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我らは信長家臣団  作者: 大和屋
天下統一編
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40/178

40話 畠との出会い

朝五時。

俺はキンと張りつめた空気の中、散歩に出かけていた。

「誰もいないな。」

そりゃ、朝五時だからなあ。

「あれ?」

俺は12、13歳ほどの少女を見つけた。

「あ、大滝家の方ですか?」

「ああ、大滝家の当主だ。」

「ああ、よかった。おねがいがあります。侍女にさせてください。」

侍女?

「かまわないが、何かあったのか?」

「はい。わたくしはたと申します。もとは越後の百姓だったのですが、上杉謙信殿が、いえ、謙信殿の足軽たちが、私たちに乱暴を働くのです。私の父は暗殺されましたし、母は上杉家に強制的に連れていかれました。なので、大滝家に仕えとうございます。」

「分かった。ところで、係は何がいいのか?」

「係、とは?」

「大滝家はその人自体の個性によって、仕事を分けている。例えば、教育係や武術指南など。」

「いえ、私の特技は教育や武術などではなく、花や作物を育てる事です。お役に立てませんか?」

「そんな事はない。実は俺、西洋医学を学んでおるのだ。そこらへんの花をちょいちょいといじれば、とんでもない薬になるからな。」

「そうですか。分かりました。仕えさせていただきます。」



畠は数年後に、『神の贈り物』と呼ばれるほどの、大きな活躍をする事になるのだが、当然、俺は知らないし、本人も知らない。

そして、畠と俺の出会いは、『神と救世主』という物語となり、現世で大ブームとなるのだった。

主人公は、西洋医学に詳しい設定にしています。

これからも小説でちょいちょい触れていこうと思いますが、薬草の作り方や治療の施し方は全くちがいます。

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