97までの主要メンバー紹介と備忘録
備忘録として真面目に書いたらすごく長くなりました
<ラビット商会>
◇オキタ<No image>
本作の主人公。コールサイン”ラビット2”
帝国中央までその名が轟いている元帝国軍トップエース。
ヴォイドキラーの異名を持ち、帝国軍時代はエース部隊の中隊長を務めていた。
帝国軍に入隊するまでの経歴は不明点が多く、本人も自分がどこの誰か分かっていない。
外見で10歳頃に自分を自覚してから、この世界での生活が始まった。
スペースコロニーの中で暮らす自分と、地球での記憶とのギャップ。
その違いは決定的だった。無知な子供が一人で生きていけるはずもなく、まもなく路地裏で荒れた日々を過ごすようになる。
そんなある日、ヴォイドの大群がコロニーに押し寄せて来た。
命からがら乗り捨てられていた訓練機に飛び乗り、これを撃破。その戦いの最中に幼少期のリターナ・ベル(現在のリタ)と出会い、彼女の窮地を救う。
コロニー防衛戦、避難船団護衛とレジスタンスが壊滅する激戦を生き抜き、無事安全圏へと生還することとなった。
生還後は老練翁伯爵の下で一般教養を身に着け、手を引かれるままに帝国軍へと入隊。対ヴォイドの最前線へと身を投じて行く。
所属する連隊の一員として戦う日々の中でエリーと出会い、彼女との腐れ縁はここから続いている。
退役後は、ハイデマリーに誘われるままラビット商会と雇用契約を結ぶ。
帝国軍を辞めたことに気持ちの区切りは付いているが、それはそれとして昔の仲間のことが気になり始めている。
自分が何者で、どこに向かっているのか。
ΑΩ適合者としての素質、自身の変化に戸惑いを抱いているタイミングで、ヴァン・サイファーに楔を打ち込まれてしまった。
彼の話が理解できてしまった今、自分の終着点を感じ始めている。
搭乗機はセクレトの試作第11世代TSFデスペラード(ΑΩ)
【兵装一覧】
アサルトライフル
ショットガン
2連装ガトリング
圧縮陽電子砲スフォルツァート
兵装コンテナ上部:ハイマニューバミサイルHM3
兵装コンテナ下部:実弾・射撃兵装予備保管庫
アクティブステルス
ΑΩ:Singularity Pulse AIpha‐OMEGA Transmutation "system CUDA"
◇ハイデマリー
銀河を股に掛ける個人貿易会社ラビット商会の若き主。
父親がヒト、母親がハーフリングのハーフ・ハーフリング。
義姉にはセクレト・アスティエロの社長、アリアドネ・ヘルガーがいる。
天才的なソフトウェアエンジニアで、幼少期に支援AIシズを開発している。
新造艦ラビットⅡ建造時にはその才能を遺憾なく発揮、統合情報システムOptimusを製作した。
本システムの補助能力は凄まじく、素人が運用する艦船ながらG.Eの戦艦、艦載機部隊を相手に互角以上の戦いを繰り広げることに成功している。
帝国の”リスト”に名前が載っているが、その全貌は未だに明らかになっていない。意図せずアリアドネにカミングアウトされたが、オキタもリストに名を連ねたことで吹っ切れてしまった。
搭乗艦は400m級強襲揚陸艦ラビットⅡ
ラビット級強襲揚陸艦の1番艦。サイズは駆逐艦クラスだが、帝国軍主力戦艦が相手でも真正面から殴り合えるよう特別に設計されたセクレト・アスティエロ渾身の一隻だ。最大火力は惑星程度なら軽く吹き飛ばす”アリアドネ”。
【兵装一覧】
主砲:連装ビーム砲”トルメンタ”三門
自動近接防御:レーザータレット”ヘリオスヘイロー”16基
対艦対空ミサイル:”ルシエルガ”40基
装甲:セクレト・アスティエロ製特殊電磁装甲板
シールド:グラビティシールド/アンチビーム・マテリアル兼用
特装砲:重粒子圧縮砲verセクレト6.0”アリアドネ”
特殊兵装:???シズ・ロマンスペシャル???
