ブリさんは第四エリアへ行きたい ⑤
一度全員で死に、私たちは元の姿に戻る。
そして、下に降りて置かれているオブジェクトを台座に並び替える。すると、その瞬間、私たちの足元がぱかっと開いた。
「また落ちるんでぃ!?」
「これって正解なのかどうかわからんから飛んで逃げることしたくねぇなぁ!」
「正解であってほしいですけどね……!」
私たちはとりあえず落下していくことにした。
絶叫系よりはるかにスリルがある。なんてったってバンジージャンプ紐なしをやってるようなものだから……。
というか落とし穴にも数回ほどかかっているからもう慣れてしまった。
私たちは落ちていくと、なにやら水に囲まれた祭壇のところにやってきたのだった。
「正解っぽいねぃ」
「よかった……」
水で囲まれた祭壇。
とりあえず私たちは登ってみると、祭壇の上には大きな壺のようなものが置かれている。これを持って帰れ……ということなのだろうか。
そうではないと思いたいが。
すると、私が持っているさざなみの剣がなにやら光始めていた。そして、勝手に壺の中に投入されたかと思うと、その瞬間壺はグネグネ動き始める。
そして、壺は大きく飛びあがったかと思うと……。すぽっと私に覆いかぶさってきた。
「え、なに!?」
《スキル:武器召喚 を取得しました》
《スキル:武器召喚 がスキル:熾天使の剣 に反応しました》
《スキル:熾天使の剣が少し変化し、スキル:熾天使の剣(光) とスキル:熾天使の剣(水)に分かれました》
《さざなみの剣 と機械竜の加護が反応いたしました》
《新たにスキル:マルチアクアビーム を取得しました》
そして、私はぽんっと外に吐き出される。
そして、今度はセルリアンの武器に反応し、セルリアンと白い本が飲み込まれる。壺に入ったセルリアンと武器が合体しているのか、壺がぐねぐね動いている。そして吐き出される。
今度はブリさんが飲み込まれた。ぐねぐね動き吐き出される。それが終わると壺は消え、私たちは海の上に落とされたのだった。
「新たなスキルを得たでぃ……。あれはいったい何だったんだ」
「私も聖水というスキルを獲得しました……」
「私は熾天使の剣が水と光に分類されたのとマルチアクアビームっていう……」
たぶん熾天使砲のビームとは違い、水属性のビームを放つというものなのだろう。
名前つけとこ。
「大天使砲って名づけとこ。あと熾天使の剣とかにもつけておかないと……」
熾天使の剣の光はウリエルソード、水はラファエルソードでいいかな。
「ま、まぁちょっとしたハプニングもあったが第四エリアに……。ってあたいの借りたボードがねぇ……!」
「泳ぐしかないね……。さすがに距離が……」
「クソ野郎がぁああああ!」




