第9話 病院の治療。
「アレス、もう大丈夫だよ」
「先生、ありがとうございます」
「アレス、感謝はリーナ様にしてあげてくれ。病院に来るのがもう少し遅ければ、命の危険もあったからね」
「なんでそんな状態になるまで頑張るのよ!」
パチン! ヒュー。 ドッゴーン!
「グハアアアア!」
「大変だ! 命の危険がある! 急いで治療の準備を!」
「ごめんなさあああああああああああい!」
『・・・・・・マジか』
「アレス、もう大丈夫だよ」
「先生、ありがとうございます」
「アレス、感謝はリーナ様にしてくれ」
「それはおかしいでしょ!」
アレスは病院を出た。
「ひどい目にあった」
「アレスがいつも無茶ばっかりするからでしょ! フン!」
「リーナ、さっきは助けてくれてありがとう」
「ありがとうなんて百回言われても意味ないわ! 感謝してるならちゃんと行動で示して! フン!」
「それじゃ、一緒にお昼ご飯食べに行かない?」
「えッ! ホ、ホントに!? ア、アレスがどうしてもって言うなら! い、行ってあげてもいいんだけど?」
「よし! 決まりだね! それじゃ、有名チェーン店の牛丼を食べに行こう!」
「・・・え?」
「ウマい。安い。早い。三拍子が揃った店なんだ。リーナは行ったことないだろ?」
「・・・・・・高級パスタのお店に行くわよ」
「え?」
「デートでそんな場所になんて行けないわ! 高級パスタのお店に行くわよ!」
「で、でも、ボク、そんなにお金持ってないよ!?」
「私が払うわ!」
「なんでだあああああ!?」
リーナが腕を組んでくる。
これでは逃げられない。