艦載機搭載可能強襲コンテナ艦×2
オキタを信じて留守番させているが、ハニートラップに堕ちることを危惧している。2週間は長い、長いって。
現在はオーパーツが眠る遺跡で宇宙蜘蛛相手にSFスペクタクルを展開中。
「来た来た来たって! レーザーはよぉ! ……うぎゃああああああ!? デッカ!? キッショ!? 」
◇エリー
傭兵ギルド所属、階級は中尉。コールサインは”ラビット1”
オキタとは彼が帝国軍に居た頃からの付き合い。
ラビット商会では唯一帝国軍時代のオキタを知っており、密かな自慢だったりする。
当時絶望的な対人スキルの低さからオキタに迷惑を掛けており、それが原因で面倒を見て貰うことになった。これが理由で、オキタの部下だった少女からは毛嫌いされている。
オキタとリタが何か隠してる……と、実は彼女なりに察している。
気になっても動けないのは乙女だからか、はたまた元来の性根が原因か。
素直になれない彼女はまだ気付けていない。
そんなエリーは、エルフなら誰でも使えるP.Pを使うことが出来ない。
それが理由で周りから疎まれ、対人スキルが低い理由にも繋がっている。
今でも根っこが陰の者だが、独りぼっちで磨き続けたパイロットセンスはピカイチ。対G.Eでは夢無き者4機を相手に、ΑΩのバフ有とはいえ単独で瞬殺する腕前を持つ。
勝ち気でナイーブなエースとして、ラビット1は今日も部隊の先鋒を務める。
搭乗機はELF-AC06(E) セイバーリング・アンセスター。
【兵装一覧】
P.P兵装:AC‐Sword-Rifle(E)×2
P.P兵装:???
etc
現在は宇宙蜘蛛を相手に、粘液塗れになりながらダッシュ中。
「うわああああああああああああん!! もうやだーーーーーーーー!!」
◇リターナ・ベル
傭兵ギルド所属、階級は中尉。コールサインは”ラビット3”
種族はヒト、全身をB.M.I強化手術済み。
前回までの純潔乙女は、遂にアイツを仕留めて豪の者へと至った。
男女の関係になってからは、話巧みにオキタの過去や帝国軍時代の頃を聞き出すことに成功している。
古巣の部隊にお気に入りの部下が居ることも勿論知っており、それ故にビデオレターでは”自分がオキタの女”であることをアピールして戦線布告した。
オークリーの戦いでオキタに墜とされた後、実験室送りにされる所を助けてくれた仲間に感謝している。それはそれとして、自分の命を2度も救ってくれたオキタに自分の一生を懸けて尽くすと決めている。
そのため、土壇場での優先順位に一切の躊躇いも生まれない。
それは命を失う時も同じだ。
夢無き者と相対した時、リタの脳裏には死が過った。
オキタは全員が生き残るためにエリーを下がらせたが、リタの思惑は違っていた。エリーを逃がしたようで、除け者にしたのが彼女の真実だった。死ぬ間際も一番傍にいる、それが彼女の信条。
合理的で冷静、無表情なのも相まって冷たい印象を抱かせるが、だいたい間違っていない。
変わらない表情の裏には、何時も計算された冷酷さが隠れている。
搭乗機はヴェルニス・パイロットライン。
【兵装一覧】
ビームマシンガン×2
ハイマニューバミサイルHM3
ビームランチャー×2
ビームサーベル×2
グラナダ研製高機動パック
現在は宇宙蜘蛛の麻痺毒で痙攣中
「あばばばばばばばばば!?!?」
◇アレン&エレン
ハイデマリーに直接雇われている双子。
ラビットの通信と索敵担当。
他人のことを○○氏と癖のある呼び方をする。
単独でエルフの支配星系を飛び出してきたエリーの保護者。
最近は、元来のコミュ障を発揮して踏み出せずにいる妹分に頭を抱えている。
全てはエリー次第。だが、いずれ直面する未来で二人がどんな選択をするのか。やきもきしながら日々を過ごしている。
コロニー内、商談ではハイデマリーの護衛を務めている。
