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うつとぼく35
「カラオケ行きたいな。」
妹へラインする。ぼくの衝動は突然やってくる。
「いこうよ もうすぐ冬休みだし。」
よっしゃ。1次会は焼肉に行くことになった。最高だ。
今回は少しお高いところ。コースでどんどん料理が運ばれてくる。サラダ。キムチ盛り合わせ。上タン。和牛カルビ。く〜お腹空いてきた。和牛ロース。特選ハラミ。豚トロ。上ミノ。エリンギ。冷麺。全部美味かった。感想はそれだけや。
お酒もどんどんどんどん進みいい気分になってくる。そのあたりでツルッと口が滑ってしまった。
「うつ診断されて、眠れなくて、薬飲んでんだよね。」
このときは休んでることは言わなかったのかな。あんま覚えてないや。けど家族に初めてうつを伝えた。ぼくの家族内でうつは日常のことだったのであまり大きな反応ではなかった。まぁそうだよね、みたいな感じだったと思う。このときは愛着障害について妹から話を聞いた。4つくらいのタイプがあるらしく、ぼくはそのどれもに当てはまっていた。愛情を求める化け物だということが証明されてしまったのだ!他にも妹は自分のキャリアの話なんかもしていたと思う。まさに年相応に大人になっているといった感じだった。お兄ちゃんは立ち止まって、後ろを向いているというのに。立派に育ったもんだよ。全く。




