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桃源郷  作者: 胡蝶の夢
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第四章 桃源郷 前編

 ようやく東の空から白い光が差し込み、長い夜が明け始めた寒い冬の早朝のこと。聖都と貧民街をつなぐ橋の上には、欄干に身をもたせてぼんやりと聖都の方を眺める人影があった。この寒いというのに、筋骨隆々の長身に袖のない黒革のワンピース一枚だけで、震えもせずに佇んでいる。男と呼ぶべきか女と呼ぶべきか、濃い化粧に女物のワンピース。彼は世に言うオカマというものらしかった。

――あれからリオンはどうしているのかしら?

 あの創立祭の日からもう5年の月日が流れていた。その間、彼は時折こうして聖都を眺めては、別れた友のことを思っていた。昨夜も、少しばかり飲みすぎた。酒の酔いを醒ましがてら、橋の上から友が旅立っていった聖都を眺めていて、そのまま夜明けまでぼんやりと考え事をしていたのだ。

――もう夜明けだわ。そろそろ帰ろうかしら?

 そう思ったときだった。聖都に続く石畳の道を、一人の少女が走ってくる。燃え立つような赤い髪の少女は、時折後ろを振り返りながらも、軽快に石畳を蹴って駆けてくる。そしてその後を、鎧を身に纏った兵士たちが追ってきているのが見えた。

「まぁ~ったく、嫌になるわね。か弱い女の子を大勢の男で追い回したりして」

 オカマはそう呟くと、目の前を通り過ぎようとする少女の腕をさっと掴んだ。驚いたような顔で振り返る少女。見ると体の所々に手傷を負っている。

「あんた、いったい何をやったの? 聖都から逃げてきたってことは、かっぱらいかなんか?」

 そう言って一瞬笑いかけたオカマの顔が、一転、苦痛に歪む。彼の手をするりとすり抜けた少女が、大振りなナイフの柄で彼の鳩尾あたりを深く抉ったせいだ。

「あ……あんた! 助けてやろうってのに何するのよ!!」

 オカマは涙目になりながら叫ぶように言う。

「邪魔しないで! このラッキョウ頭!!」

 少女は鋭く言い返すと、またすぐに貧民街の方へ走り出す。確かに面長で見事に割れてしゃくれた顎と、頭の頭頂部にだけある毛を赤い組み紐でくくった、つるんとしたその頭は、さながら逆さまにしたラッキョウのようにも見えた。

 しかしそのあんまりな言い様に、さすがにオカマも怒り、再び少女の手を掴む。

「ちょっと!! あんた失礼ね! その言い方はないでしょ!!」

 そこへ兵士たちが追いつく。

「おい、化け物! その女をこっちによこせ!」

 鋭い槍を突きつけながら先頭の兵士が怒鳴る。しかし怒り狂ったオカマにはそんな声も耳に届かなかった。

「五月蝿いわね! 邪魔しないでちょうだい!!」

 彼は裏返ったオカマ声で兵士を怒鳴りつけると、突きつけられた槍を素手で圧し折った。兵士たちは一瞬怯んだようだったが、すぐに態勢を整えて一斉に攻撃をしかける。それにオカマと少女が応戦し、一気に乱闘になった。

 少女は小柄な体を活かして、素早く敵の背後に回りこんでは足払いをかけ、その勢いを巧みに利用しては、要領よく兵士を用水路に突き落としていく。次々と橋上から水の中に投げ落とされた兵士は、泡を食って重い鎧から抜け出そうともがく。

 オカマは向かってくる兵士の武器を次々と素手で圧し折り、大きな手で兜ごと頭を掴んでは地面に叩きつける。その怪力で頭を打ち付けられた兵士は、みな一声うめきを上げるとすぐに動かなくなった。

 そうして20名ほどもいた兵士はあっという間に片付けられてしまった。

「あんた、やるじゃない」

 少女がきゅっと口の端を吊り上げて笑う。

「あんたこそ」

 オカマもにやりと笑った。

 しかしすぐに次の追っ手がこちらへ向かってきた。今度は下級兵士の部隊ではなく、聖騎士団の一隊が相手のようだ。

「きりがないわね」

 そう少女は呟くと、さっと身を翻して再び貧民街の方へと走り、狭い路地に入り込んでいく。

「ちょっと!! 待ちなさいよ! ラッキョウ頭って言葉は撤回しなさいってば!」

 オカマもそう叫んで少女の後を追った。しかし少女は身軽に細い路地を走りぬけ、まるで猫のように、高い塀や建物の屋根を乗り越えていく。

「まったく……なんてすばしっこいのかしら……」

 大きく息をついて、彼女の後を追うことを諦めようとしたとき、不意に少女は立ち止まった。ようやくオカマが追いついてみると、少女が立ち止まった先に見える辻に、またしても10人ほどの部隊がいる。しかし彼女がじっと見ているのは、その兵士たちに囲まれて何か訊かれている男の子のようだった。