彼らは強力なP.Pをその身に宿しており、彼らが本気になればアンドロイド義体のシズが何体挑みかかっても近づくことすら出来ないだろう。
現在は宇宙蜘蛛をP.Pで圧殺中
「ああ汚い……」
「当分のあいだ、肉は食べられませんね」
◇アンドー
ラビットのメカニック担当。
種族はヒト。
それほど歳も取ってないのに一人称は儂の似非ジジイ。
シズの義体からVSF,TSF,ELFシリーズの整備までこなせるなど機械に強い。
酒を嗜むのが趣味。給料をつぎ込んで高級酒を買うこともしばしば。
ラビット商会に来る前は帝国軍陸戦隊にも所属していた。
あらゆる銃器を使いこなし、パワードスーツの運用もお手の物。血と鉄の匂いに塗れる暮らしを送っていたが、今は機械弄りに精を出している。
前のめりなメンバーが多い中、一歩引いた立ち位置を自らに課している。
そのため相談役のような働きを求められ、要所でアドバイスを送ることもしばしば。
特にオキタとはスケベ同士気が合う仲間としてよくつるんでいる。
ラビット商会の中で唯一オキタの女性関係について全て把握しているだけあり、相談もよく受けている。
女難な後輩をどう導いてやるか。
エロの伝道師は今日もワンポイントアドバイスを胸に控えている。
現在は自前のパワードスーツを着こんで宇宙蜘蛛を蜂の巣にしている。
「ハイデマリー、お前さんの何とかなるは毎回何ともならん! 少しは反省しろ!」
◇シズ
アンドロイド義体を持つ支援AI。
メンバーの端末、食堂の調理配膳ロボ、整備ロボなど、あらゆる端末に偏在する。
主業務はラビットⅡの操艦とハイデマリーの身の回りの世話。
他にも機体整備の手伝い、艦内掃除から料理洗濯などなど。
あらゆる雑務をこなすお世話様係として今日も働き尽くす。
その正体は、帝国が封印した全機能対応型AI(ハイデマリーお手製)。
現在のAIはある一点に特化する傾向にあるため、シズのようなヒトに近い全機能対応型は旧式にあたるが、その性能はハイデマリー印の学習機能もありAI全盛期の個体に近づきつつある。
実はラビットⅡ建造中にハイデマリーを説き伏せとある機能を搭載した。その機能にハイデマリーは頭を抱えているが、来るべき時にはノリノリで操艦するつもりである。
変わっていくクルーに機械の自分は付いて行けるのか。不安に思うこと、それすら成長だと気付く日も近いのかもしれない。
現在はマルチランチャーを両手にB級映画顔負けの乱射を見せている、
『毒は効きません、ロボですから』
<帝国経済御三家>
■セクレト
その名を聞かない人はいない超巨大企業御三家の一角。
コロニーを出歩いた時に目に入る物、あるいは宇宙を行く船、傭兵の装備、軍事関連など、その全てをセクレトが製造販売していると言っても過言ではない。
御三家の中では珍しく、製品の質と価格の均衡が取れている常識的な優等生ポジションを守っている。ただし、高価格帯になるとそのブランド力は御三家随一。手が出せるならまず選択肢に入る、それがセクレト。
◇クレア・セクレト
ゼノンシス銀河を担当するセクレト専務であり次期総帥候補。
再誕計画後、本格的にラビット商会の支援を開始した。
だが、彼女はセクレトを背負う若き女傑。
”選ぶ”側であり、”選ばれる”側ではない。
組織の長である彼女の選択には、常に無数の命が懸かっている。
ヴァン・サイファーとの会談でオキタの危うさに気付いた。
初めてオキタへの危機感を持ち、彼の未来とその選択に警戒心を抱き始めている。
同時にオキタがその一線を越えないよう、帰りたいと思い続けられる場所を作り、受け止めることが自分の役割だと強く感じている。
それはともかく、今は2人だけで過ごせる2週間を全力で楽しんでいる。
わざわざ紙とインクを用意し、わざとらしく誤字を見せつけてまで自分を意識させるなど抜かりはない。
オキタがコロニーに残ると決まった時から幾重にも罠を張って反応を楽しんでいるが、彼女は一つ忘れている。
