第2話
弾け飛んだ頭を見て、俺は恐怖を覚えた。
「それどうやってやったんだ。」
「ひみつですよ」
「やり方はもういい、ならなんで音魔法を取得できないんだ?」
「それはこの世界に音魔法なんて概念がないからですよ。私は魔術の祖ですから全ての魔術は使えて当たり前なんですよ。」
「魔術の祖、じゃあ魔法を作ったのは」
「私ですよ。魔法は人間でも使えるように難しい魔術の行使を簡略化した物ですよ。まぁ、高速詠唱が使えるなら魔術だろうと魔法でも普通に使えると思いますけどね。」
「蘇生魔法ってあるのか?」
「ありますよ、取得したいですか?」
「出来るのか?」
「はい、貴方は魔法に対して適正が全てあります。ただ蘇生は魔法では無くて魔術なんです。これは禁忌と言うか、神に近い部類の魔術なんです。もし取得すると人間を辞める事になりますけど」
「構わない、魂を対価に出したんだ。今更怖いものは無い。」
「分かりました。頭に手を置かせてもらいます。」
すると頭の中に濃い緑色の魔法陣が現れた。だが魔法陣は1つではなく四重に重なっているが一つ一つ魔法陣の形が違う。見た感じ全然わからないが、使い方がハッキリとわかった。イメージで言うと自分の生命力をこの4重の魔法陣に通しながら増幅、そして対象の生命力に変換させ、定着、そして魂を死ぬ前に戻す。それが蘇生魔術なんだと思う。このイメージが合っているかどうかわからないが使えるようになったのは確かだ。
「1回で使えるようになるなんて、凄いですね。」
「手に入って良かった。ほかの魔術も取得したいんだけど」
「すいません、いくら適正があっても1日1つしか出来ないんです。」
「なんで?」
「私の教える魔術は殆どが人間の手に負えないものなんです。確かにこの世界では魔術を使える人もいますが使いこなすのに自分の一生かける必要があるので、いくら完璧に使えるようになったとは言え、廃人になってしまいますよ。」
「でも、クレアなら治せるんでしょ?」
「はい、時魔法で時間を巻き戻す事ができますからね。取り敢えずステータスを見せてもらえませんか?」
「おう。」
木煌朱朔
レベル1
種族:上位ヒューマン
ジョブ:魔術の祖の弟子
HP79
MP90000
STR89
DEX77
VIT97
AGI98
LUK590
スキル:魔眼「相手が使った魔法をコピーして自分のスキルにする。」、鑑定、アイテムボックス、身体強化、超回避、魔法フルパワー「魔法の威力を10倍にする。」、武器召喚「武器を呼び出す事が出来る。契約をする事で力を使うことが出来る。」、4属性魔法・極、蘇生魔術
「これなら音速詠唱、取得出来ますよ。」
「音速詠唱?」
「高速詠唱の更に上ですね。高速は詠唱を省略して魔法が使えるようになります。音速は詠唱を完全に省略してすぐ使えるということです。」
「じゃあやりますね」
また、頭に手を置いて流れて来た。魔法や魔術を詠唱いらずで使えるようになった。
「本当に凄いですね。ドン引きですよ。普通なら半分いえ、少しヒントを掴んだくらいにしかならないのにこんな逸材をダンジョンに捨てるなんて頭にうじでも湧いてたんじゃないんですか?」
「そうだな、王、貴族とかクラスメイトとかな」
「まぁ、復讐は後でやるとしてこれから魔術をやりましょうね。」
後にしては行けない気もするが今はもっと強い力を手に入れる事が先決だと俺は思った。
「よろしく頼む。」
「当たり前じゃないですか。私は貴方の物、貴方は私の物なんですから」
「そうだな。奥に行こう。」
先に進んだ。一番奥に進むと広い部屋についた。そこには中心に突き刺さった錆びた剣と近くに鎧を着た白骨化した死体。俺は練習も兼ねて蘇生魔法を掛けた。どうやら1回につき消費魔力量は1万くらいだった。濃い緑色の光が白骨化した死体を包み光り輝いた。視界が光で覆う。暫くして光が消えるとそこには金髪美女が横たわっていた。成功した事に嬉しさを感じていると錆びた剣にも変化が現れた。金髪美女から白い糸の様な物が突き刺さった錆びた剣に触れると光出して神々しいオーラを吹き出して汚れや錆が無くなった。金髪美女の近くに剣が置かれると鞘が現れ、剣が仕舞われた状態になった。
