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あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第2章 アラサー女子とそれぞれ
29/70

27.ショックリな事件も起こります③

これでショックリ事件は終わり。

『…チーフ。この件については、もう少し情報がないか調べてみよう。もっと大きな何かを“やらかす”前に、決定打を見つけておかないとね…。彼女なら、何かまたやりそうよ』



そう。所長に彼女…と呼ばれた町田さん。

プライベートでも安定せず、あたしも、ちょくちょく相談を受けてはいた。


プライベート“でも”

ということは、当然仕事にも不安定さは隠せず。

以前は、可もなく不可もなく、与えられた仕事は出来ていた。

…が、最近では指示された仕事も集中できずに、不可だらけだ…。



ご主人やお姑さん、義姉さんへのストレスを他の社員にもこぼすようになり。

他の社員も、あたしに相談してくる始末…。


ふぅ〜…

どーしたもんかな〜。


あたしとしては、他の社員への示しがつかないから。彼女にも、仕事は厳しく指導しているが…。


助けられるなら、いや少しでも助けになるなら…と思っているし。


…でも、実際あたしのフォローが効かないところへ行きつつある事にも

正直、嫌気がさしてきたというのもホント…。




…てかっ!

所長に報告するの

ビビったーっ…!


…思ったより怒ってないし、冷たーい視線もないし。

逆に、冷ー静ーに指示を出す所長の考えが

あたしには、まっっったく読めません。


…だーかーらー

所長はコワイんだってばっ!



と、冷や冷やする背中を抱えて、一日仕事をしましたの。

…帰りに、カッコ○トウ買ってかえろ。

ゾクゾクッ…




  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



それから三ヶ月後、決定的な情報や証拠は出てこないまま


彼女…町田さんは、退職することになった。

彼女からの依願退職だった。


『家のことや仕事のことが重なって、かなりのストレスになっていたと思います。少し休んで、家のことに専念します』

とのこと。


正直、今の社員数で業務こなすのがギリギリ。



『…ねぇ、チーフ。これは、いい機会と思ってよ。彼女から言ってきてくれた、このタイミングを逃してはダメよ』

と、所長。


あのあと、決定的なものはなかった…が。

所長には言わなかった。


他のクライアントから、聞きかじった…と部下の一人が、あたしに耳打ちしてきたこと。


内容は、ほぼ前にあたしが聞いたのと同じ。

やはり、又聞きだけど…。


その部下には、口止めしている。


あたしを信頼して、報告してくれた部下は


私観を入れず

事実を客観的に報告してくる


普段からの業務態度をみて、その報告をあたしが判断した。


やはり…不正な金銭受注があったかな…。




町田さんとは、三年間一緒に働いた。

その間、仕事、資格、家庭の相談、アドバイス…イロイロとあたしなりに思ってやってきた。



「実らなかったな〜。裏目に出たか…」


決して、裏切られたとは思わない…。

ただ、ただ…残念。


「なんでだよーー…っ」




びっくりと、ショックが一緒に起こる時は衝撃が大きいので。衝撃吸収し、和らげることばとして使います。


ツライ話で、暗くなってゴメンなさい。

次回から、いよいよっ!牧くん視点です!…えっ?期待してない?


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