表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/18

プロローグ

パソコンを立ち上げ、メールを確認する。

そこには一つの新着通知があった。

_________________________________________________________________________

差出人:ドリーム・ファクトリー・ソフトウェア

宛先:d43174int@kuroto_anisk.jp

件名:ノア抽選販売当選のお知らせ

日付:2xxx/5/16 12:30

新堂 黎斗 様


この度は最新VR機器ノアの抽選販売へお申し込みいただきましてありがとうございました。

厳正な抽選の結果、当選されましたのでご案内いたします。

下記URLからご確認ください。

なお、「申込み内容が確認できませんでした」と画面に表示される場合や、購入手続きの画面にならない場合は、[当選したID]でログインしているか確認してください。


saito/kounyu/game/dfs.com/jp


商品は後日郵送で送られます。


〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜〜

_________________________________________________________________________


最新VR機器【ノア】


21世紀中期頃、アメリカとロシアの合同研究により、五感すべてをかなりの精度で再現する技術が確立された。

その技術は体の不自由な人の治療に、教育、新しいビジネスなどに次々と使われるようになり、人々の注目を集めた。


このノアは日本の新企業【ドリーム・ファクトリー・ソフトウェア(DFS)】

が開発した最新型のVR装置だ。


DFSは3人の若き天才たちによって設立され、

VRゲーム業界で最も注目されている企業であり、

ノアの製造台数1000万台という強気な姿勢を見せ、

先行予約者数は1億人を超えるという快挙をなした。


その理由として挙げられるのが、ノアに最初からダウンロードされている

【Amorphous World Online】というVRMMOだ。


このゲームは東京の家電量販店で無料体験ができ、

実際に体験してみると今までにないグラフィック、まるで本物の人間のようなNPCたち、

異世界のようだとSNSで有名になった。


さて、その話題のゲームが手に入るんだ、

遊ばないという選択肢はないだろう。

リリースされるのは⋯7月20日からか、、、

それまでに今ある仕事を終わらせておかねばな。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜

リリース当日、

キャラクタークリエイトも終盤。


黎斗は、紫の肌と奇怪な瞳を持つ「魔人・紫色人種」という種族を選び終えたところだった。

案内人ーー名前すら名乗らずにずっと普人を勧める男神(AI)は、険しい表情で呟いた。

「……やはり、人間は愚かだ。忠告を無視し、よりにもよって、そんな種族を...」

「ぷっ、くくく…。」

思わず、というかのごとく

しかしこらえきれない様子で笑う


「じゃあ聞かせてくれ。“その愚かな者たち”の望むままに、世界を管理運営しているお前たち神(AI)は、どれだけ立派なもんなんだ?」

案内人が口を閉ざす。

「この種族が何のためにあるか、わかってるか?

“このほうが面白いから”だろう?そんな程度も理解できず、それを選んだプレイヤーを愚か呼ばわり? 愚かとか、そういう次元じゃないぜ?」


その瞬間だった。

空間の端が、わずかに歪んだ。

神と思わしき奴らがまるでおもちゃを見るかのようにこちらを覗いている様子が一瞬だけ見えた。


「……餓鬼かよ」

低く呟く。案内人は言葉もなく、ただ視線をそらし、

「運が悪かったな...私が今、監査を受けている最中だったばかりにな、再構築の権限も剥奪され、もう二度と会うことなど無いだろう」

次の瞬間、頭の中に声が響いた。


まるでプログラムの監査官のように、金属質の声が冷たく響く。

『善陣営所属の中級神、及び悪陣営の中級神よりオーダー、称号:《愚者》をプレイヤークロトに付与します。』


ふ、と視界が崩れ、黎斗の体が光に包まれた。

チュートリアルは強制終了。彼は世界へと、ただ一人放り出される。


ログイン初日、草原のど真ん中、

黎斗はひとり、虚空を見上げて呟いた。

「神、ね……あんなのが神(AI)なのか。

……だがまあ、せいぜい楽しむとするか」

正直、ありきたりな始まりすぎかなと思いながら書きました。満足のいく作品ではないです。

ブックマーク、評価、感想お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