「え? 赤い髪の女? それってまさか……」

 どうやら彼女を見なかったか、とでも訊かれたのだろう。10歳くらいの浅黒い肌の少年はボソッと呟いてから、急に拙いことを言ったと気づいたように、首を横に振った。

「し……知らない! 見てないよ。そんな人知らない」

 しかしそんなあからさまな嘘が通用するはずもない。気色ばんだ顔で兵士が少年の襟首を掴む。

「嘘を言え!! 下手な庇い立てをすると子供とはいえ容赦せんぞ!」

「知らない! 知らないってば!!」

 足が宙に浮くほど締め上げられ、少年は苦しげに足をバタバタさせる。その様子を見て、少女が小さく舌打ちした。

「あの馬鹿……!」

 そう呟くと、少女はショートブーツに仕込んであるホルダーから大振りなナイフを抜いて、さっと辻に飛び出した。そして間髪を入れず少年を締め上げている男の首の後ろをナイフの柄で打ちつけ、兜を跳ね上げる。そしてそのままくるりとナイフを回して、首筋から背骨へ向かって刃先を突きたてた。

「ティセル!!」

 少年が目を丸くしながらも、安堵の混じった声を上げる。

――この娘、手馴れてる。

 その鮮やかな手並みを見て、オカマは心の中で感嘆した。と同時に、血を見るとなにか本能に突き動かされるように、じっとしていられなくなる。

「ぅおりゃーーーっ!!」

 いきなりオカマが野太い雄叫びを上げて、手斧を振り上げながら舞台に踊り出る。あまりに唐突な参戦に、少女も少年も驚きの目を向けた。

「な……なんであんたまで出てくるわけ……?」

 呆れ顔で呟く少女。そんなことにはお構いなしに、意味もなく乱闘を繰り広げるオカマ。その暴れぶりを見て、手を打ち鳴らして歓声を上げる少年。またしてもあっという間に、その3人以外に動くものはなくなった。

 何故か意気投合してハイタッチをするオカマと少年。その様子を納得いかないような顔で眺めて、少女は溜息をついた。それから2人の手を掴んで、さっと建物の陰に引き込む。

「物音を聞きつけてすぐに追っ手がくる。いつまでもこんなところでボーっとしてないで!」

 少女はそう言って、2人を先導して細い路地を進んでいく。

「怒られちゃったね」

「短気な娘ねぇ」

 などと顔を見合わせて呑気なことを言いつつ、2人は少女の後をついていった。

 少女は時おり立ち止まっては辺りの様子を窺いながら、複雑に絡み合う路地を抜けていく。そうして小1時間ほども歩いてから、ようやく彼女は立ち止まった。

「ここまで来れば、どうにか少しは落ち着けそうね」

 そこは通称ゴミ捨て場と呼ばれる、文字通り廃人ばかりが打ち捨てられている区域だった。確かにこの辺りなら人通りもないし、少しの間なら身を隠せそうだ。少女は手近にあった石段に腰を下ろすと、足を組み、右手を額に当てて軽く溜息をついた。

 途端に少年がオカマの方を振り返って、少し興奮気味に口を開く。

「ねね。あんたさ、すっごく強いね。いきなりでびっくりしたけど、断然惚れちゃったよ!」

「あら、あんたなかなか女を見る目があるじゃない。その言葉、あんたがもうちょっと大人になってから聞きたいものだわね」

 オカマは冗談交じりに言うと、軽くウィンクして微笑んで見せた。

「うへぇ! そういう意味じゃないよ~。女って……。あんたオカマだろ?」

 少年も悪戯っぽく笑って返す。

「でも、やっぱり一番はティセルだな。何を隠そう、あのDKのBloody Lionなんだぜ! めちゃくちゃ強いんだ。しかもとびっきりの美人。オレ、ティセルの弟子なんだぜ!」

 ティセルと呼ばれた少女は俯いたまま深い溜息をついて、自慢げに話す少年の足を軽く蹴った。

「余計なことを喋りすぎよ。このラッキョウオカマが何者かまだわからない」

 ティセルはそう言ってから、年若い少女には似つかわしくないような鋭い目でオカマを睨む。

「誰がラッキョウオカマよ! ほんっと、口が悪いんだから! あたしにはちゃんとフムルって名前があるのよ!」

 フムルは裏返った甲高い声で言ってから、「ふんっ」と嘲るような笑いを見せて、声を潜める。

「あんたがあの悪名高いDKのBloody Lionだとはね……。まだ歳若い女だとは聞いたことがあったけど、あんたみたいな小娘だったとは。あれだけ手馴れた殺し方も納得がいったわ。その口の悪さも、下品な盗賊ならではの流儀かしら?」