「クレア、この綺麗な人」
「蘇生魔法をかけたんですね。分かりました。宿に運んでおきます。」
「金がないと宿取れないんじゃないの?」
「ウィザードベアの素材で金を作るので大丈夫です。私が来るまで動かないでくださいね。」
クレアは剣と金髪美女を抱き抱えるとその場から消えた。暫くしてクレアが戻ってきた。
「このダンジョンはここでや終わりなんですよ。後は地上に出るだけなんですけど、レベル1ですもんね。レベルが上がらなくなるまでやってみましょう。」
俺は道を戻った。歩いていると緑の小鬼が現れた。
「ゴブリンですね。」
「なら余裕だな。テンペストスピア」
俺は特級魔法を発動させるとゴブリンにぶつけた。
「俺の勝ちだな。」
「いえ、まだですよ。」
さっきのゴブリンが立っていた。傷一つついていない。
「あれ普通のゴブリンじゃあないでしょ。」
「そうですね。あのゴブリンはエンペラーゴブリンと言います。レベル360ですね。」
「どうやっても倒せないじゃん」
「私が手助けをしましょう。まず、両手と両足私切断します。あとは首に刺すだけ」
俺は武器召喚を使った。スキルは絶対に壊れない、
魔法陣から現れたのは黒い剣。鑑定をかけると
レア:業
スキル:壊れない。
俺はエンペラーゴブリンの首に剣を振り下ろしたが弾かれる。それを100回くらい繰り返した時だった。エンペラーゴブリンが顔を動かし切られた腕を見ている。
「何を見ている?」
分かるはずもないと分かっているが話しかけた。
「お前に我の指輪をやろう。」
そう聞こえた。俺は切られた腕に近づいて手から指輪を抜くと自分の指に付けた。何か流れ込んでくるものがある。
「これは一体」
「不思議ですね。エンペラーゴブリンがこの指輪を持っているなんて、」
クレアは後ろからのぞき込んでそう言った。
「エンペラーゴブリンがくれるって」
「そう言ってましたね。その指輪大切にしましょうね。」
「するよ」
振り返るとエンペラーゴブリンの姿は無かった。
「あれ、ゴブリン?」
「再生して返しました。レベル上げが目的だったんですけどその指輪があるなら良いかなって」
俺はステータスを開いた。
木煌朱朔
レベル40
種族:上位ヒューマン
ジョブ:魔術の祖の弟子
HP3160
MP3600000
STR3560
DEX3080
VIT3880
AGI3920
LUK23600
スキル:魔眼「相手が使った魔法をコピーして自分のスキルにする。」、鑑定、アイテムボックス、身体強化、超回避、魔法フルパワー「魔法の威力を10倍にする。」、武器召喚「武器を呼び出す事が出来る。契約をする事で力を使うことが出来る。」、4属性魔法・極、蘇生魔術、音速詠唱、ステータスLUK固定解除「本来、LUKは固定され上がることは無いがレベルアップ時上がるようになる。」
「レベルが一気に40も上がってる。」
「それだけじゃないですよ。その指輪に魔力を流してみて。」
流すと指輪の宝石が光り輝く。さっきと比べ物にならないくらいの何かが流れ込んでくる。体が熱い、変わっていくような。そう感じると体からだんだん力が抜けていく。
「大丈夫ですよ。私が受け止めますからそのまま身を任せてください。」
俺は言葉道理に身を任せ、意識を失った。
「あ、あれ?」
俺は、またクレアに膝枕されていた。
「早かったですね。」
「何が?」
「もう少し、寝ていても良かったのに」
「そんな訳には行かないだろ。」
俺は立ち上がった。
「さぁ、ステータスを開いて。」
「ああ、」
木煌朱朔
レベル180
種族:エンシェントヒューマン
ジョブ:魔術の祖の弟子
HP:7512000
MP:8640000000
STR:8544000
DEX:7392000
VIT:9312000
AGI:940800
LUK:56640000
スキル:魔眼「相手が使った魔法をコピーして自分のスキルにする。」、鑑定、アイテムボックス、身体強化、超回避、魔法フルパワー「魔法の威力を10倍にする。」、武器召喚「武器を呼び出す事が出来る。契約をする事で力を使うことが出来る。」、4属性魔法・極、蘇生魔術、音速詠唱、ステータスLUK固定解除「本来、LUKは固定され上がることは無いがレベルアップ時上がるようになる。」覇運
