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ミミとフミスケの大冒険  作者: 言葉屋


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ミミとの出会い①

心があったかくなる冒険です。疲れた時や頑張る時に見てほしいです。ミミとフミスケ↓↓↓

【スマホはURLを選択して長押し後、上にずらすと見れます。】

https://51857.mitemin.net/i1203098/

♢♢♢フミスケ誕生♢♢♢


➖400年前➖


『神社に一頭の白い馬がいました。

その馬は神様が人間のために与えた馬でした。

その馬の立て髪に触れて神様に感謝すると良い事が起きました。

白い馬の噂は近隣の国まで広がり、

白い馬を奪い合う戦争が始まりました。

神社が襲われて白い馬の命が尽きた、その瞬間…馬の毛が光り出しました。


【フミスケ誕生】


馬の毛が輝き、一本の筆が生まれました。

それは虹色に輝く筆、フミスケが生まれた瞬間でした。


そして馬の姿は空に消えていき、筆が残りました。

その後、世界が何もなくなり、

文明が土に還り、天候が変わり、土地の形が変わるほど年月が経ちました』


♢♢♢400年後の森♢♢♢


ここは世界が変わってから、

約400年後の大自然の森の中…

暖かな太陽。

木漏れ日の揺らめき。

風に揺れる緑の木々。

どこまでも続く青空。

そして、自然が奏でる優しい音。


大きな木の枝がゆっくりと揺れ、葉と葉が触れ合う音が鳴るたびに、緑の葉が光を受けてきらきらと輝きます。


そよ風が吹き抜けると、木々の葉が一斉に揺れ、一枚の葉っぱが川に落ちました。

葉っぱは川を流れていきました。

その葉っぱを追いかけて走る緑の足…


「葉っぱを捕まえろー」


♢♢♢川の中♢♢♢


フミスケ「いてっ…いててっ」

フミスケはゆっくり目を開けると、瞳から光が入ってきます。

太陽の光と、それを遮断している緑の影が揺れています。

そして…目の前には自分のほっぺからつながるバナナ。


「君はここで何をしているの?」


川の底に沈むフミスケに、グリグリとバナナを押し付けてカメが話しかけてきました。


フミスケ「…何もしてないよ」

カメ「バナナたべる?」

フミスケ「…いらない」

カメはバナナを食べて、ウロウロした後に寝ました。

フミスケは川の中から歪んだ空を見て、カメの事は気にせずボーっとして眠りました。


➖次の日➖

カメは川に入り、フミスケに近づきました。


フミスケ「…いてっいてて」


カメはまたバナナを川の中に入れて、フミスケに押し付け言いました。


カメ「私、ミミっ!バナナ食べる?」

フミスケ「…バナナ?…食べる」

ミミ「…食べるの?…本当に」

フミスケ「じゃ…いらない」


ミミはバナナを食べて、ウロウロした後に寝床で寝ました。


フミスケは、川から顔を出して辺りを見ました。

フミスケ「…寝床が作られてる」

ミミは川辺の森に、木や枝を集めただけの寝床を作って、そこに寝ていました。


しばらく眺めて、静かに川の中に戻りました。

フミスケ「…」まぁいいか、寝よ


➖次の日➖


ミミはまたバナナを川の中に入れて、フミスケに押し付け言いました。


フミスケ「…いてっいてて」

ミミ「おはようっバナナ食べる?」

フミスケ「くれないでしょ」

ミミ「モグモグっあげてもよい」

フミスケ「…じゃーちょうだい」

フミスケは顔と手だけ川から出しました。

ミミは食べかけのバナナを渡しました。

ミミ「はいっ」

フミスケ「中古だっ、まぁいいけどモグモグ」

ミミ「川に住んでるの?」

フミスケ「住んでるのかな?ここに居る」

ミミ「ミミはそこに住んでるよ」

ミミは自慢げに寝床を指差しました。

フミスケ「…寝床あるね」

ミミ「遊びに来てもいいよ」

フミスケ「…行かない…!」見てるっすごい見てるっ

ミミ「遊びに来てもいいよ」

フミスケ「…じゃ…行こうかなぁ」

ミミ「しょうがないなぁっじゃ行こー」


ミミはフミスケの手を取り、川から連れ出しました。


そして――

2人で歩き出すと


また、そよ風が吹き抜けます。


木々が一斉に揺れ、

無数の葉が光を弾き、

きらきらと輝く緑の波が、目の前から遠くへ向かってゆっくりと流れていきます。


風の音。

葉の擦れる音。

鳥のさえずり。

遠くから聞こえる小さな自然の音。


…一緒に行こうなぁ冒険…


それらがひとつひとつ重なり合い、

風と共にフミスケを通りすぎていきました。


ミミは手を繋いだまま振り返りました。

ミミ「おはようっ」

フミスケ「おはよう?」なんだそれ?


