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島の改造

===ログイン===>【レギオンガルド島】


グッドモーイブナイト(和訳:おはようこんにちこんばんは)。


・・・相変らず挨拶の仕方が安定しない俺である。


それはともかく、昨日の宴会で情報は集まったし、英気も養ったし、今日から冒険を再開したい思う。


・・・が、その前にやることがまだある。


というわけでやって来たのは【レギオンガルド島】の西側・・・花畑エリアだ。


「えーっと、ミツバチの追加は・・・これか」


そう・・・ミツバチを放ち、ハチミツ様を作るのだ!


本当は一昨日のうちに放とうとしたのだが、昨日人を呼んでの宴会をすることになったので今日に持ち越しにした。宴会の隣でハチが飛んでたら気になるだろうしな。


しかし、もはや邪魔者はいない・・・ハチミツ計画始動である。


選べるハチミツ・・・じゃなかった、ミツバチの種類は9種類。リアルでの現生種と同じみたいだ。たしか、世界的に流通しているのはヨーロッパ・アフリカに生息しているセイヨウミツバチ、日本を含むアジア全域だとトウヨウミツバチだったかな?


細かい亜種まで含めるともっとたくさんいるらしいが・・・とりあえず、この2種で良いか。


この2種を・・・山側に残しておいた森の一部に設置。このハチたちは一応オブジェクト扱いになるため、設定という言い方になる。ハチたちは設置された場所に巣を作り、蜜を運んでハチミツを作ってくれるというわけである。


このハチたちはオブジェクト扱いなのでプレイヤーを襲うこともないし、逆にプレイヤーからどうこうすることもできない。万が一にもハチたちが誘拐?されたり、ハチミツを持ち去られたりする心配はないわけだ。


設置が完了すると、さっそくミツバチたちが現れる。それぞれ10匹ずつ、計20匹・・・その内、大きめのハチが二匹、俺の前までやってくる。それぞれのハチたちの女王蜂だ。この女王蜂たちに指示すれば後は勝手にやってくれるらしい。


「西側の花畑内でハチミツの作成を頼む。くれぐれも外のエリアまで出ないようにしてくれ。巣の大きさ、ハチの数、ハチミツの量は任せる。無理しないようにな」


俺がそう言うと女王蜂たちは頷いて山側の森の方へ飛んでいった。これから巣を作り、数を増やしてハチミツ作りをしてくれるのだろう。実際にハチミツをもらえるようになるには2、3日かかるらしい。いきなりハチミツがもらえないのは変にリアルな作り拘っているこのゲームらしい。もっともリアルなら2、3日でハチが巣を作って数を増やしてハチミツが出来上がるなんてことはありえないが。


・・・うーん、アテナたちも賛同してくれたとはいえハチが飛んでるのは花畑を見に来た一般プレイヤーには忌避感があるかもな。


他に何かないか探してると・・・チョウチョの設置もできるみたいだ。丁度良い。チョウチョが飛んでるのなら見栄えも良いし、ハチたちが混ざって飛んでいても気にならないかもしれない。オブジェクト同士だからハチとチョウチョでケンカすることもないしな。


というわけでチョウチョも設置・・・俺が知っているチョウチョの種類なんてアゲハチョウやモンシロチョウくらいなもんだったけど結構種類があるんだな。俺はその中から見栄えがよさそうなチョウチョを選んで設置して行く。


「おお! 中々良いな」


様々な色の花畑の中を飛ぶ様々な色のチョウチョたち。チョウチョたちは特に何か生産するわけではないのだが、見るだけでも結構楽しそうだ。


俺が手を加えるのはこれくらいで良いだろう。あとはうちのクランの女性陣にお任せで。


花畑を後にし、北側へ移動。


ここは、中心の山から流れる川とその途中で湖、そして海へと流れてく・・・水場エリア? だ。


ここの川や湖では釣りができるよう食用の魚が釣れる様にする予定。


川や湖の魚と言えば・・・イワナ、アユ、ニジマス、ヤマメ、ワカサギといった所か。お、サケも追加できるな。そして肝心な・・・ウナギ様! 当然、追加だ!! ・・・選択肢にはウナギとしかでてこないが、この場合、ウナギは天然になるのだろうか? それとも養殖? ・・・深くは考えない事にしよう。


このまま海の設定をしておくか。


ブリやスズキ・・・おお、カツオにタイまで! あとは・・・タコとかイカとかカニとかエビとかアワビとか・・・海の幸尽くしだな。コイツらを島の周囲の海に・・・いや、そうなるとただ海で泳ぎたいだけのプレイヤーの邪魔になったりするかもな。北側の海だけにしておくか。


他の海では代わりに、昨日の宴会でリクエストがあったのでイルカを設置しておこう。さらにラッコにペンギンも・・・なんか水族館みたいになってる気がするが気にしてはいけない。


・・・北側には海の男とか釣りが趣味の連中が集まってきそうだな。


続いて東側の森へ移動。ここはただの森だ。・・・今の所は、だが。


そう、ここは男心をくすぐる秘密基地になる予定なのだ!