「スゴすぎる」
「その指輪は所有者のレベルまでの経験値が手に入る指輪なんですよ。」
「レベルまでの経験値?」
「あのエンペラーゴブリンはレベル360、だからレベル360までに必要な経験値を手に入れることができるんですよ。」
「すごいな、でも俺は180だぞ。」
「一気に上がりすぎると体が持たないんですよ。本来、人間の限界は130までですから限界を超えて種族進化してますから次、レベルアップした時にあと半分貰えるでしょう」
「わかった。」
「ちなみにその指輪レベルアップした時にそのレベル到達に必要な経験値も入るのでかなりレベル上がりますよ。エンペラーゴブリンは使わなかったようですけど」
「有難く使わせてもらうよ。」
そう言って、元来た道を戻るがエンペラーゴブリンみたいな強いやつはいなかった。どうやらエンペラーゴブリンがダンジョンで1番強いやつだったようだ。
「帰ろう、ここにはもう用は無い」
「そうですね。じゃあ貴方が生き返らせた女騎士の所に行きますよ。」
強引に右手を握られると部屋に飛んだ。そこには腕を組んで難しい顔をしてる美女騎士。俺たちの事に気づいてないようだ。
「あの、目が覚めたんですか?」
「誰だ、貴様ら」
剣を抜いて俺たちに構えた。
「助けた人間にこれは無いんじゃないですか?」
すると美女騎士は、ハッとすると剣を鞘へ戻した。
「すいません、私は神剣使いのアステレラ・ノーラノア・ローグナーと言います。17歳です。私は魔神と戦って相討ちになったはずだったんですけどなんで生きてるでしょうか?」
「俺は木煌朱朔って言います。で、それっていつの事ですかね?」
俺はもしかしたらとんでもない物を蘇生させたかもしれない。
「えっと、1144年の春だったと思いますけど」
俺も今年が何年かわからないし、何日とかもわからない。その意図を組んでか、クレアが説明を初めた。
「今は4958年の夏の雷ですよ。ちなみにこの世界は春・夏・秋・冬、判別方法は太陽ですね。朱朔の世界と一緒ですよ。違うのは時間は鐘の音の回数で表されて曜日は、土、火、水、風、雷、闇、光、こういう順番です。」
「なるほど、ていう事は俺は3814年前の人間を蘇らせたのか。」
「そうですね。彼女は伝説の英雄ですから大変ですね。」
2人で笑いあったが笑ってる場合ではない。
「クレア、有り金全部ちょうだい。」
「でも」
「いいから」
クレアがアイテムボックス?から取り出したと思われる金がパンパンに入った袋を取ると彼女の膝に置いた。
「これは一体、」
「いえ、これからなれない生活で大変だと思いますし、使ってください。それではさようなら」
俺はクレアの手を握ると部屋を出た。そのまま宿屋を後にすると武器屋に逃げ込んだ。
「なぜ彼女から逃げるんですか?」
「当たり前だろ、伝説の英雄知らんよ。俺は復讐する為に力を手に入れたいのに別の方向に行きそうだろうが」
「いや、仲間を作って冒険しながら復讐しましょうよ。」
「いや、だから」
「復讐とかそんな理由で私は捨てられるんですね?」
振り向くとさっきの神剣使いが短剣を触りながら話しかけてきた。と言うかまずどうやって来たんだ?何度も後ろ見たのに
「どうやってきたのか?、それについては簡単です。2人がドアを閉め出て言った瞬間、私は窓からでて、透明化してから貴方の上を飛行魔法で飛んで、武器屋に入って行ったので潜伏しながらあなたのうしろに居ましたよ。」
なんで心読めんだよ。
「私には、特殊な能力があるからです。」
「あっそう、ではさようなら」
俺は横を通り抜けようとすると後ろから抱きしめられて動けなくなった。
「離せ」
するとすんなりと開放された。俺は文句でも言ってやろうと振り返ると顔に手を添えられてキスされた。
「む、むぅ」
俺は離れようとするが首に手を回され動かない。抵抗すればするほど酷い目に合わされた。抵抗を辞めると開放された。
「いきなり、何するんだよ。」
