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第7話 動け。マグナ・ラグナ。
「いくぞ、小僧!」
黒いヤツが殴ってきた。
バゴン。
「グハアアアア!」
白いヤツが倒れる。
コクピットがめっちゃ揺れた。
『パーツ破損。ナノマシンで修復します』
白いヤツは倒れたまま、動かない。
「操縦を教えてくれ!」
『2本のジョイスティックをクイクイしてください』
「わかった!」
「ペタンコにしてやる!」
黒いヤツがブーストで接近し、白いヤツのコクピットを踏みつけようとする。
クイクイ。
踏みつけを白いヤツはバク宙で避け、片手をついて着地した。
「避けただと!?」
「間一髪だ」
白いヤツは立ち上がる。
手をぐーぱーぐーぱーしたり、首を左右に振った。
よし、細かい動きも、ジョイスティックをクイクイしとけば、なんとかなる。
「操縦をものにしたようだな」
「おかげさまでな」
「・・・」
「・・・」
白いヤツと黒いヤツが睨み合う。
カコン。
空き缶が落ちた。
それを合図に、2体のマグナ・ラグナはブーストで接近した。




