16話 魔力本願
ようやくある程度の内容書き切れました^^;
忙しくて、本当に
執筆する時間ないです^^;
本当にごめんなさいm(_ _)m
...ザナール。
どこか聞き憶えのある
その名前は、
ただ心に違和感を抱かせるだけで、
何も思い出す事はない。
しかし、顔写真だけは
1度目のあの世界で
見たことがあると。
何処かで会ったことがあると、
そう感じる。
虚しく心に残る
その糸1本は、
いつか2人の運命を
大きく狂わせることとなる。
だが、それはまだ先の話。
(まあ、まずは武器の調達を済ましておかないとな... 予算云々の前に
この間拾った剣があと少ししかないからなぁ)
まだ魔法なんて殆ど使えない
俺たちに、打撃武器がないのは
非常にまずい。
現時点の技量、魔力で
数多ある魔法の内、
攻撃魔法、防御魔法、変化魔法の
代表的な3種は使えるのだが、
あくまで使えるだけであり、
魔法の威力は低い上、
消費するMPも大きい。
基本的にこれら代表的な3種の魔法は、
修練を積めば限界はないに等しいと
言って良いほど威力、燃費の良さが
増していき、最終的には
S級魔法となる。
もちろんS級まで進化しない
ものも中にはあるが、例えば
攻撃魔法の最も基礎的で
誰もが覚える魔術である
ボール系の技。
例えば
「火球」
は、最終的に
「死炎隕石」
と、ただ手中から
火の球を出すだけの技だったのが、
魔力を注ぎ込み、宙に大きな魔力体を
生成していき、完成したものを
敵の頭上に落とすという、
流石は最高級、S級に属する魔法だと
言わせんばかりの威力を誇る大技となる。
因みに、相手の苦手な属性に対して
球魔法はより高い効果を発する
ことが分かっている。
要するに、水属性を得意とするものは、
スキルに「水属性変換」
という本来なら変更不可な
自身に纏う魔力の属性を変化させられる
ものを持つことで、より自身の発する水属性魔術の
威力を高くしようとする。
しかし、それは
自身の属性そのものを変えて
しまう。それ故
変えた後の属性が苦手とする属性ダメージ
が非常に大きくなる。
例えば水属性が苦手とする属性は
雷属性なので、
雷属性のダメージを喰らえば
防御力にもよるが、基本的には
致命的な一撃となる。
相手にとっての致命的な一撃。
それは自らの
相手に対する決定的な有効打に等しい。
だからこそ、球魔法は
原点にして至高とも言える
魔術なのである。
人によって適正のある属性、
ない属性と分かれるが、
世界は広く、
全属性を自在に操れるという
ツワモノもこの世には
存在するそうだ。
仮にそのような
ツワモノと対峙しようものなら、
自らの苦手とする属性球魔法を
放たれ、一瞬にして
無残な屍と化すことになる。
だが、人を見一瞬にして無残な屍と化す
ことが可能という魔法。
S級といえば、そのような魔法は
他にもあるが、
そんな魔法は魅力的だ。
…しかし、
今の奏太達には
S級はもちろんだが、
A級もB級も使えず、
現在使える魔法は
全てD級(最低ランク)の
ものだ。
故に奏太達は
魔力をまともにコントロール
出来るようになるまで
打撃武器を中心とした
戦闘を行うしかない。
だが、数打ち品でしかなく、
いつかは消耗する
打撃武器で旅に出るというのは
心許ないものである。
ガイナルエストの掲示板に貼られていた
地図を見ても、街が周辺に全くない
場所もある。
そんな所を数打ち品だけで
生き抜こうとするのは
自殺行為である。
だからこそ、今の時点でまともに
旅など出来ない。
こうして考えてみると、
今奏太達が魔法を
覚えることは
非常に大事なことであり、
それがないと
地球を救えない。
だからこそ
奏太は
中枢地区に向かいながらも、
ガイナルエストの滞在期間に
ついて、
もう少し修練を積むべきだったかと
後悔、思案するのだった。




