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大切な家族の元へ

 ウェンに回復魔法をかけるとみるみるうちに傷が塞がっていった。


 だがやはり疲れまでは取り除けない。ウェンは俺の胸の中で深い眠りについた。


 済まねえな相棒。こんな情けないやつが指示ばかりだして。


 だがウェンの活躍によりとんでもないことが起こっている。


 まず人間側の中で唯一劣勢だった北方でアズラ族が後退したこと、それから多くのアズラ族が戦闘できなくなったということだ。


 それ即ちここでのウェンの活躍により人間側は念願の勝利を目の前にしたということだ。


 北方の人たちは死んだ人への思いを馳せているが今はそれ以上に喜びを分かち合っている人が多い。


 そうえば平治の乱も後白河上皇を救う前はすごい劣勢だったな。保元の乱もそうだったが。


 これで出師の表に示したことは達せられた。そして父さんの敵討ちも終わったというわけだ。


 色々やっているうちに俺も大きくなってしまったな。


 出師の表ももう懐かしいと言ったところだ。この世界に産まれて12年ほどか。


 時間が立っていないように見えて北方の復興や南方をすぐにたったとはいえそれにも時間はかかったしな。


 ここで俺の人生の一章は終わろうかと思ったが俺はどうも気になったことがある。


 父親の死から連想されることがある。


 それはカイルのことだ。妹もだが。


 長きにわたってあっていないなにかあったらどうしようかと急に不安になった。


 特に小さな妹を抱えるカイルは大変だろう。少しでも支えにならないと。


 俺は非常に自己中な理由でここを離れるとユリハに伝えた。


 ユリハも戸惑ったが仕方ないと言った様子で承認してくれた。


 そういうとこきらいじゃない。


 俺はさっそうと準備を進めた。


 ウェンがせっかく早く終わらせてくれたのに申し訳ない。


 済まないが俺のいない間再び頼むぞ二人とも。


 俺は北方から姿を消した

どうでしたか?


カイルの元へ向かうシーヴァル


どのような再開ができるのでしょうか

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