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うつとぼく2

動けない。

何もしたくない。

なんのやる気も起きない。

結構重症かも。

 思い出してみれば前兆は沢山あった。汗をかかない、手が震える、誰彼かまわずイライラする、人の言っていることがすんなり理解できない、何をすればいいかゆっくり考えないと動き始められない、夜眠れない、すぐに目が覚める、何に対しても興味が湧かない、好きなものが楽しめない、心がからっぽだと感じる‥etc


こんなにあるんならもっと早く気づけ笑


‥ただもともと自分に自信のないぼくはこれが自分の能力で特性だと信じて疑わなかったのだ。

 自分で言うのもなんだが、ぼくは比較的真面目というか心配性というか気にしいな方だった。加えてコミュニケーションに自信がなかった。周りのみんな(高卒2年目の子も含めて)は人の言ったことをすぐ理解する、動き出すのがスムーズなのに、どうしてぼくはできないんだろう。それが自分の能力由来のものであると常々悩んでいたため仕方のないことだった。

 周りはというと勘のいい人は気づいていたようだ。いつも顔色を気にしてくれる先輩がいたり、汗をかかないことを喜んでいる自分(バカ)を真面目な顔で嗜める上司など。揉みほぐし店に行った時には、「腕が硬い、これはうつの前兆かも」と真正面から言われた。

 とにかく最初の1週間は布団にこもりきりだった。なにもできなかった。

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