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人を呪わば
「ラビー」
そう呼んでも、ラビーはもう僕の言葉が耳に届かないのか、耳をぴくりと動かすこともなかった。ラビーはふぅふぅと荒い呼吸をしながら、僕の首にナイフを這わせ、一気にぶすりと突き立てる。そしてぐるりと抉って、抜いてはまた刺すのだ。
「僕は間違っているのかな?」
訊いたってラビーは答えない。僕の首の傷口がごぽりと音を立てただけだ。
拘束椅子の上、飛びそうになる意識の中、僕は考えていた。どうすれば、明子を犯した男たちにこの悪夢を見せることができるだろうか。どうやったら、彼らをドリームランドに連れ込むことができるだろうかと。
苦しければ苦しいだけ、痛ければ痛いだけ、僕は救われるような気がした。
まずは男たちを特定しなければならない。
それから――。




