うつとぼく7
ぼくがうつだったとしても忙しない毎日は過ぎていくばかり。
診断翌日、友人の結婚式があった。(まじ?そんなハードスケジュールだったんだとカレンダーを見返して驚く。)結婚式は横浜で行われる予定だったので、前泊して臨んでいた。気合い十分なはずだった。
これがめちゃくちゃにしんどい。この状況で人の幸せを祝えというのか。なんて言っても仕方がないので予定通り横浜へ向かう。ちょうどその頃、プロ野球のポストシーズンが行われていた。ぼくは横浜のプロ野球チームの大ファンだった。スタジアムで試合中継があるというので、気分転換にそこへ向かった。
即座に道に迷う。うつのせいにしたいがこれは違う。全面的にぼくが悪い。ごめん、うつ君よ。
試合は大盛り上がりだった。確か雨が降っていたがお酒を飲みながら勝ち試合を楽しんだ。‥楽しい時はいいんだよね。うつを忘れる。ぼくから見て正常なあなたたち、覚えておいてほしいんだけど。うつにも種類があるんだ。ぼくは波の激しいタイプだった。楽しい時は楽しめる。ただふとした瞬間や楽しい時間が終わった時に激しい落ち込みがあった。なんかずるい気もするけどね。ずーっと気持ちが沈みきったままではないんだよね。
あ、そうそう結婚式は最高だった。投げやりでなく本当に。毎回泣いてしまう。立派になったなおまえさんよ、と親の気持ちで。自分の時はどんなに幸せだろうかと毎回思う。ちなみにこれを書いている前日、チャットGPTにぼくの手相を占ってもらったら、30歳以降に出会いが待っているとのこと。本当か?本当だな?頼んだぞ。