 そう言って勝ち誇ったような笑みを浮かべるフムルに、ティセルも嘲笑を返す。

「あんたの顔ほど下品でもないわよ。それにあんたこそ何なのよ? どうせ血を見て興奮して飛び出してきたんでしょ? 斧振り回して、ほとんど一人で殺りまくってたじゃない。たまにいるのよね。そういうとち狂った獣以下の下種野郎って」 

「ま……! あんた……ちょ……その言い方……! せっかく助けてやったのに、この恩知らず!!」

 自分でもいけないとは思いながらも、血を見るとつい興奮して見境がなくなるこの性分はどうしようもなかった。しかし痛いところを突かれて、フムルは返す言葉もなく口をパクパクさせた。

「ふんっ! 誰が助けてくれなんて頼んだのよ? あのくらい私一人でも十分対処できるわ。恩着せがましいのよ、この青髭パイナップル!」

 ティセルの悪口雑言に顔色をなくすフムル。はじめは笑って見ていた少年も、フムルの怒りに歪んだ顔に恐れをなしたのか、慌てて2人をたしなめる。

「ちょっと……いい加減にそのへんでやめなよ。2人とも……」

 しかしフムルは怒り狂って暴れるどころか、両手で顔を覆って声を上げて泣き出した。

「ひどい!! ひどいわ! 青髭パイナップルだなんて……! それはあんまりよ! オカマ心が大いに傷ついたわ! 気にしてるのに……青髭だなんて……あんまりだわ……。このひとでなし!」

 フムルは歳を重ねるごとに濃くなっていく髭を見るたびに、溜息をつかずにはいられなかった。それを言われては、返す言葉もない。この様子では2人の舌戦はティセルの完勝のようだ。2人に背を向けて道端に屈みこんで泣いているフムルに、ティセルは呆れたような冷笑を向けた。それから思い出したように少年に言う。

「そんなことより、ライカ。あんた、あんなところで何してたのよ?」

 ライカと呼ばれた少年は、そう言われて「あっ!」と大きな声をだしてティセルの手を取った。

「そうだよ! こんなことしてる場合じゃなかったんだ! ねぇティセル、先生は……? 先生がどこに行ったか知らない? 先生が大変なんだ。もしかしたら……」

 その言葉を聞くと、ティセルはさっと顔色を変えた。こころもち青い顔をして、ライカから目を逸らす。

「ティセル……? どうしたの? もしかして何か知ってるの?」

 ティセルの青ざめた顔を見て、ライカも不安げな顔をして彼女の手を強く握って揺さぶる。黙り込んだまま何も答えようとしない彼女の手を、ライカは何度も揺さぶった。

 そして何度目かに、ようやくティセルが動いた。ライカの手を振り解き、両手で頭を抱えて小さく首を横に振る。

「わからない……。リオンは……」

 ティセルは何か言いかけたけれど、そのまま頭を抱えてまた黙り込んだ。

「リオン? リオンって……それが先生の名前なの? ねぇ、ティセルってば!」

 頭を抱えたまま動こうとしないティセルを、ライカが揺さぶる。それでもティセルは黙ったままだった。今度はライカが頭を抱える。

「もう! どうしたって言うのさ!? もうわけわかんないよ! 明け方、急にオレたちの家の結界が消えて、それでみんなアベルに起こされて……。それでアベルったらこんなこと言うんだ。先生はもうここへは帰らない。結界がなくなった今、もうここは安全ではない。だからみんな夜が明けたらここを出て、もっと目立たないところへ引っ越さなくちゃならない、って。それが先生からの最後の指示だって……。先生はどうしたのかって訊いても、オレたちのために戦いに行ったとしか教えてくれないし……。それでオレ、先生を探しに家を飛び出したんだ。先生が戦うって言うなら、オレだって……少しは魔法だって使えるし……力になれたらって……」

 最後の方はもう、はじめの勢いもなく、肩を落として小さな声で呟くように言った。それから少しの間を置いて、消え入るような声で呟く。

「でも……結界が消えたってことは……。まさか先生は……」

 今にも泣き出しそうな顔で俯くライカ。ティセルはその様子を、眉根を寄せて見ていたが、苛立ったような声で早口に喋りだした。

「だから、わからないって言ってるのよ! ついさっきまではリオンと一緒だった。リオンのクーデター計画に乗って、一緒に教皇庁本部を襲撃したのよ。でもそれは失敗に終わった。敗走する途中で別れて、その後はどうなったかわからない。わからないの……」