それは、過去にリタと2人掛かりでも返り討ちにあった経験だ。
単独で立ち向かえばどんな目に遭うか。その気になればヤクザに変態する相手だと理解出来ておらず、たった一人で立ち向かおうとしていることに気付けていない。
自身が経験不足であり、相手が経験値をため込んでいる今、掌で転がされるのはどう考えても彼女の側である。
とはいえ、まずは同じ部屋で寝起きすることが出来て満足なご様子。
◇アリアドネ・ヘルガー
セクレト造船部門『セクレト・アスティエロ』社長。
ハードウェア設計の才を見い出されセクレト・アスティエロ入社、艦船や武器の設計に携わる。
その後の、帝国軍の通常兵装における切り札”重粒子圧縮砲”の完成を持って、帝国から”ヘルガー”の家名を与えられた。
その正体は、ハイデマリーの兄に嫁いできた近所のお姉さん。
ハイデマリーとは彼女のオシメが取れる前からの付き合いなだけあって無条件に甘えて良い相手と認識されており、アリアドネもそれを嬉しく思っている。
現在はΑΩの解析を”グラナダ研”と合同で進めている。
◇トーマス・フランクリン/トーマス・フランクリン・Jr
セクレト先進技術開発局S.I.P”セクレト・インダストリアル・ペサダ”の軍事部門、通称”グラナダ研”に勤める技術者。
オキタのデスペラード、リタのヴェルニス・パイロットライン、セクレト級弩級戦艦アスチュートなどの開発を手掛けている。
◇ディエゴ艦長
セクレト級2番艦、弩級戦艦アスチュート艦長。帝国軍艦艇の艦長職として活躍していたが、とある切っ掛けで軍を辞めた所をクレアに拾われた。
◇リングリット・セクレト
オルフェオン銀河系を担当する専務。
クレアから見て腹違いの妹。義兄、義姉、義妹、義弟と全員腹違いの家族がいるが、クレア以外とはセクレトの後継者争いをする仲であり非常に険悪。複雑な家族構成の中でも、自分と似た義姉との関係は極めて良好だと確信している。
■G.E / ゼネラル・エレクトロニクス
超巨大企業御三家の一角。セクレトと商品ラインナップが重なるのは同じメガコーポならではの悩みだが、G.Eの製品は質実剛健、信頼性の高さがウリだ。
ここの製品はとにかく壊れない。セクレトが多機能で利便さを追求しているのに対し、G.Eは機能を限定した製品開発を行っている。そのため他の御三家と比べると比較的低コストなのが官民問わず受けている。
会社の歴史は古く、帝国に封印され遺失技術とされた技術を多く保有している。そのため帝国との繋がりも強い。
◆ヴァン・サイファー
経済御三家、ゼネラル・エレクトロニクスの現C.E.O
全身サイボーグ化しており、見た目はオキタ曰く悪のロボット。
他人を商品価値で判断しており、その思想と行動は極めて合理的。
帝国経済を長年支えて来た御三家として、遥か昔に帝国を支えていた遺失技術を幾つも保有している。人体とΑΩの複合体である夢無き者もその一つ。
他の2社と同じく貴族連、中央評議会、帝国軍との繋がりが強く、その一部を自陣営へと取り込んでいる。
そのため真の意味で彼を裁ける者はおらず、今回与えられるペナルティも極僅か。むしろ夢無き者の技術解放を中央評議会へ打診している。
■東雲技研
変わり種な人が集まって作られた、変わった企業。
一癖も二癖もある製品が送り出されているが、その技術力には他を寄せ付けない魅力があるため広く受け入れられている。
変わった物、他にないモノ、とにかく高性能なものが欲しいならお近くの東雲技研へ。どんなお客様にも分け隔てなく、東雲技研の特注製品がお手元に届くサービスを行っている。
グラナダで行われた帝国軍次期主力TSF選定計画では、これまでの東雲技研にあるまじき没個性の第11世代”アルカナ”を送り出した。
高水準に纏まった機体故に採用が決まったが、主席からは”クソ詰まらない失敗作”と呼ばれている。