ミミに引っ張られフミスケは寝床に来ました。

フミスケ「おおーバナナいっぱい」

ミミ「この辺はバナナたくさんあるんだー、一本あげる」

2人は木の下に座りバナナを食べました。

フミスケ「ありがとう、モグモグ」

ミミ「モグモグモグ」

フミスケ「おいしーね」

ミミ「おいしーバナナ最高っ」

フミスケ「そういえば、いつも朝踊ってるのはなぜ?」

ミミ「朝のルーティンだよ、ミミ体操っ」


ミミは立ち上がり両手を上げました。


フミスケ「へー…!」またすごい見てるっ

ミミ「しょうがないなぁー教えてあげるよ」

フミスケ「…う、うんっ」


この後、何時間もミミ体操を教わるフミスケ…

こうして月日が経ち、2人は仲良くなりました。


➖2ヶ月後➖


光り輝く太陽と真っ青な空が広がっていました。2人は草原で空を見ながら寝っ転がります。

ミミ「はいっいまから空を見る時間ね」

フミスケ「えっお昼だよ」

ミミ「空を見る時間です、ボーと空を見ます」

フミスケ「それ絶対寝るよ」

ミミ「寝ませんっ空を見るのです」

フミスケ「まぁいいけど」

ミミ「君も一緒に空を見るのです」

フミスケ「はーい」

フミスケは穏やかな風を感じていました。

ミミ「ムニャムニャ」

フミスケ「いい天気だなー」


空を見上げるフミスケと寝ているミミ…

2人は、お昼寝しました。


➖ある日➖


寝床から川を見ながら話していました。


ミミ「ねぇねぇ鳥に聞いたんだけど、川よりも大きい海っていうのがあるらしいよ」

ミミはバナナを食べながら言いました。

フミスケ「じゃあ見に行こうっ」

フミスケは立ち上がりました。

ミミ「モグモグっ今から?モグモグ…ゴクンっよしっ…行こうっ」


両手でバナナを食べながらミミも立ちました。

フミスケ「…ドキドキするね」

ミミ「ドキドキするね」

2人「しゅっぱーつ」


2人は両手を上げて喜びました。


ミミ「せっかくだからゆっくり楽しんでいこー」

フミスケ「…楽しむ…なるほど」


フミスケとミミの海への大冒険が始まりました。


♢♢♢旅の始まり♢♢♢


2人が歩いていると大きな森に辿り着きました。

しばらく探索するとそこには、

見たことない食べ物がたくさんあるようです。

いちご、リンゴ、キノコ、イモを見つけました。

フミスケ「食べれそうなの集めよう」

ミミ「いっぱいあるね!」


木の下に2人で座り、収穫した物を並べました。

ミミ「これ食べれるのかな?」

フミスケ「うーん、どうだろ?」

ミミ「キノコは危ないって、鳥が言ってた」

フミスケ「それ以外は食べよー」

ミミ「おーー」

フミスケ「うまぁ…こんな味がするんだ」

ミミ「すっぱー」 


2人でお腹いっぱい食べて、お昼寝しました。


♢♢♢


2人で森をウロウロ歩いていると、泣いている子ウサギを見つけました。

ミミは近づき声をかけました。

フミスケは後ろからゆっくり合流しました。


ミミ「どうしたの?」

子ウサギ「ママとはぐれて迷子になったの」

ミミ「一緒に探してあげるよっねっフミスケ」

フミスケ「えっあ…うん…君と同じ形を探せばいいの?」

子ウサギ「…ママは私よりもっとおっきいよ」

フミスケ「ママだね、わかったよ」

ミミ「よし…とにかく探そ」

フミスケ「どこ行くの?」

ミミ「森だよ」

フミスケ「海は行かないの?」

ミミ「探したあとだよ」

フミスケ「わかった…じゃあミミっ下がってて」


フミスケが空に向かって手を動かすと

虹色に光り出しました。


ミミ「わぁーー光ったーー」

子ウサギ「キラキラだぁ」

フミスケ「じゃーいくよー」

フミスケは、筆なのでなんでも描けます。


♦︎フミスケの描く魔法♦︎

(見たモノ、触ったモノ、食べたモノ、自分が見える範囲には描けます。

見たことないモノは描けません。

食べたことある味なら再現もできます。

例:ミカンの形したリンゴ味の食べ物

生きているモノは、出会った時までの記憶を持って描けます。

描いたモノはフミスケが近くにいると消えませんが、フミスケから見えなくなって30分ほどで自然と消えます。)

