こうして私はヴィバルベリスことヴィバル君によってちょっと助かったのだった保健室の先生にも
そんなこんなで保健室についた私ノルブ達…
「あらどうしたの?」
と保健室の先生…
「先生~ヴィバルベリス君が…
あ、この人ですけど…
なんか魔道具の影響で
頭痛がするみたいなんです…」
そう言う私ノルブと
「ちょっと休ませてくださ~い…
一時的なものだと思いますけど…」
ヴィバルベリス君…
「僕達生徒会の者たちは
生徒会役員としての務めを果たした
…ではノルブエル・ターラーパス」
え?マジで?
変なところで記憶力が良さ過ぎます
王太子アレクシス殿下…
「あ、傍にいてくれるかな…?
ターラーパス?さん…」
「ん?そうだよ
いいけど…」
意外なヴィバルベリス君の言葉に
私ノルブはちょっと驚くも…
「さっきも言ったはずだけどぉ
ターラーパスさんが傍にいると
頭痛が癒される?治ってくる感じが…」
これってラッキーなのかな?
ヴィバルベリス君が
そう言ってくれると
アレクシスの言う
特別指導逃れが出来る感じがするから…
「へぇ…
それは宝珠の乙女としての
力なのかな…?
これは興味深いね…!」
そう言うヴィバルベリス君に
ちょっと興味津々で嬉しそうな保健室の先生
「…う~んわかんないですけど…
そう感じます…
ちょっと
ゆっくり休みたいので…」
かなり
ぐったりグロッキーな感じの
ヴィバルベリス君…
「じゃこのベッドで横になって」
ヴィバルベリス君に
ベッドで寝る様にいう保健室の先生…
それで
ヴィバルベリス君が
ベッドで横になり
つまり寝て
布団をかけると…
「ほらヴィバルベリス君は疲れている
静かに休ませてやらないと…
ターラーパス、ほら…」
あーあ…
こりゃ特別指導からは逃れられないのかな?
なーんて
ガックリしながら
アレクシス殿下についていこうとしたら…
「…頭が~
またちょっと痛くなってます…
イテテテ…」
ヴィバルベリス君?
「大丈夫?」
と私ノルブがちょっとヴィバルベリス君の横たわる
ベッドに向かうと…
「あ、ほんのちょっとだけ治った感じが…
まだ痛いけど…」
「う~ん…」
不思議そうにヴィバルベリス君を観察する感じの
保健室の先生…
「ここはそっとしといてあげてくれるかな?
この2人をさ
生徒会の皆は…」
おお~!ラッキー!
渡りに船だこりゃ!!
ナイスです!保健室の先生!
ありがたいです!
「しかし…!」
まだ食い下がるか!?アレクシスさんよー!
もしかして自棄になってます?
…ん?
そう言うアレクシス殿下を
保健室の先生が視線を向けて
「もうご存じの筈ですが
このシェラブピ碩の校則に
「校内では如何なる生徒でも公平で平等である
それはどの様な出自や身分や出身や能力でもである」
と、ありますけど」
「はい…」
「それにターラーパスさんに
静かに
と言ったのは…?」
そんな保健室の先生に
ぴしゃりとそう言われ
アレクシス殿下は
ちょっと諦めた感じになる…
この校則通りなら
例えこの国シャンブレラの王族でも
この学校の生徒なら
この学校の先生の言う事は聞かなきゃ言われた通りにしなきゃ
だからね
…余程理不尽な事を言われたりされたりしない限りは
それに私ノルブを静かにさせた癖に
自分は騒いでるって…矛盾してる滑稽おかしいだわ
王太子アレクシス殿下サマ
「はい
僕です…
…ドミニク、フォルクマー」
そう言いアレクシスは
その2人をチラチラッと見て
保健室のドアに向かい
「先生の言う通りだ…
生徒の体調…健康…
即ち命は大事だ」
「ここは先生の言う通りにしなきゃだね…
色々心配なのはわかるけど」
と3人は保健室を出ていき
その3人の足音が遠ざかっていく…
「ふぅ~…」
私ノルブは一息ついた…
「………」
ヴィバルベリス君は
ベッドの布団にもぐってしまった…
「んー…」
そんなヴィバルベリス君にも
ちょっと興味がある様に
保健室の先生…
「あなたは…
確か宝珠の乙女認定を受けた
ノルブエル・ターラーパスさんの筈です」
「はい
そうです…」
その保健室の先生が
私ノルブにそう聞く…
まぁこの学校の教師なら知ってるよね…
私ノルブが宝珠の乙女って事は
「やっぱりそうだったんか?
否そうなんかい!?」
ガバッ
と布団をめくり別途から跳ね起きる
ヴィバルベリス君…
「あれ?頭痛は?
大丈夫なの?」
「んー
なんだかよくわかんないけど
またちょっと治って来たみたいだ」
…さっきまで痛がってたのに
ヴィバルベリス君…
私ノルブもわかんなくなってくるかも…
「ほーこれは本当に興味深いな!