御三家の中では一番歴史が古く、帝国の記録が存在する帝国黎明期から存在が確認されていたとか。
◆ファン・東雲・クォヤン
東雲技研主席。糸目。三度の飯よりも開発が好きで、私生活は秘書に任せている。
<帝国軍>
帝国の治安維持組織であり、法の番人であり、暴力装置。
広大な支配領域を持つ帝国を治めるには数が足らず、常に人手不足にあえいでいる。
現地指揮官の裁量が大きく反映されるため清廉潔白からは程遠いが、帝国中央による統制は問題なく働いている。本来組織として成り立っていられないはずだが、これは帝国最大の暴力装置という位置づけが彼らに自由と権利を保障していることが理由である。
◆クラウン・クルーガー
帝国軍第二艦隊司令官。
政治的に弱く、権力に使われることを嫌う貴族たちの受け皿となっている第二艦隊だが、血の気の多い貴族が集まった結果、誇れるものは己の武力のみと豪語する武闘派集団となった。
その練度は非常に高く、帝国最強と謳われる近衛軍とも正面から戦える戦力を保有している。近接戦闘、特に実体剣を用いた近接格闘戦に秀でたパイロットが多く、一般兵ですら射撃兵装を切り払って突撃して来る狂気の集団。
クラウン司令はそんな彼ら彼女らを束ねており、どこからともなく情報を集めることができる優秀な目と耳を持っていることから、付いた二つ名は”帝国の怪人”。
◆帝国宇宙軍メリダ星系外縁方面艦隊第88TSF連隊
老練翁伯爵によって発足された対ヴォイドのエース部隊。
オキタが中隊長を務めていた第1中隊オルトロスから第4中隊までが構成部隊。
オルトロス中隊、その中でも直接戦闘を指揮していた第1小隊メンバーは3年間一度も隊員の交代が無かったとして、現在進行形で都市伝説扱いになっている正真正銘のバグ集団。
【小隊メンバー構成】
・クラウディア中尉。愛称はクロ。現在はオキタの抜けた穴を埋める中隊長。
・サイロ少尉。ヘタレ政治犯
・ジオ=パスリー少尉。部隊の潤滑油で貴族のお坊ちゃん
<帝国情報局>
参謀本部直轄のスパイ組織であり、裏の暴力装置。
不安分子捜索や対テロ、対共和国の防諜。帝国内外の情報を集め、必要あれば事が起こる前に処理する役割を担い、帝国中に構成員を配置している。その対象は同じ帝国軍にも当て嵌ることから、情報局の人間は嫌われている。
職務上身分を隠す必要があり、所属する隊員は帝国軍所属となっている。公式上存在しない扱いだが、関係者にとっては公然の秘密扱い。
帝国軍とは異なり、愛国心を持つ者たちで構成されているため士気は高い。
◆ガーデン中佐
老練翁伯爵の推薦のもと貴族連に潜り込んだ情報将校。
参謀本部経由の情報を貴族連に流しつつ、貴族連の動向を収集している。
◆グローリー大佐
草臥れた帽子がトレードマークの艦隊司令官。
艦隊指揮に秀でており、一度部隊を率いれば負けない戦いを繰り広げる。必要とあれば自分と部下の命を犠牲にしてでも任務を達成しようとする責任感を持っているが、情報局の人間にしては珍しく”何となく”という理由で今の立場に立っている。
帝国軍艦隊司令に抜擢されるほどの指揮能力を持つ逸材で、現場での判断も結果的には間違いが無い行動が多いため、参謀本部からは便利屋として使われている。
<帝国近衛軍>
バレンシア星系の主星、蒼天の箱庭に坐する帝国皇帝を守護する皇帝直属部隊。
求められるのは忠誠心と極まった武力であり、厳しい選抜を経て入隊が許可される。
更に優秀な者には席次が与えられ、部隊を指揮する軍団長の立場が与えられる。軍団長は艦隊司令と同等の立場を持っており、皇帝の名の下に独自裁量権すら有している。
しかしながら任務の特殊性から人員は少なく、近衛全軍で漸く帝国軍一個正規艦隊程度でしかない。
現在は第11席までが埋まっており、残る席次は1つとなっている。
◇メルセデス・フォン・ノヴリス
