「ネガティブちゃん」まだまだです
【12月31日午前6時】
【美琴の部屋にて】
ネガティブちゃん「またまた登場してしまいました……」
ネガティブちゃん「非常に恐縮です」
ネガティブちゃん「ちなみに美琴さんはぐっすり寝ております」
ネガティブちゃん「本当は起こさないといけないのかもしれませんが、かわいそうなので起こせないでいます……」
ネガティブちゃん「それにしても、美琴さんはよくみるとかわいいですよね」
ネガティブちゃん「ツッコミキャラというやつに埋もれてかわいさが半減しちゃってるんです」
ネガティブちゃん「私は美琴さんのこと、かわいいなって思います」
ネガティブちゃん「私はかわいくないので」
美琴「はっ」
美琴「今日は出番だった!」
美琴「ネガティブちゃん!」
ネガティブちゃん「あ、美琴さん」
美琴「あ、じゃないよ!今何時!?」
ネガティブちゃん「まだ6時ですよ」
美琴「はあ、よかった。もう、ネガティブちゃん起こしてよー」
ネガティブちゃん「え!す、すみません。あまりにも気持ち良さそうに眠っておられたので、起こすのがかわいそうに思えてしまって……」
美琴「あ、なんかごめんなさい」
ネガティブちゃん「いいんですよ、わざわざごめんなさいなんてお前に言うかなんて言わなくても」
美琴「いい加減それやめよう」
ネガティブちゃん「ほんとうに、いい加減というものがわからなくてすみません」
美琴「……」
続かない。