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うつとぼく38

まだまだ続く妹編。さらにラインを遡ってわかったが妹にはメッセージで会社に行っていないことを伝えていたらしい。


「お兄ちゃんうつじゃん。」

「うんうん。」

「休職してるから会社行ってない。」

「あ、そなの?」

軽い。でもこれくらいがちょうどいい。

「いつから?病院は?入院は?」

質問攻めだ。一つずつ淡々と答える。


「ご飯行った時は普通だったじゃん?」

「あれもカラ元気とかじゃなくて友達と一緒の時はあんな感じ。」

「なるほど、あのくらいなら人には会えるもんね。」

「よく耐えたね、ちゃんと休めててえらいよ。」

職業柄だろうか。あやすような言い方だ。


「両親にはいうつもりないけど貯金が底を尽きたら言わざるを得なくなるかなぁ。」

「なんで言いたくないの?」

「実家帰るのは負担だし、お金のこともあって心配かけるから。」

「心配はかけるもんだけどね。」

かけられる側はそう言ってくれるのはわかるけどね。

「実家帰らないなら言ったところでか。」

そう。何度も言うがぼくがそのまま復帰すれば要らぬ心配をかけずに元の生活に戻れるのだ。


「ラインしてきた日が都合よく有休なわけあるかよ笑」

「全然気にならなかったそれは。」

まさか!ぼくは嘘が上手いらしい!


「話してくれたことをそうなんだって思うようにしてたし、よく休める部署って言ってたからそういうもんなんだと思ってた。」

‥嘘が上手いのではなく、妹の考え方がまともだっただけだった。


「妹は話してくれて嬉しいよ。」

そう言ってもらえて助かる。その後も今の状況を少しずつ共有した。妹はぼくのうつについて全てを知り、良き理解者となってくれた。

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