こんな夢を、見てました。
おはようこんにちはこんばんは!
破壊滅亡新白米です。
初投稿でどこまで行けるか分かりませんが
よろしくお願いします!
2、3日毎程度で頑張ります!
_________目を覚まして
目を覚まして 五月女奏太くん_____________
そんな声が聞こえた気がする。
いや、確かに聞こえたのだ。
俺自身がそれを分かっているのだから。
でも、俺はそれを認めたくない。
何故だろうか。
それは...
きっとあの日。
あの日から始まった惨劇。
俺の大切なものが
全て失われた日からだろう。
目の前の建物が崩れ落ち、
母も父も兄も姉も弟も妹も
友達も先生も近所の人も
コンビニの店員もスーパーの人も
ゲーセンの店員もガソリンスタンドの店員も
花屋の店員も。
全員が消えた。
全部が消えた。
皆が死んだ。
何が起こったのか。
そんなこと全く分からなかった地獄の日。
それからかなりの間は地獄の日々を
味わうことになったのだ。
そうした日々を過ごし、過ごし、過ごし。
長い長い歳月が経った頃に、漸く俺は
皆が居なくなったことに気付いたのだろう。
_____はは。バカみたいだな、俺は。
ずっとずっとみんなが生きてるって。
何処かにいるって。
これは夢なんだろうって。
目の前で見てしまった、この眼球に焼き付けられているあの光景を忘れたいが為に
自分にまで嘘をついていた。
本当に、夢なのかな。
確かにそう思えばそうだよな。
まるで夢を見てたみたいだ。
いつかは分からない。
でもはっきりと覚えている、
あの日からずっと..........
そうして、その長い地獄を潜り抜けた
俺に待っていたのが、今のこの幸せな生活。
結婚して、職場で皆と仲良くなった
今は、いつか強く感じた恐怖も、絶望も
強くは感じない。
どうしてあんなことが起こったのだろうか。
それは俺にだって分からないさ。
でも、明らかにかつての友は死んだんだ。
家族でさえも全員。
そんな現実受け入れたくない。
そう言われればそう。
でも、受け入れなきゃいけない。
俺も、成長しなければならないのだ。
そうした責任感から俺は今日も
会社へと出掛けて行く。
そんな俺が引き起こしたのかもしれない。
あの、虫酸の走る悪夢は。
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