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苦味も分かち合う
キッチンの電気だけ付けて、ケトルに水道水を入れる。
いつも1人。けれど、今は2人。多めに入れる。
いつもより重く感じる。こういう重さに慣れない。
夜桜と居れば幸せは2倍だろうけど、その分、責任も2倍だ。
増えることもあれば2分にしなくちゃならないこともある。
それが分かった。
冷凍庫を開けて残りの珈琲をスケールで測る。
カップが大きめだから、3杯取りの量で豆を使うけど、30gにするとほんの少し余る。
それは1杯に出来ないくらいで、これを足せば苦味も増える。
迷った末に、苦味も分かち合おうとする事にした。




