◎この女神信用できない
目が覚めるとそこは白い部屋だった。
病院にでも運ばれたのか?
それにしても生きててよかったわー
「残念です、貴方は死にました。」
「へ!?」
そこは、奇跡です!きみはあの衝撃を受けてもギリギリ生存できました。とか言う所じゃないのか?医者でも…
「女医?」
「女神です!」
「ですよね…本当に女神様ですか?」
「本当の本当です!!」
ぷりぷりと少し怒りながら女神は言う。
「で、ですよねー」
はっきり言おう、ビビった、だって目の前には凄く綺麗で可愛い人がいるんだもん!それに医者だと思ってたんだもん!
まぁ一瞬コスプレのヤバい医者だとは思ったけど…
目の前には透き通るように綺麗なピンクの髪を三つ編みをその美貌に合うように計算されたかのように降ろされた女性がオドオドしく立っていた。
その美貌より体の方に目がいってしまう。
あれだ、布だけで体を隠している様なもんだ、形が露になる、しかし二つのボタンが浮きでない、クソっ!でもそれがいい!!
彼女に名前はない。
「名前はミリアと言います。」
ミリアと言うらしい。
「自分は…」
「知ってますよ、有間さん。」
そりゃ女神だから知ってるか。
空気が変わった、ていうかミリア様がオドオドしくなった。
何かを決めたように口を開く。
「すいません!貴方はあれで死ぬのが運命じゃなかったんです…」
「へ!?!?」
死んだ宣言より驚いた。
「こちらの世界のミスでノイルの世界に小さな亀裂が入って運転手がその小さな亀裂に意識が刈り取られて貴方が死んでしまったのです。」
「それって自分はどうなるんですか?」
「お詫びにこちらの世界で記憶を残したまま特殊スキルを2つ渡して生き返ると言うお詫びなんですが、他にも天国と言われている魂の保管庫に送られるかなんですが…」
スキル?スキルってあのスキル?
「スキルってなんですか?」
「あぁノイルの世界はないんでしたね、スキルとはこの世のシステムと言うのでしょうか、まぁ特殊能力という奴です。その中でも特殊スキルは人が1つでも持っていたら超天才と言われるスキルです。」
おおおおおお!スキルってやっぱゲームのあれだよね!魔法とかあったりして!
「そ、それって、魔法とかありますか?」
「ありますよ。」
きた!生き返るわこれ!
「生き返ります!記憶を引き継いで!」
「わかりました!では特殊スキルを2つ送ります!」
ミリアが俺のおでこに人差し指を当てる。
指とおでこの間に光が出てくる。
暖かい、優しいあつさぁぁぁああああ!?
いきなり熱くなった!頭割れる!焼かれる!
ミリアの顔は困った表情になっていた。
痛みはすぐに引き目をあけた。
半透明のウィンドウが出てきた、神様すごい。
そこにはコピーと言う項目があった。
「普通なら7個くらいあるんですがひとつだけのようです…」
「へっ!?!?!?」
死んでからいちばん驚いた、だって楽しみにしてたスキルが一つだけですよ!強制的にえらぶしかないじゃん。
それに某ポケットのモンスターの紫色のモンスターが覚えそうなやつやだわー
「すいません、2つと言ったのでかってに追加しました、その際に痛みが生じたはずです、すみません。」
「あ、はい、そう言うことなら全然構いません。ところで何を増やしたんですか?」
ポンと項目が増えた
・魔力の大成長
「最後に頼みがあるんですが、この世界には魔王がいます、その魔王は人類を滅亡しようとしているのをどうか止めて欲しいんです。その為に魔王を倒して欲しいんです!」
だからか、俺に特殊スキルとか言う1つあれば天才と言われるスキルを二つくれるのか。
「わかりました!倒してきます!」
「ありがとうございます!では!貴方に神からの祝福を!」
ウィンドウから2つの項目が消え俺の体が光る。
「では、あっちの世界の有間さんと同じ身体で転生させます。」
「よろしくお願いします!」
「では、いい人生を!」
白い部屋に白いもんが出てきた。
門の中に足を入れると意識が落ちた。
意識が戻る崖の側で寝ていた、起きてみたら転けた。
手は何故か毛が生えている、それも大量に。
犬かよー、とりあえずその袋の中身は何かなー。
袋に手をかけると犬の手が出てきた。
それは俺の手だった。
あの女神!何がいい人生じゃぁぁぁ!
人ですらねぇぇぇぇ!!




