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28幕目 繭
雨宮「…どれが本当の繭かわかんねーな」
ナタリー「下手に破れば親蜘蛛が来るか子蜘蛛が出るか…」
雨宮「…そういえば…この布切れ…キッドの奴だっけな…」
ナタリー「なんで持ってんだ」
雨宮「ああ、なぜか持っていた」
これをニケちゃんに嗅がせて…位置を特定させれば…」
ニケ「チュー」
これらしい。
雨宮「…これ大丈夫か…」
繭をつついたら押し出しようなしぐさが見られた。
雨宮「これでいいらしいな…」
切ろうとしたが、全然きれなかった。
雨宮「…きたか…」
親蜘蛛が来たらしい、もちろん捕まったらぐるぐる巻きだ。
雨宮「…逃げ場ないぞ」
ナタリー「ああ、やるかやられるかだな…」
私たちは戦ったが、でかすぎる図体に体当たりされて、ふらっとしたところに糸で巻きつけられた。