ノルブエルさんは特に
何の魔法も使ってないどころか
魔道具も使ってない筈なのに!」
凄く興味津々に
保健室の先生…
もしかして
プラシーボ現象ってやつなのかもしれない
ヴィバルベリス君の場合は…
前世の世界でいう所の…
多分そうだと思う…
まーそれでも
しつこいアレクシス殿下から
逃れられるいい理由が出来た!
そう考えたら
それに応じて口がちょっと勝手に動き…
「ヴィバルベリス君…
ありがとう!」
あ、お礼言っちゃった…
生徒会の人達は絶対な感じがするしな…
この学園の雰囲気的に…
いや私ノルブの勘違いかも知れないけど
ここはお礼の意味も含めて
大丈夫?
って聞くべきだったか?
とちょっとモヤつくと
「いや良いんだよ寧ろ
お礼を言うのはオイラの方だよ…
魔道具の実験もし
…ダホゴホ!!
頭痛もさっきよりさらに治ってる感じだし!
これもターラーパスさんが宝珠の乙女だからかな?」
そうヴィバルベリス君…
ん?
魔道具の実験?
どういうこと?
「んー本当に頭痛は治ってるの?」
更に私ノルブとヴィバルベリス君に
興味津々そうに保健室の先生…
「あ~…ジロジロ見られると
ちょっと緊張しちゃうかもです…」
「私もだよ~…
ヴィバルベリス君…」
「オイラ…あ僕の事は
ヴィバル
って呼んでくれるかな?」
ん?
本当に良いの?
私ノルブは…
「ヴィバル君って
呼んでいいの?」
「そうだよ
ってーか
ヴィバル
って呼び捨てでいいよ
…好きに呼んでいいけど」
ちょっと照れた感じで
「そうか、じゃ
ヴィバル君
って呼ぶね!」
そう言ったヴィバル君に
そう返す私ノルブ…
「じゃターラーパスさんは…」
「好きに呼んでいいよ、あ
ノルブ
って気軽に読んでくれると嬉しいな」
と私ノルブが言ったら
「そうか!
じゃノルブって呼ぶね!」
ちょっと
嬉しそうなヴィバル君…
「う~ん…
早く打ち解けられるのも
宝珠の乙女だからかな?」
そこにちょっと突っ込む感じで
保健室の先生…
「オイラはそう思います!」
屈託のない感じで
ヴィバル君…
「あ、でも私…」
多分だけどモルジャナの手によって
学園内に根も葉もない悪い噂を流されて
ヤバい奴扱いされてるからな…
私ノルブは
「どうしたんだい?」
ここは正直に言うか?
「うん…
私以外にも宝珠の乙女がいるのは知ってるよね?」
「ああ生徒会メンバーの公爵令嬢の
モルジャナ・サンドグリッド様か…」
「うん
もしかしたらその方が…」
私ノルブを誤解して悪い噂を流してる…
とだけ言っておいた
私ノルブ(とモルジャナももしかしたら)が
地球と言う星にある日本と言う国のある宇宙のある世界線から
生まれ変わって来た異世界からの転生者
と言う事は言わないで内緒で…
「酷い誤解だなそれ!
今までのノルブを見てるとそんな事しない感じがするぞ
気にしないで…
っていうのはまぁ無理の筈だから
誰になんて言われたかだけでも
紙とか日記に書いておこう!」
昔風に言う恨み帳
今時風に言えば証拠ノートを書けという
ヴィバル君…
もしかしてヴィバル君は私ノルブの味方になってくれるの?
「そう、ありがとう!
これからは
ううん今日から今からそうするね!」
ああ~嬉しい…!
…けどやっぱり
100%は信用できない
だってヴィバルことヴィバルベリスは
だってCEREZゲームのオラオラ俺様系キャラな主人公だもん
ゲームによっちゃ容赦なく攻略ヒロインも見捨てたりするんでしょ?
ぶっちゃけば全年齢でもそう言うのあるし
まぁプレイヤー次第なところが多いし大きい筈だけど…
私ノルブもちょっと疑ってかかるとするか
悟られない様に気を付けて…
でも嬉しいから
ちょっとだけ信用してみよう
「ヴィバル君にノルブさん…」
そう言う保健室の先生…
「あ、もう頭痛は大丈夫なので…!」
ベットから飛び起きて
保健室から出ようとするであろう
ヴィバル君
「もうちょっといて大丈夫だよ2人とも
…それにもうちょっと調べたいし」
本当に興味津々な保健室の先生
一体何を調べるんですか?
なんかマッドサイエンティスト臭いな~
この保健室の先生…
「冗談だよ
もうちょっとゆっくり休んでってね」
「わかりました」
「でもベッドは開けておきます
他の生徒さんが使うかもしれないから…」
偉いぞヴィバル君
こうして
ちょっとの間
私ノルブは
ヴィバル君と保健室の先生とで
ちょっと
まったりと過ごしたのだった…




