表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に来た俺はチート能力があって魔王に会った瞬間倒した。  作者: ライトニングブロッカー 教
第五章 新約・異世界転生の章。
28/143

第8話 アレスの心。

「誰かこの木を切ってくれんかの?」


 アレスが滑り込む。


「ボクが切るよ!」


「アレスか!」


 これなら、1時間で切れる。


 アレスは手刀で木を叩く。


 パキン。


「グアアアアアア!」


 しまった! 手が折れてしまった!


「アレス、大丈夫か!?」


『・・・・・・大丈夫か!?』


「大丈夫だよ!」


 まだ、逆の手が残ってる!

 

「くらえ!」


 パキン。


「グアアアアアア!」


 手が折れた。


「アレス、まさか逆の手まで!?」


『・・・・・・ウソだろ!?』


「まだ、やれる!」


 アレスは回し蹴りを放つ。


 パキン。


「グアアアアアア!」


「アレスウウウウウウウウウウ!」


『・・・・・・アレスウウウウウウウウウウ!』


 足が折れた。


「・・・まだだ。まだ、諦めない!」


 アレスは片足で立ち上がった。


「もう無理じゃ! アレス、もう諦めるんじゃ!」


『・・・・・・そうだ! 無理するな!』


「まだ片足が残ってる! いくぞ!」


 アレスが飛び蹴りを放つ。


 パキン。


「グアアアアアア!」


「アレスよおおおおおおおおおおおおおお!」


『・・・・・・そうなる気はしていたああああああ!』


 足が折れた。


「両手両足が折れてしまったのじゃ! 早く病院に行きなさい!」


『・・・・・・そうだそうだ!』


 ボクは地面を這って、木に近づく。


 四肢が砕けようと、ボクは諦めない!


「・・・まだ僕には牙が残っている! それでもダメなら、頭突きで切る!」


「やめるんじゃあああああああああああ!」


『・・・・・・やめろおおおおおおおおおおおお!』


「この心臓が止まるその瞬間ときまで、ボクは絶対に諦めたりしないッ!!!」


 アレスは頭を振りかぶった。





「強化の超能力! テヤアアアアア!」


 ズバリ。


 木が切れた。


「リーナ様! ありがとうございます!」


「アレス、大丈夫!?」


 リーナは一目散にアレスに駆け寄る。


「・・・リーナ」


 リーナは涙を流す。


「アレスは馬鹿よ! 無能力なのに無理してるんじゃないわよ!」


「・・・ごめんね」


「すぐに病院に連れて行く! 強化の超能力!」








 ・・・・・・無能力か。








 誰かに見返すとかじゃない。







 ボクは








 誰かの役に立ちたいんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