♦︎♦︎♦︎


手がキラキラと輝き出すと、空中に一粒の水滴が現れました。

ポチャン

水滴は水たまりになり、水溜まりの中央から水が溢れ、湧き出てきました。

ゴボゴボゴボ

フミスケ「水描けたっ、よしっじゃあ次っ!」

フミスケは川を描きました。

空中で水の塊が広がり、透明な帯となって生き物のようにうねり出しました。

一気に幅を広げ、一瞬で巨大な川へと姿を変えて天に伸びました。


フミスケ「じゃいくよー」


ゴボボボっゴォォォォォォッ

フミスケは自分を軸とし、放射線を描くように山全体に小さい川を50描き、さらに400匹の魚を描きました。

ドドドドドドドド

描かれた川はどんどん伸びていき、

空を流れる激流は陽光を反射し、大量の魚達が無数に水の雫を散らしています。

バシャァァァッ

轟音を響かせながら、川は森の中を駆け抜けます。

森の動物達の頭上を通り抜け、激流は山肌を駆け上がり、そのまま尾根を乗り越えます。


ミミ「うわぁーーきれいっ!」

子ウサギ「川だーーー」


森一帯は太陽の光で、描いた川を反射しながら銀色、青色、緑色にキラキラと輝いていました。


フミスケ「ほいっほーいっ」


追加で大量の鳥、蝶々を描き指示を出します。


フミスケ「えっとママっていう、そこの白いやつの形を探してきてっ」


描かれた鳥や蝶達は山に向かっていきます。


ミミ「わぁーすごーい!ミミも泳ぐー」

子ウサギ「私もー」

ミミと子ウサギはパシャパシャ泳ぎました。

1時間くらい経つと、ミミ達は疲れてお昼寝していました。


しばらくすると遠くから声が聞こえてきます。


「おーーい」


ミミ「ムニャムニャ…はっ何事っ」

フミスケ「何か聞こえるね」


「おーいっ」


親うさぎが、描いた川をつたって山から降りてきました。

子ウサギ「…あっママっ」

親ウサギ「どこ行ってたのー」

子ウサギ「ビエーンっごめーん」

親ウサギ「ありがとうございます」

ミミ「よかったねー」

子ウサギ「うんっ」


うさぎ親子は何度もお礼を言って、山に帰っていきました。


ミミ「よかったね。でも山が川だらけだね」

ミミは山に残った、たくさんの川を眺めました。

フミスケ「消せるよ、自分で描いたモノは自分でしか消せないからね」 

フミスケは白く光り、描いたモノは消えていきました。

ミミ「おおーー」

フミスケ「よしっ海へ行こうっ」

ミミ「モグモグモグリっ」

フミスケ「またバナナ食べてる!」


こうして、2人の海への冒険は続きます。


♢♢♢


2人が森を歩いていると

大空から1匹のイヌワシが飛んできました。

ワシ「こんにちはっ何してるの?」

空を見上げるフミスケと眩しくて目をつぶるミミ!

ミミ「海にいくんだ、モグモグ」

ワシ「海か大冒険だねっ…実は森に川創るの見てたんだけど…そこの君は神様かな?」

フミスケ「…」

ワシ「…まぁいいかぁ、この辺飛んでるから何かあったら声かけておくれよっ」

ミミ「ありがとう」

フミスケ「…」

ワシは羽ばたき飛んでいきました。

フミスケ「…気をつけよう、派手に何かすると目立つね」

ミミ「目立ってもいいと思うよモグリっ」

フミスケ「…まぁいっか、空飛んでみる?」


フミスケはさっきのワシを描きました。


偽ワシ「やあ、また会ったね」

ミミ「さっきのワシさんっ!」

フミスケ「空見たいから乗せて」

偽ワシ「任せてよ」


偽ワシはミミとフミスケを乗せて大空に羽ばたきました。


ミミ「しゅっぱーつ」

出会いです↓↓↓

スマホはURLを選択して長押し後、上にずらすと見れます。

https://51857.mitemin.net/i1203117/

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