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異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第八章 機動兵器の章。
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第14話 私のお願い。

『ドラグヴァイツァー!』


 ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


 ファフニールが振るう、大剣の強力な一撃で、大地が割れた。


 俺は寄生者コカーチスの攻撃を避け、隙をつく。


「くらえッ!」


 チート能力ッ!!!



 しかし、



 バリバリバリバリ。



『無駄だ! チート能力など、私には効かん!』


「なんてヤツだ・・・」


 バリアによって、俺のチート能力がはばまれてしまう。



『ほれ、ドラグヴァイツァー! ドラグヴァイツァー! ドラグヴァイツァー!』


 ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン! ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン! ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!


 四方八方の大地が、割れまくっている。


「カタストロフ・ノヴァ! 今、助けてやるからな!」


 俺は攻撃を避けながら、呼びかけた。









『は?』








 寄生者コカーチスが攻撃を止める。


「なんだ?」


『ギャハハハハ!』


「どうしたんだ?」


『君はカタストロフ・ノヴァを助けるつもりなのか!?』


「当たり前だ!」


『ギャハハハハ!』


「クソッ! なにが可笑おかしい!」


『これが笑わずにいられるか!』


 寄生者コカーチスは体をふるわせて、答える。




『カタストロフ・ノヴァは、私が付喪神つくもがみのチート能力を使用したと同時に、存在を上書きして、消滅した』




「・・・そ、そんな」


 俺は足元から、力が抜け、地面に両膝りょうひざをついてしまう。


「・・・カタストロフ・ノヴァが・・・消滅した?」


『そうだ』


「・・・うそだ」


『優秀なアーティフィカル(A)インテリジェンス(I)だったぞ。私の付喪神つくもがみのチート能力にすごく抵抗したからな。まあ、最終的には、無駄な足搔あがきだったがな。ギャハハハハ!』




 なにか、今の出来事が、遠くの出来事のように感じる。


 俺の心は、現実を受け入れるのを、拒否していた。


 信じたくなかった。





「・・・カタストロフ・ノヴァ」


 俺は届かない声を、呟いた。


 寄生者コカーチスが、近づいてくる。


『さて、君を倒して、さっさと世界征服してしまおう!』


 寄生者コカーチスが、大剣ドラグヴァイツァーをおおきく振り上げた。



『ギャハハハハ! ここが君の墓場だ! くたば・・・ばばっばば・・あばあだjdjがlkgjのれjごえjgr;あおgっじゃjggじょいあhgろ;うぃほがおgりjj;えがいgほいおぺwhg:g」



「・・・なんだ?」


 寄生者コカーチスの様子がおかしい。


 苦しそうに、もだえている。















『マス・・・ター・・・』






 ファフニールの目の色が、紫色から元の色に戻る。


「カタストロフ・ノヴァなのか!?」


『・・・肯・・・定』


「今すぐ助けてやる! 待ってろ!」





















『私を・・・破壊・・・してください』

















「・・・え?」

















『・・・お願い・・・します』










「できるわけないだろッ!」



















『・・・お願い・・・します』
























「・・・カタストロフ・・・ノヴァ」

























 ファフニールの目から、涙が、流れていた。


















『・・・お願い・・・します・・・。私に・・・大好きな・・・地球を・・・守らせて・・・くだ・・・さい。・・・私は・・・自分の手で・・・この・・・地球を・・・壊したく・・・ない・・・・・・・・・・・・です・・・』



























「・・・・・・わかった」
























『・・・ありがとう・・・ございます・・・・・・・・・・・・マス・・・ター』




















 カタストロフ・ノヴァは、消えた。




















 ファフニールの電源が切れ、動きが、止まる。


 電源がふたたび付いた時、


 ファフニールの目の色は、ふたたび、紫色に光り輝いた。

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