第十四話
「えっ?調教士って生産職扱いなのか?!」
生産職と戦闘職、それで全身に文様が現れるかと思いきや、
生産職と生産職判定で、腕に二種類の黒い文様が表れた
「これは...象と、ネズミか?」
ネズミが呪術師を象徴する動物だとするなら、
象は調教師系を象徴することになる
「調教士に象...制作陣のイメージはインドか
で、呪術師はヨーロッパ」
元ネタと言うか、参考文献というか
それぞれの職業に対応する動物を選ぶなら、
それらをもとに決めるはず...
「まあ、それは追々わかることとして...」
スキルポイントは他の魔法をとるための貯金
見習い調教士のレベルは上がらなかったことから、
戦闘による経験値、というより
付属するスキルの使用によって上がるはず
「じゃあ、さっさと蚣龍の進化先を決めないとな」
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【進化可能先】
・蟲「大蜈蚣」「赤足蜈蚣」「黒甲蜈蚣」
・魔蟲「魔蜈蚣」「毒魔蜈蚣」
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・蜈蚣→赤足蜈蚣
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キャラクター名:蚣龍
種族:赤足蜈蚣 Lv1
メイン職業:調薬師 Lv6 サブ職業:錬金術師 Lv2
称号:《クロトの第一の従魔》《毒使い》《麻痺毒使い》
カルマ属性:混沌
数値
体力・45
魔力・21
筋力・18
器用さ・8
耐久・13
速さ・8
幸運・2
ステータスポイント(SP):0
【耐性】
毒耐性:10%
【スキル】
「調薬」「毒」
「麻痺毒」「捕食」
「錬金術」:魔力とアイテムを消費して、上位、下位のアイテムを作成する
「混合」:性質の異なる2つ以上のものを均一に混ぜ合わせる
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よし、進化が完了した
これで...
「ステータス」
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キャラクター名:クロト
種族:禁導氏族(呪術) Lv1
メイン職業:見習い調教士Lv3 サブ職業:呪術師Lv5
称号:《愚者》
カルマ属性:混沌
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......
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「よし!」
レベルが3になっている
マガラがアバドンを進化させたときにわかっていたことだったが、
これで証明された
虫をテイムしても、その虫が進化するまでは必要なステップが踏めてない
だからレベルが上がらない判定だったんだ
まあ、本来は魔物をテイムする職業だし...当たり前ではあるが
「うん?...ああ、そういえば約束してたしな、ほら
食っていいぞ」
馬の死体、ホブゴブリンの死体、魔法使いゴブリンの死体
合計25体の肉を取り出し、蚣龍にわたす
...あっ
言葉がないのに、
何を求めているのかが、何故かわかった
「てっきりアイツの妄想かと...」
マガラも言っていたが、進化した途端、
なんとなくだが従魔の考えていることがわかるようになったと
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「よう!、待ったか?」
「いいや、今ログインしたところだ」
「「...ふっw」」
マガラが来たところで、今後について話していく
「まず、俺達は暫定森の主である大熊を殺したわけだが...
それでも変わらず、第一に必要なのは縄張りの確認だ」
「どうしてだよ?
この森最強を倒せたわけだし、他も倒せるだろ」
心底疑問といった表情だ
「...はあ、マガラ今のお前のレベルはいくつだ?」
「14だけど」
「15で進化、レベルが1に戻ってもう一度レベル上げ
そして7レベル以上になって、ようやく
ここらの最弱、ホブゴブリンと同格だ」
「いやいや、職業のレベルや、スキル、それに違う進化先なら、
レベルで劣っていても、戦力的には問題ないだろ」
まあ、それも間違ってはない
間違っては...
「じゃあ、お前、屋外でもう一度大熊と小鬼将軍倒せる自信あるか?」
「...」
「まあ、無理だろう。
この森は決して小さくない、大熊の縄張りが大きくても、
いや、大きいからこそ
森の生態系が変わり、同格の魔物たちが押し寄せてくるはず」
とことんリアルなゲームだからな、
プレイヤーにイベントを開催するにも、
突然、なんの前触れもなく...
なんてことはしないだろう
だから、
最初のボスなり、新しいエリアなりでプレイヤーの行動によって引き起こされると思う
「なので、縄張りがわかり次第、どこか一つを集中して攻めて
お前のレベルアップに注力するぞ」
「っ!いいのか?」
「いいも何も、死が許されない俺が強くなるのは当たり前として、
復活できるお前がもっと強くならなくちゃいけないのは当然だろ?」
「よしっ!じゃあ、偵察に行ってくるぜ」
そう言って穴から飛び出し、
ダッシュで森の中に消えていった
ネズミが呪術師に対応するのは、ほら、黒死病とかさ、そういうイメージです。
蜈蚣の正当進化は大蜈蚣、特殊が赤足蜈蚣と黒甲蜈蚣で、それぞれ攻撃と防御
魔が付けば魔蜈蚣で魔物化するし、称号によって特化したのが毒蜈蚣、毒魔蜈蚣
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