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ごめん
どれくらい時間が経っただろう。
月陽が離れて、目を抑える。
「ごめん」
その一言に対して何個もの質問が溢れる。
考えないと傷付ける事になりそうで、ずっと拳を握ってその痛みが唯一私を冷静にさせている。
人に傷付けられてきた月陽が、人を傷付ける事はしない。
それに、好きだと。愛してると。
そう言った意味を考えろ。
いつだって自分の幸せを願った私と考え方が違うのは分かってた。
ただ、分かってなかったのは月陽が自分を蔑ろにしてその考えを持っている事だった。
だから、あんなことを言ってしまう。
「ごめん」
「聞きたいのはそんな言葉じゃないよ」




