表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/42

うつとぼく8

 現実的な問題として、もう1つ重要なことがあった。家族や友人にぼくの病状を説明するかどうかだ。会社の人にバレるのは仕方がないとして、一応家族や友人には隠し通すことができる。誰にもバレないようにいつも通りにしていれば誰に気を遣わせることも、偏見を持たれてしまうこともなくやり過ごせるはずだ。

 う〜んどうするべきか。とりあえず家族への公表はやめておいた方がいいだろう。一人暮らしなので、お金に困るまで言う必要はない。両親、特に母親はぼくと同じように心配性だ。変に負担をかける必要は全くない。幸いぼくの状態も「最悪」というほどではなく、食事も摂ることができたし、どちらかといえば実家より1人でいる方が好きだった。

 問題は友人への公表だ。重複するが、友人には特に気を遣わせてしまうと思う。ぼくがうつだ、なんて言ったらどんな風に対応していいかわからない人の方が多いだろう。ご飯を予定している友人もおり、実際行けそうな状態ではなかったので迷いに迷った。


 う〜んまぁ公表してもいいかぁ。どうせぼくのことだし。いつも通りに過ごせるはずがない。顔に出やすいタイプなんだ。気を遣って距離を取られてしまったとして、それはその人なりの優しさだ。偏見を持たれてしまったら諦めよう。全部ぼくが悪い。ただぼくの友人は素晴らしい人ばかりだ。みんなもう10年以上の付き合いだし、今更態度が変わったりはしないだろう。たぶんしないと思う。しないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておく。よし言うぞ。頑張ろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