・・・とはいえ、秘密基地である以上、それらの施設は表には出てこないわけで・・・そうなると、ここは、ただ木々が広がっているだけの森になってしまう。


それでは寂しいにカモフラージュも必要だろう。というわけでこの森にもなにか設置しよう。


森の動物といえば・・・うん、これにしよう。


俺が選んだのはウサギ、キツネ、タヌキの三種だ。・・・他にもイノシシとかシカとかクマとかも選べたが、中型から大型の動物は遠慮した。今回は癒し系の小動物優先ってことで(笑)


・・・ウサギにも色んな種類がいるな。真っ白いニホンウサギは勿論だが、茶色で耳が垂れ下がったロップイヤーとか、たてがみみたいな毛があるライオンラビットとか、文字通り白黒のパンダウサギとか・・・とりあえずかわいい系は全種だな。


キツネもアカギツネやフェネック、ホッキョクギツネなんてのもいるな。タヌキは日本に生息しているホンドタヌキやエゾタヌキ以外にもタイリクタヌキとかいるな。・・・愛らしいし、全部採用で。


あとは・・・鳥系かな。ホトトギス、カッコウ、ウグイス、フクロウを追加。特徴的な鳴き声で選んでみました。鳥のさえずりとかを聞いてると森の中って感じがするよね。


そして森といって忘れてはならないのが・・・カブトムシとクワガタムシだ!(断言) ・・・【ビートル君】や【ガタック君】のような小型メカではなく本物の生き物の方な? 男の子の憧れだから。虫が苦手な人でもこの2種だけは別だよねぇ。


これぐらいかな? あんまりこの森に色々増やすと秘密基地を作る時に弊害が出そうだし、こんなもんだろう。


最後に昨日宴会をした南側・・・【インフォガルド】と【アイゼンガルド】のクランホーム前までやって来た。


うん、綺麗に片付けられてるな。・・・それは良いんだが・・・昨日のにぎやかさが嘘のように静かでなんか寂しい感じ。


現状の南側エリアは二つのクランのホームがポツンと立っていて、その周囲にベンチやらテーブルが置かれているだけであとはただ平原が広がってるだけの寂しい感じ。


これはいかんということで、ここにもオブジェクトを設置。


ここにはリクエストがあった猫や犬を放とうと思う。きっと待ち時間とかにプレイヤーたちを癒してくれる存在になるだろう。


・・・うわぁ・・・猫も犬も今まで以上に種類がたくさんあるな。さすが人間が飼うペット一位と二位。


まずは猫・・・ロシアンブルーとかアメリカンショートヘアとかかわいいな。他にもたくさん・・・できるだけ種類を豊富にしようか。そうすればプレイヤーたちも飽きがこないだろう。


犬のほうは・・・猫もいるから中型犬や大型犬は避けようか。選ぶなら小型犬から・・・チワワとかトイプードルとか・・・ポメラニアンとかマルチーズとかも良いな。


こんな感じで増やしていったら・・・


「・・・大分にぎやかになったな」


あちこちからニャーニャーとかキャンキャンとかの鳴き声が聞こえてくる。どうやた調子乗って増やしすぎたらしい。


いや! この場所はかなり広さなんだから上手い具合に散らばれば丁度良い感じになるはずだ。


問題は俺の足もとに擦り寄ってくる大量の犬猫たちをどうやって散らせるかだが・・・おいおい、よじ登ってくるなよ!?


・・・そうだ! 遊び道具で釣ろう!!


俺は適度に離れた場所にキャットタワーやボールなどの犬猫たちが好きそうな遊び道具を配置していった。


・・・ふぅ、良かった。上手く散らばってくれた。


ん? なんだ、マメシバ君?


・・・このボールを投げろって? 仕方ないなぁ。


俺はしばらく犬猫たちと戯れるのであった。


(*・ω・)*_ _)ペコリ


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