表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あるアラサー女子の恋もよう♪  作者: ステラ
第1章 アラサー女子のイロイロ
20/70

20.“ありがとう”

『やっぱり牧くんがいいって!牧くんにしたら、どうなのっ?いぃ嫁になるよっ!』



『う〜ん…だって所長、この人風呂嫌いでしょう?私には合いませんて。ていぅか、合わせられんでしょう』


なんだって…風呂嫌いの話になったんだよ。



…確かに、嫌いっていぅか…。面倒くさいっていぅか…。

掃除して、風呂溜めて

着替え用意して…

いろいろ行程が面倒。


誰かしてくれたら入る。

それより寝るコト優先してしまふの…。

(女子として致命傷…)



「合わす合わせないって、努力するとこなのっ?!」


ていぅかっ!


「あんたが私の何を知ってるっていぅのよーーっ!所長なんとか言ってやってくださいっ!」


『あ〜いぃコンビ。なんでかな〜…一緒になればいぃのに』


所長と三人で飲み会中。

酔っ払い所長さまは、

ぶつぶつ…言ってます。


我々二人は、苦笑中…。

そぅしたいのは、山々ですがね。




…あの夏祭りの次の年。

彼は、部署異動となり

今は別々の部署で働いている。



彼があたしのいる部署に異動してきて3年間。

直接的な指導をしてきた訳ではないが。


右も左も分からない

ましてや

上や下との上手な付き合い方などなど…いろいろな面をサポートしてきたあたしに。


異動日、彼が手紙をくれた。


業務情報交換に使っていたノートの最終ページに。



『今まで3年間お世話になりました。色々と勉強になりました。…結局、3年を経て元の部署に戻るという運命ですが。

こちらで教えてもらったことを力に、向こうでも何とかやってみます。ありがとうございました。』



“P.S.…お正月に、ベ○トで会った時は、まじビビりました(笑)”




くすっ…

「あ〜あ、言っちゃったよ、こいつ。な〜んで言っちゃうかなぁ(笑)」

気づいてたのねぇ…。




…あれから彼とは、全く関係性も変わらず。


夏祭りのあとは

お正月の衝撃的遭遇があり、ちょっと一週間ほど彼の態度がぎこちなかったけど。

その後は、告白する前と

何ら変わりない。


あの好きな人は彼女(梨田さん)だったのね〜。

上手くいってよかったね。




ほんと

「牧くんありがとう」



あたしが一番苦しんだ3年間を。

ずっと話を聞いてくれて。

ずっと傍に居てくれて。


そして


恋する気持ちを

勇気を

思い出させてくれて。


ありがとう…。


がんばるよ。あたしも。


これでひと区切りです。やっとスタートに着きました。読了ありがとうございました。感想やご意見などお待ち申し上げております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