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書き出し祭り・感想  作者: 遊月奈喩多
第25回書き出し祭り分
108/108

27-3-10『大正宵闇恋歌現世変身』感想

 皆様こんにちはこんばんは、遊月奈喩多と申すものでございます! こんなゆー!


 さてさて、今回のお話は!?

 これは、せなちゃんの時点で既に透真(とうま)くんに惹かれていた節がありますね……。いや、これは出歯亀めいた気持ちで言っているのではなく、わかる、わかるよ……の気持ちと言いますか。

 筆者も少年の頃、大昔の英雄たちと協力してたったひとつの聖杯を奪い合う少年少女たち(一部大人もいる)の戦いを描いたアニメで、主人公やヒロインたちにとっての大敵・いわゆるラスボスにあたる神父にすっかり惚れ込んでしまった過去があります。一本芯の通ったヴィランって、なんだか魅力的に見えるんですよね。私もそうでした。


 せなちゃん曰く『大正宵闇恋歌』本編で唯一自力での努力をしていたように見えた透真くん。まぁね、平成もしくは令和の価値観・行動基準と大正時代(本編の舞台)のそれではなかなか異なるものがあるので、本編の瀬奈(せな)さんの頑張りが足らなく見えるのは、ひょっとしたら作者さんの時代考証が物凄い領域だった可能性もなきにしもあらずんば山のごとし……?などと余計なことを考えつつ(笑)


 書き出しのなかで情報として出たものの詳しくは明かされなかった情報として


・透真くんは最初から悪の人ではなかった

・瀬奈さんの義妹・彩奈(あやな)ちゃんは性悪


 このふたつが気になりましたね。

 透真くんについては、物語開始時点では既に悪の人だけど悲しい過去があった人なのか、物語開始時点では悪の人ではなかったけれど何かのきっかけで過激な思想になってしまったのか……いろいろ考えてしまいますね。まさか、彩奈ちゃんが何かしてしまうのか??(そうでないと性悪情報がポツンと浮いてしまう気がするので)


 ということで、この書き出しの時点だとまだ結末への予想がつきませんね! 物語の強制力が強いそうなので、たぶんせなちゃんの存在や行為が裏目に出てしまう展開もあるとは思うのですが、そうですね。

 ふたりが諸人から祝福されて輝かしい道を歩んで幸せになるとしても、世界から悪と断ぜられて破滅の道をふたりきりで進むとしても、きっとふたりの間に通う心の輝きはとても美しいものになるのだろうなというのが、この書き出しを読んだ筆者の感想ですかね!!!

 前書きに引き続き、遊月です。

 さて、困りました。


 タイあら感想でも少し述べたのですが、この書き出しを読む間、頭の中で藤田麻衣子さんの「漆黒」という歌が流れて止まりませんでした。いや、たぶんいわゆるラスボスに据えられているという透真くんの属性で脳がそう決め込んでしまったのだとは思うのですが、そうなんですよね。筆者、あの歌大好きなんですよね。

 ということで何やら思ったことをつらつら並べ立てていたのですが、『大正(たいしょう)宵闇(よいやみ)恋歌(れんか)現世変身(うつしよのかわりみ)』というタイトルにも何かしら秘密がありそうですよね。ひょっとして、瀬奈さんの持つという天賦の才能とやらに──などと考えていたのですが、単に現実世界のせなちゃんが『大正宵闇恋歌』の瀬奈さんに変わったことを指していそうですね。変な方向に思考が脱線しかけました(笑)


 思考の脱線ついでに、大正時代を舞台にした漫画で何とも私の性癖を刺激してくれる成人向け漫画があったなということも思い返しておりました。大正だったかな……大正だったような気がするけど、ひょっとしたら微妙に昭和入ってるくらいのお話なのかな、まあ、そこはよいのです(大正時代関連で、みたいな話し方だったやないかい)

 要は、生家で代々受け継がれてきた「お役目」という名の、国の中枢を担う役人たちへの接待に何の疑問も持たずに明け暮れていたヒロインが、外からやってきた使用人(主人公)との出会いによって初めて恋を知り、自らの「お役目」に疑問を持つというストーリーのお話なのですが、そうですね、とてもよいのです。


 成人向け漫画ということで、当然のごとく「お役目」の中身はこの場で語るのが(はばか)られるものなのですが、それに初めて抵抗感を覚え、「怖い」と感じるようになった姿がね……いいんですよね。恋、知っちゃったね!?と出歯亀根性が芽生えてしまうのです。


 あとはこのお話のタイあらを拝見したとき思わず連想してしまったイケメンなヴィランたちと恋をする乙女ゲー。私は主題歌の「漆黒」だけ知っていたのですが、世の中にはよいMAD動画を作られる方がいるもので、この「漆黒」のMV風味に、攻略対象のひとりにフォーカスを当てた動画がネットにあったわけです。もう、すんごかったです。

 私って、仄暗いところで生きる闇のイケメンと、そんな闇のイケメンに対して特効じみたものを持つヒロインという図式が大好きだったんだなと改めて思わされました。私の中のアーニャちゃんも「すきー!」と頷いてくれています。なゆたもすきー!


 何の話だったか。

 そうですね、透真くんが世界によってとことんまで『悪』にされるなら、せなちゃんがただひとりそんな『悪』に寄り添う存在として彼の傍らを選ぶ展開があってもいいよねというお話でしたね。


 そうやってせなちゃんと透真くんの間に断ちがたい確かな愛が育まれたところで、せなちゃんの転移によって追い出された元々の瀬奈さんがその「天賦の才能」でふたりを苦しめてきそう……というコメントを添えて、『大正宵闇恋歌現世変身』の感想とさせていただきます。

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