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世説新語 on なろう  作者: ヘツポツ斎
東晋の元勲 王導

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222/846

王導10 耄碌宰相    

王導おうどうさま、その官途の末期には

まともに職務を執っていなかった。

封のされた文書も、中も見ずに裁可する。


ある日、王導さまは嘆じて言う。


「わしのことを皆が耄碌した、と言う。

 なあに、のちにこの耄碌を

 懐かしく思うであろうよ」




丞相末年、略不復省事。正封籙諾之。自嘆曰:「人言我憒憒、後人當思此憒憒!」


丞相の末年、略ぼ復た事を省ず。正に封籙し之を諾す。自ら嘆じて曰く「人は我が憒憒たるを言うも、後の人は當に此の憒憒たるを思うべし」と。


(政事15)




末期だと蘇峻の乱のあと、地方長官として中央から引っ込んでいた頃ですね。引き際の上手いジジイだわ。

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