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夢…という勘違い

目の前でめっちゃタイプの可愛い人がオロオロしてる。

何?俺に気でもあんの?


「あ…あのっ!」

やべっ!超絶声も可愛い。

しかも、なんか涙目だし。

誘ってんのかよ?今日で二件目?

何これモテ期?マジであるんだ。


「な…なんっすか?」

やっべっ!俺今超喉カラカラで声がかすれる。

なんだろう?胸が激しく高…ならない?下半身もなんかスースーする…下半身?

不意に足元が気になり下を向くと…足が無い。


「え?…は?」

何これ?どういう事?

俺は完全パニックに陥った。

下半身…腰から下が見えない。

え?でも、さっき俺振り返ったよな?

手で下半身を確認しようとすると手が動かない…いや、動かしている感覚はあるけど手が見えない。

「は?あ?」

間抜けな俺の声が聞こえるけど…顔はあるんだよな?

あれ?どうなっているんだ?


「その…ごめんなさい!」

突然目の前のコスプレ女に謝られてハッと我に帰る。

何俺パニってんだ?そもそも足が無いとか手が無いとか無いだろ。

むしろ、この空間もあり得ないだろ。

そうか…コレ夢か。

冷静になろうと一呼吸おく。

うん、大丈夫。コレは単なる夢なんだから。

とりあえず夢なんだから何しても良いんだよな?

むしろ、妄想したらその通りになるんじゃね?

よし、脱げ脱げ脱げ脱げ脱げ脱げ!

俺は渾身の妄想で、コスプレ女を脱がした。

巫女のような感じだけど、とこるどこる肌が見えて脱がなくてもエロい感じがする。

髪もピンク色のサラサラロングヘアで、前髪ぱっつんだ。

ぱっつん似合う女は少ないが、こいつはコレで良いと思う。

どう見てもよくあるエロゲの簡単に落ちるキャラだ。

こーゆうキャラは脱がすのが得意だが…目の前の女は脱ぐ兆しが見えない。

くそっ!


「本当にごめんなさい。

私の手違いで貴方を生きたまま殺してしまいました」

コスプレ女は深々と頭を下げる。

おお!さすが夢。

パラレルな発言キター!

生きたまま殺すとか矛盾ヤベェだろ。


「んじゃ、殺された腹いせに脱いでくれんの?エロい事…わかるよね?」

ゲスな発言だとは分かってるけど、ゲスなエロゲの主人公みたいなことを言ってみる。

目の前ののコスプレ女はぶるるっと震え目を伏せ身体を守るように自身をだきしめた。

ええ表情するやんけ!さすが俺の夢!

俺は無い手足を動かして彼女に近づく。

鼻息が荒いのは仕方ない。


「ごっ…ご勘弁を!」

女に拒否されるから一瞬戸惑ってしまう。

でも、コレは夢なんだし嫌よ嫌よも好きのうちってやつだ。

エロゲで学んだじゃ無いか!

俺がコスプレ女に手をかけようとした時、コスプレ女はすーっと歩きもせずに後退した。

くそっ!


「そ…その代わり、貴方様のお好きな条件で転生させて差し上げます!

裕福なご家庭が希望ならその通りに致しますし、スポーツ万能がよろしければそうします。

もちろん、記憶を残したままが良いのであればその通りに…全てそうされたいのでしたらその通りに致しますゆえ!」


あーコレちょっと前から流行ってる転生系か。

最近そんなラノベばっかり読んでたから夢にもそんなのが出てくるんだ。

「もしかして、お前女神様ってやつ!?

だったら…異世界転移でレベルMAXの特殊能力付きで!

もちろん、異世界は剣と魔法が溢れるファンタジーなところな!」


「あ!それなら最適な場所がございます!…が、よろしいのですか?あと、見た目はいかがされますか?

貴方はその…形式的に亡くなっていますので、転移ができません。

代わりに見た目はそのままで…とういことなら可能ですが新しい世界にそぐわない可能性がございます」

「マジか…俺童貞のまま死にたくなかったからな…それなら、俺の今のまま行きたい!

ちなみに、即死は嫌だから長生きしたいな!

100歳…いや、300歳くらい今の姿のまま何しても死なない身体にしてくれ!」


「かしこまりました。

では、もう一つ確認が…その…特殊能力とやらはどう致しましょう?」

「なんでも良いよ!チート的なやつ。そうだな!イメージしたものがそのまま出てくる錬金術が良いかな!」

「なるほど、イメージしたものがそのまま出てくる錬金術ですね。

承りました。

でも…本当によろしいのですか?

元の世界で無くとも?」

「もちろんさ!

あ、ただし、言葉が通じないのは困るから言葉が普通に通じるようにしといてくれ!

さぁ!夢と冒険の世界へ!いざゆかん!」


「かしこまりました。

では、貴方を希望の世界へ導きます」

コスプレ女兼女神様が手をすうっと差し出すと辺り一面真っ白に包まれる。


あぁ…なんだか夢の中なのに眠くなってき…。

そのまま俺は眠りについた。

最後に見た光景は女神様の苦笑いだったので、もしかしたら人間が居ない世界だったらどうしようと今更ながら焦り始めていた。

よろしくお願いします

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