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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
「崔浩先生」政治家編 東晋前期

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478/846

周顗11 周顗さんつおい2

謝鯤しゃこん周顗しゅうぎさんに言う。


「お前さんは神殿に立つ樹のようだな。


 遠くからそいつを見てみりゃ、

 ピンと伸びて青空を切り払っている。


 けど近付いてみてみりゃ、

 その根元には狐が巣を作ってる。

 抜け毛だ糞尿だでどろどろだ!」


色々ド汚い手でのし上がったくせに

なにお澄まししてやがんだてめえ、

そんな感じですね。


けど、周顗さんはしれっと返す。


「枝葉が青空を払うと言ったところで、

 実際にその高みに

 達しているわけでもない。


 それに狐どもが

 入り乱れているからと言って、

 樹そのものが

 汚れていることにもなるまい。


 ものは見ようだよ、謝鯤君。

 汚れているように見えるのは、

 君がそう言ったものを

 抱えているからではないのかね?


 はいはい自己紹介乙wwwwww」




謝幼輿謂周侯曰:「卿類社樹,遠望之,峨峨拂青天;就而視之,其根則群狐所託,下聚溷而已!」答曰:「枝條拂青天,不以為高;群狐亂其下,不以為濁;聚溷之穢,卿之所保,何足自稱?」


謝幼輿は周侯に謂いて曰く:「卿は社が樹に類さん。遠きより之を望まば、峨峨として青天を拂う。就きて之を視れば、其の根には則ち群狐に託たる所となり、下は溷れの聚まりたるのみ!」と。答えて曰く:「枝條の青天を拂うるに、以て高きを為さず。群狐の其の下に亂るるに、以て濁れるを為さず。溷れの聚むるを穢きとせるは、卿の保ちたる所なれば、何をか自れを稱せるに足らんか?」と。


(排調15)




汚職やめろ的謝鯤さんの皮肉、全く通じてません。周顗さんつおい……。

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