心臓が破裂しそうなほど鼓動が激しい。顔も真っ赤だと思う。
「一目惚れ、してしまったんです。」
「一目惚れ?、あったのは初めのに」
「私の顔を見て、ちゃんと成功したとか思いながら笑顔を浮かべている貴方を見て好きになってしまったのです。」
「ま、まさか意識があったのにない振りしてたのか」
「いえ、神剣が残り少ない私の魔力を吸って意識を無くしましたから意識の無い振りをしてないですよ。ですから私を仲間にしてください。神剣使いですからお荷物になることは無いですよ。」
「断」
「断ってもついて行きますよ。寝てたら隣で寝てるかも知れませんし気づいたら私と貴方の子供が作ってるかも知れませんね。」
笑顔でそう言った。神剣使いで聖騎士ぽいのに犯罪だろうがなんだろがお構い無しとは恐怖しかない。クレアに助けを求める為、視線を送るが
「アステ、私が正妻ですよ。第2夫人なら許します。」
「そうか、なら私は第2夫人になる。」
なんか知らないけど仲良くなってる。2人は俺を無視して
「第2夫人なのだから私もついて行っていいんだよな」
「当たり前です。私達はパーティーメンバーいえ友達じゃないですか。」
「そうだな、クレア」
「そうですよ、アステ」
こうして、アステは仲間になった。そして俺は2人に宿屋に連れていかれ部屋に強引に入れられると襲われた。
◇◇◇◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◆
一方、ダンジョンの最奥の部屋。
狐の女の子が蘇った。
「僕を貫いていた神剣が無くなってる。それに死んだはずなのに生きてる?いや生き返ったんだね。」
服を魔力で生成するとそれに着替えて気付いた。完全に力が戻っている。元創造神としての力もだ。
「じゃあ、僕を復活させた者に会いに行こう。」
魔法陣を展開するとその場から姿を消した。
◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇◇◆◆◆◆◆◇◇◇◇
目を覚ますと服を着ていない2人の美女と冴えない顔の服を着ていない男1人が、ベットで寝ていた。どうやら最後まで致してしまったようだ。記憶が曖昧でわからない。俺は確か、部屋に無理やり連れ込まれ、逃げようとしたところを後ろから羽交い締めにされて何かを飲まされた。わけが分からなくなった俺は布団から出ようと布団をめくろうとすると膨らんでいる。俺は不審に思い、布団をめくった。すると俺の物をじっと見ている狐の女の子がそこにいた。俺は慌てて手で隠した。
「生まれて初めて見たけど、すごいね。」
「やめろ、もう忘れろ。」
「忘れられないよ。」
「いや、忘れろって。」
会話してて今更だけど
「お前誰だよ。」
「僕?、僕は元創造神にして魔神:クロアレティス。怖いだろう。」
「俺は木煌朱朔。朱朔って呼んでくれ、俺の目の前に居るのは可愛い狐の女の子だ。」
俺は手を口で抑えるがもう手遅れ、目の前のクロアレティスは顔を真っ赤にして俯いている。俺は何とか誤魔化そうとするが
「可愛いよ。耳モフりたい。触っていい?」
心の声が逆に出てくる。口を抑えようとしても手が動かない。
「僕の耳、気持ち悪くない?」
何故か、恐る恐る聞いてくるクロアレティス。そして
「気持ち悪いなんて思うはずないだろう。甘噛みしてみたい。」
心の声をベラベラと話す俺。
「じゃあ、僕と結婚したいと思う?」
それはまずい、何とか回避
「君みたいな美少女と結婚だなんてしたいに決まってるだろう。断るはずがない。」
できない。心の声と言うか、心の奥底にある物を言わされてる。俺の言っている事は全て本当だ。今ちょっとありえない状況だけど、クロアレティスみたいな美少女とだったら結婚したい。
「では、貴方は第3夫人ですよ。」
いつの間にはクレアが起きて隣でクロアレティスに話しかけていた。
「わかった。第3夫人になる。いいよね。」
「もちろんだ。」
そこでクレアは俺の不自然さに気づく。
「なんか、素直ですね。」
「素直じゃないし、俺は第2夫人も第3夫人も認め」
顔をクロアレティスに向けられ