 ティセルが重い口を噤むと、少し離れたところで聞いていたフムルがゆっくりと近づいてきた。ティセルもライカも暗い顔をして俯いている。

 雑種の子供に先生と呼ばれるリオン。教皇庁を襲撃したリオン。まさかあのリオンでは……。フムルは意外なところで、懐かしいその名を聞いて、驚いて2人に声をかけた。

「ねぇ、ちょっと。あんた、さっきからリオンって……。まさか、あのリオンなの? リオン・ハーメリアなの!?」

 ティセルは顔を上げると、キッとフムルを睨みつけて言う。

「あんたには関係ないことよ!」

 しかしフムルも負けじと眉を吊り上げると、ティセルに掴みかかった。

「関係なくないわよ! リオンは……リオンはあたしの親友だもの。そうなのね? あのリオンなのね? ああ……確かにあのリオンなら、あんたを相棒に選んだのだって納得がいくわ。あんたを初めて見たとき、すぐ思ったの。いかにもリオンが惚れそうな女だなぁって。華奢で華やかで、気が強くて可愛げがなくて……。リオンが命がけで愛した女によく似てる。隠したって無駄よ。間違いない。あの……破戒坊主のリオンなのね?」

 ティセルは否定も肯定もせず、また暗い顔をして視線を落とした。そんなティセルの肩をフムルが力一杯揺さぶる。細い肩に指が食い込むほどに強く肩を掴んで揺すっても、それでもティセルはただ黙っていた。

「あんたの話だとリオンも教皇庁の兵士に追われてるんでしょ? どこなの? 彼とはどこで別れたのよ!? 助けに行かなくちゃ! いくら強いって言ったって、魔法使い一人じゃ逃げ切れない。早く助けに行かなくちゃ!」

 それまで押し黙っていたティセルが突然、早口にまくしたてるフムルの腹を蹴り上げた。そして低い声で静かに言う。

「リオンは帰ってくる。約束があるんだから……。くだらない約束が……」

 そしてまた口を噤んで立ち上がると、すたすたと歩き出した。

「ティセル、待ってよ!」

 一声あげて、ライカもそれに続く。少し遅れて、フムルも何か喚きながら彼女の後を追っていった。


 黒く腐食した鉄柵で囲まれた、荒れ放題の前庭。その奥に続く古い教会の扉を開けると、神像が取り外され、小奇麗に片付けられた聖堂があった。昨日の朝ティセルがここを出たときには、確かに幻の結界で守られていたはずの場所が、今は無防備に白日の下に晒されていた。

 なぜティセルはここへ帰ってきたのだろうか。リオンがここに帰ってくる……そんな甘い期待があったからではない。ただなんとなく、彼と共に数日を過ごしたこの場所に、もう一度この身を置いてみたい。そんな彼女らしからぬ感傷があった。

 白い布で覆われた祭壇に、見覚えのある男が腰を下ろし項垂れている。この救護施設でリオンの下で働いていたアベルだった。アベルは扉が開いてティセルが入ってくるのに気がつくと、一度深い溜息をつき、それから顔を上げた。

「ティセル……。君が1人で帰ってきたってことは、やはり先生は……」

 静かな聖堂に、やけに響くその声を聞くと、ティセルはまた遣り切れない表情で、近くにあった礼拝用のベンチを蹴った。

「そろいも揃って、みんなしてリオンが死んだことにしたいわけ? まだわからないじゃない! まだ結界が消えたってだけのことでしょ? まだ死んだと決まったわけじゃない!」

 苛立ち紛れにもう一度つま先でベンチを蹴ってティセルが言う。しかしアベルは物悲しげな顔で静かに続けた。

「ここを発つ前、先生は僕にだけ全てを話していったんだ。後のことを頼む、と。先生は自らの死を覚悟してここを出て行った。もしティセルが一人で帰って来たら、これを渡して欲しいと言って……」

 アベルはそう言ってスチール製の小さな箱を差し出した。ティセルには見慣れている、シガレットケースだ。いつかリオンが預かると言って持っていったものだった。

 ティセルは早足にアベルの元へ歩いていくと、その手に持ったシガレットケースをひったくるようにして受け取った。そしてそのまま奥へと続く扉を開ける。

「それから……こんなことに巻き込んで申し訳なかった……と伝えて欲しいと」

 アベルの言葉を無視して、ティセルは扉の先に姿を消した。入り口に立ったまま呆然とその様子を見ていたライカが慌てて後を追って駆け出す。

「ライカ!? ティセルと一緒だったのか。勝手に飛び出したりして……心配したんだぞ!」

 アベルは立ち上がってライカに声をかけたが、ライカは「ごめん」と一言だけ言ってティセルの後に続いた。


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