近衛軍第三席の軍団長。帝国貴族であり、元は第二艦隊所属だった。
声が大きく、物事をあまり深く考えない性格。例え機密だろうが皇室に関係なければ何でも話すが、皇帝が関わると彼女のIQは跳ね上がる。
”血刀”の異名を持つ戦闘狂で、部下や仲間が死線を潜って磨き上げられることに興奮を覚える一面を持つ。
オキタのことは戦友として認めており、何時か自分の軍団に招き入れてやろうと考えている。
搭乗機はエスパーダ。帝国近衛軍が誇る特機であり、P.Pによって機体制御が行われている。特徴として、人体の挙動を再現するため装甲板が極限まで減らされている。
【兵装一覧】
片刃の実体剣
ビーム射撃が可能な砲塔を背面に取り付けた偃月刀
<貴族連>
蒼い血を持つ高貴なる者たちで作られた組織。特権階級であり支配者だが、それだけに持たされた責任は多い。対ヴォイド、対共和国などによる対外戦争が勃発した場合、文字通り一族が消滅するまで戦うことが義務付けられている。
◆老練翁伯爵
本名ナザリウス・エグゼルシス・ウォーブレイン。
前情報局局長であり、現在はゼノンシス銀河系の辺境に位置するメリダ星系を治める貴族。
日夜ヴォイドの襲来があるメリダ星系において、要塞基地司令も務める多忙な御方。
◆アデルハイト・セラフィーナ・ド・グラスレー侯爵夫人
帝国4大貴族の一角であり、皇帝よりエリュシオン銀河系の統治を任されている大貴族。
趣味は帝国黎明期の遺失物収集。
ひょんなことからハイデマリーと出会い、彼女のパトロンとなる代わりに遺失物の専売契約を結んでいる。
<中央評議会>
皇帝の意に従い、帝国の統治を行っている政府機関。議会制だが、その殆どが世襲議員であり汚職と利権に塗れている。
各銀河系を統治する総督府を運営する貴族連よりも上位の存在だが、蒼い血を持たない彼らを軽んじる貴族は多く、組織間の仲は最悪と言っていい。
◆コーサ・ノストラ
己の立場と権威を信じ、他人を見下している。帝国の全ては自分たちの物であると本気で信じている。
<帝国を構成する銀河系>
多数の銀河系を要する親銀河、ゼノンシス銀河全域が支配領域。
帝都バレンシア星系はゼノンシス銀河系の中央に位置するゼノンシス=コア銀河に属する。帝国中央と呼ばれるのは此処を示す。
また、帝国はゼノンシス銀河は以下の主要4つの伴銀河を有する。
銀河系を構成する大半が軍事拠点である帝国軍の本拠地”アストラ”
商業が盛んで帝国支配領域全ての資源供給を賄う帝国の台所”オルフェオン”
帝国発祥の地とされ、多数の惑星が神秘に包まれた”エリュシオン”
支配領域を広げるため外宇宙への探索拠点になっている”フロンティア”
<共和国>
帝国からの離反者で作られた国家。
惑星オークリーでは特殊部隊によって越境作戦を実施、ΑΩを強奪した。
懐事情から帝国軍のように数を揃えられず、それがヴェルニスのような万能機VTSFの開発へと繋がっているが、人体改造技術を含め、一部技術は帝国を凌駕している。
主な構成員はヘックス、ノーヴェ。
<エルフ自治区域:エルセリア>
帝国支配領域のゼノンシス銀河に属しながら、強大な軍事力を背景に独立を保っている。エリーや双子の生まれ育った星系。
<ヴォイド>
変異異性体。何にでも寄生して取り込み、数を増やしていく宇宙の厄介者。大きさによってクラス別がされており、大きくなるほど武装も強力になっていく。最大でコロニークラスの物が発見されている。
ΑΩに強い反応を示しており、取り込むことで一部の機能を会得する性質を持っている。
<純白の艦隊>
何時も見ている。何処にでもいるし、何処にもいない。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
次話は何も書けていません。また数話書き終わってから投稿するのでお時間頂きます。




