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仮想現実の世界で自由な旅を 【完結】  作者: からくり
chapter1

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ep.17

『さて……急いだのには理由がいくつかあるんだ』

「もうすぐ夜で満月の夜限定の花が咲くからだろ?」

『それと、もう1つ』


地面が揺れる。

辺りを見回すと、木々も揺れ、葉が落ちて行く。


『護りの獣、プロテージャー。ここ月光の森のボスモンスターだよ』


現れたのは周りに生えている木と同じ大きさの熊。

熊なのに二足歩行してるのはどうかと思うが……

全身真っ黒の毛に覆われているが、首元の少し下だけ白い円ができている。

ツキノワグマは半月だが、それが満月になったみたいだな……大きさはかなり違うが……


プロテージャーはこちらを見つけると、両手を上げ咆哮を上げた。

思わず耳を抑えながらしゃがみこんでしまう。


『さて、と。これを倒さないと花を採取出来ないから頑張るとしますか』


咆哮を上げているというのに、不思議とミウロゥの声だけはしっかりと聞こえた。

左手で剣を持ち、プロテージャーと対峙する。


『流石にちょーっと強いから時間はかかるかも。でも大丈夫、リベットは私が護るから』

今回は短いので2本立てでお送りします。

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