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Project Alpheos(プロジェクト・アルフィオス) ~あなたのリクエストで星の未来を取り戻せ~  作者: だしのもと
Project Alpheos 体験ミニストーリー(星レベル1~9まで)

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【やっぱり料理は苦手すぎる】

※挿絵はAIイラストを使用しています

「わぁぁぁっ!? “弱火でコトコト”って言ってたのにーーっ!」


挿絵(By みてみん)


キッチンに、慌ただしい声と煙が充満した。

コンロの上では、煮込み鍋が想定外の自己主張をしている。

ゴボゴボどころか、バチバチと火花を散らしていた。


「コーギーちゃん!!守冠のレシピ情報、全然役に立ってないよ~!」


慌てふためくキララは、火力調整のスイッチをガチャガチャしながら叫ぶ。

コーギーちゃんも足元でウロウロ落ち着きがない。


「キララ!いいから早く消さないと危ないよ~~~!」


「だよね!?お兄ちゃんにバレる前に……鎮火、鎮火~っ!!」


結果?

その試みは、尊い犠牲と共に幕を閉じた。


そして、悲劇は続く。


「……キララ」


数分後、帰宅したピカルが、低い声で彼女を呼んだ。

背後には、まだほのかに香る“焦げた何か”の匂い。


「これは一体どういう状況?」


「あはは....えっと....料理がんばってたんだけどね!?そう!がんばってたの!」


キララの空笑いにピカルは大きくため息をついた。


「いいか?まず、レシピを見た上で分量を正確に測るというのは、調理の基本中の基本だ。そして食材の切り方にはそれぞれ意味があって、火の通り方や食感、味のしみ込み方に関係するんだ。

さらに――」


淡々とした講義が始まった瞬間、キララは悟った。


(あ、これ……長い説教コースだ……)


「ちゃんと守冠でデータを確認したのに、なぜ火が上がるのか、まずその経緯を……」


「だって~~! 表示が光っててよく見えなかったの!あと、カタカナ多すぎて~!」


涙目で弁解するキララに、ピカルは眼鏡をクイッと押し上げる。


「……学習意欲は認めるが、改善の余地は大きいな。」


その夜、キッチンには“アルフィオス式調理論・基礎編”という名の説教が一時間続いたという。

参加者リクエスト:キララに料理をさせる


お読みくださりありがとうございます!

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