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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第4章 アラサー女子のお仕事模様♪
64/70

58.声が効くんです

何に?どこに?笑

『…という訳で、来週から順次この内容で調査を開始します。よろしいですね?』


はぅ〜…また怒涛の調査攻撃。

何が大変かて?そりゃあんさん!


以前にも何度かあった内部監査。

監査する方は必要な各書類を把握した上に、その内容もきちんと理解していなければ、調査なんか出来ないし、ましてや不正を発見するなんて…。

各部署によって業務内容、必要書類が違うから、調査の度に覚え直さないといけないし…。だって前の調査のことなんて覚えてられないしぃ…。


つまりめんどくさ…

『すみませんね…。うちの問題がこんなことになって』と、私の心内を読み取ったように後ろから声が響いた。


「あ。牧くん。お疲れ様…は、お互い様だね?」聴き馴染みのある声に振り向く。


…この低い抑え気味の声が好きだったりするのよねぇ。とぼんやりと見上げたら。


『…ありがとうございます』


ふぇっ?!


『そんなことないです。自分の不手際の結果、皆さんのお手を煩わすことになったんで…』


あぁ!そっちね!あはは。

びっくりしたぜぃ!私の心の声がダダ漏れてんのかと…。焦った。

エスパー牧くんかっ⁈タイミングよすぎだろっ。


「あ〜その…なんだ。あれだあれっ!え〜っと…その為に出向になったんだと思うわけよ。だから仕事だ!仕事なんだから、当たり前のことをしたまで?気に病むことはないし」と、挙動不審に目線をあちこちに移しながら

…ごまかせたかな?と、ふと牧くんを見上げると、じっ…と私を見つめている目線と絡む。


『…な〜にをそんなに焦ってるんです?…まったくあなたは…くくっ』クスクス…と笑い始めた。


あぁ…いつもの牧くんだね。安心した。


『なんだ。私を心配してくれてたんですね?ありがとうございます。大丈夫ですよ…』


えっ…?あれ?


『声に出てますよ』クスクス…


「いやぁん!マジで?恥ずかし…」

さっきのもかーーっ?!

おぅっ…顔が熱いぜーーー。

ホカホカの頬を両手で挟んで、またもや(見るからに)挙動不審な私は牧くんを見れなくて…不審者バリに慌ててその場を辞した。






『…へぇ。あのトーンの声が「効く」んだ…。ふぅん。今度からこれでしゃべろうかな♪面白いのが見れるし』

クスクス…


思わずでちゃう言葉ってありますよね。「可愛い」「素敵」はよくありますが。「好き」って…男性からしたら声が好きと言われたら嬉しいもんなんですかね?

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