「認めてくれるよね。」
「もちろん、大賛成だ。」
「なるほど、真実の目ですか。チャンスですね。」
「私の事、どう思ってますか?」
「心から信頼している。」
このままだと全て話してしまう。するとアステレラが起きた。
「アステレラ、今がチャンスですよ。聞きたいことがあるなら今聞くべきよ」
「私の事、どう思ってますか?」
目を擦りながらそう言った。顔を見ると少し不安そうにしている。
「アステレラの事、好ましく思っている。」
「本当にですか?」
「本当に思っている。」
「とても嬉しいです。」
そう言って俺に抱きついた。
「なんか、ずるい」
その後、俺たちは眠りについた。そして朝、俺は起きると俺の上で寝ているクロアレティスを俺の寝ていた場所に寝かせると部屋にある風呂へ入った。シャワーで適当に流し、風呂に浸かった。
これからどうするか?、復讐の全然段階として誰にも負けない力を手に入れる事。俺はステータスを開いた。
木煌朱朔
レベル180
種族:エンシェントヒューマン
ジョブ:魔術の祖の弟子
HP:7512000
MP:8640000000
STR:8544000
DEX:7392000
VIT:9312000
AGI:940800
LUK:56640000
スキル:魔眼「相手が使った魔法をコピーして自分のスキルにする。」、鑑定、アイテムボックス、身体強化、超回避、魔法フルパワー「魔法の威力を10倍にする。」、武器召喚「武器を呼び出す事が出来る。契約をする事で力を使うことが出来る。」、4属性魔法・極、蘇生魔術、音速詠唱、ステータスLUK固定解除「本来、LUKは固定され上がることは無いがレベルアップ時上がるようになる。」覇運
俺は身体強化を使いながら武器召喚をすればどうなるか。実験がてら。やる事にした。
「身体強化、武器召喚、スキル:斬撃倍増、属性魔力斬撃砲、ホーミングレーザーミサイル、複製、不壊、消滅属性付与切り替えあり、魔力増幅、魔術攻撃フルパワー、魔法キャンセラー、消費魔力99.9%カット、魔力波動バリア、自動HPMP超絶回復、攻撃吸収、魔力吸収、」
もう少しできそうだ。俺は魔力をさらに回した。
「再生不可能付与、切り替えあり、こんなもんかな。召喚」
魔法陣から現れたのはイメージとはかけ離れたロングソード、刀身は少し細く、刀身の表面と裏面には合わせて10個の宝石が付いている。そして剣の柄にには青い宝石がある。鞘は黒、魔力を流すと全ての宝石が光った。そして最後、鑑定をかけた。
宝創ノ剣、スキル:斬撃倍増、属性魔力斬撃砲、ホーミングレーザーミサイル、複製、不壊、消滅属性付与切り替えあり、魔力増幅、魔術攻撃フルパワー、魔法キャンセラー、消費魔力99.9%カット、魔力波動バリア、自動HPMP超絶回復、攻撃吸収、魔力吸収。
俺は体を洗い、宝創ノ剣を持って外に出た。体を拭いてボロボロの制服を着るとみんなの所に向かった。着くと皆も支度を終えていた。致してしまった物の処理も終わらせていた。
「でも朱朔、武器は立派だけど、防具ボロボロだよ。買い換えるなりした方がいいと思うよ。」
確かにもう要らない。こんな物。俺は武器召喚を防具を召喚できないか、試す。
「防具召喚:黒いふく、黒いズボン、黒い靴、スキル:ランダム」
若干、魔法陣の形がおかしいが俺は魔力を大量に流し無理矢理、発動させた。
現れたのは、黒い服とズボンと靴、
黒い服:スキル:防護、防御アップ、耐久率アップ。
黒いズボン:スキル:STRアップ、移動速度アップ、防御アップ、防護。
黒い靴:スキル:AGIアップ、防御アップ、防護。
しょぼいスキルしか入らなかった。俺は風呂へ向かい、ボロボロの制服から着替えてみんなに見せると。
「似合ってますよ。」
「かっこいいよ。」
「とても似合ってるけどなんで黒?」
「特に決めてないけど、黒が良いかなって」
「そうなんだ。似合ってるよ。」
俺はボロボロの制服を片手に持ち、みんなで部屋をあとにした。宿屋から出て、周りに人が居ないことを確認すると制服を燃やした。完全に燃えたのを見届けてから俺たちは新たなダンジョンへと向かった。




