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プロローグ
どうしてだろう。とベットに横たわる少年は思った。
こんなにイケメンなのに、こんなに頭がいいのに、こんなに運動神経抜群なのに。
どうして、モテないのだろう。
そんなことを思いながら少年はベットから立ち上がった。
だが違和感が二つあった。
一つ。この場所絵の違和感。少年は学校一の美女に交際をせがみ、殴られ、保健室に運ばれた。なのにここはどこだろう。広さ六畳くらいの部屋に白い、ちいさなベッド、そこまで大きくない窓のとなりには、よく分からない文字で書かれた時計らしきものが置かれた木を基調としたちいさな部屋に少年はいた。
二つ。体への違和感。やけに肩は重いし、足がスースーする。よく漫画とかで見る、男が女になってみたら足がスースーする。みたいなやつだ。
まさかとは思い少年は自分の体を見てみた。__少年は衝撃を受けた。体を見てみると普段はぺったんこだったはずの胸が膨らんでいた。しかもでかい。毎日エロ動画やらエロ漫画を見ている少年には分かる。これは最低Dカップはあると。
そして、自分の下半身部分を触ってみるとこれまた衝撃を受けた。
ない。ないのだ。そしてやっと少年__否、少女は理解した。
「俺、女になってる…?」
かわいらしい少女の声がちいさな部屋に響いた。




