
(いた、、、カティ―さん・・・どうか私の前に来ませんように・・・)ブルブルブル・・・
キリト「カティはどこ選ぶの・・」
カティ「魔術を選ぶつもり」
サーニャ「槍術人気がないわね・・・先生もなんだか暗かったしw」
エルカ「わたしはもちろん魔術。回復魔法を鍛えたいの」
キリト「後から変えれるし俺も魔術にする」
全員「 えっ・・・ 」
カティ「あっアレクはどの学科?」
アレク「僕も魔術選ぶよ」
ピーニャ(おぉ・・・やはり魔術人気かしら・・・・・ カティさんが剣術を選びますように)
剣術のマスフィス(カティさん、こちらにきて欲しい剣術を選びますように)
俺が魔術の方に並ぶと・・
なぜか魔術と剣術の講師が声を上げていた。 「えーーー」
ピーニャ
「み・・・みなさん魔術選択ありがとうございます。
では早速魔術教室に行きますのでついてきてください」足がガクガク震えている・・・
先程サーニャに話しかけてきたビルゲヤドとマスビットもいた。
ひそひそと、だけど聞こえる声で話をしている。
ビルゲヤド「なんだかここ・・・臭くないか」
マスビット「くさいくさい。下流臭いね」
あいつらとは友達になれないな・・
ビルゲヤドはニタニタ笑いながら、また誰かを見つけたようで
ビルゲヤド
「あれ あいつはリルドのマニティじゃないか。
おいマニティ!米粒サイズ弱小国家のお前らがよく此処にこれたな」
「俺達に近づくなよ・・弱小がうつる」
カティ「おい!・・・」
俺が言いだそうとするっと、前を遮ってサーニャが
「ちょっとあんた達!いい加減にしてくれない。学びに来たのではないなら国へ帰ったらどうですか」
ビルゲヤド「いやそんなつもりじゃ」
こそこそと逃げていったね
サーニャもすごく腹が立っていたのかな
マニティ「ごめんなさい。ありがとう」
サーニャ「気にしないで、よろしくねっ」ニコッ(かわいいな)
マニティは隣国のリルド国の伯爵令嬢で、周りのイシュムク王国からは小さな国で田舎者と馬鹿にされてきたようだ。
その後歩きながら、マニティと俺たち皆で挨拶を交えて話してたら、魔術の教室についたみたい。
この特別クラスの区域は全て教室が別の建屋になっている・・・
お金かけ過ぎてる気がする。
ピーニャ
「皆さん明日からここに集合してくださいね。
魔法学科は魔法の基礎や魔素の特性などについて学びます。実技講習もあります。
最初は召喚術についてやるので楽しみにしてください。
ではこの後学園を案内して解散となりますね」
案内もしていただいた後解散となり、早い時間だったので皆で特別クラス域にある食堂に来た。
キリト「野菜がおいしそう!豆もある~」 野菜と豆好きなのか・・・
カティ「ここのお薦めは何だろう?」
店員「シチューとこの辺でと取れるバストエビのソテーよ。
後は・・・今日はないけどヤキメシというコメ料理が人気よ」
マニティ「ふぁあああ エビさん大好きですーー」
( エビ好きなのか、俺はコメがある事とヤキメシというそのままの言葉に衝撃うけてたけどね。)
コトさんもまだ謎だったけど転生した人って、、、他にもいるんじゃないだろうか・・・
結菜や隆二っていう可能性もあるのかな・・・
俺達は一緒に食事しながら親交を深めた。
サーニャ
「ねぇ提案があるのだけど・・・Sクラスは午後の授業はなく自由でしょ、ただ学院のどの施設を使ってもいいってことだしお互いに魔法とか高め合わない?」
カティ「いいね」
エルカ「いいと思う。カティ―に習いたいことが沢山ある」
アレク「僕もそれ思ってました」
カティ「えっ・・・」
マニティ「わたしも入りたいです。正式にサークルにするとダンジョンとかも行けるみたいです」
全員「えーそうなの いきたいね」
お読みいただいた方、本当にありがとうございます。
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