康介の新生活
-前回のあらすじ-
川田康介は、落ちこぼれ学校に通う男子高校生。ある日、中学生時代の時いろいろな人に馬鹿にされた苦い思い出が蘇り、その人達を見返してやろうと母に提案され、東大の受験に受けることになった
母さんと東大の受験を受ける約束をした次の日、俺は家を出ることにした。できるだけ勉強に集中したいからだ。
「母さん、今までありがとう。」
「うん…たまには帰ってきてね。」
「ああ。近いうちに帰るよ。着いたら連絡するから。」
「じゃあそろそろ行くわ。」
「うん…頑張るのよ!」
「ああ、頑張るよ。」 そう言って俺は電車の中に入った。向かう先は100km先にある東京だ。これからは電車で駅まで行き、そこから歩いて学校にいくことになる。
ふと外を見ると母さんが手を振っていた。
「母さん……」
電車が動き出して、母さんの姿が見えなくなる。やっぱり今までお世話になった人と別れるのは寂しい…けど、俺は自然と笑顔になっていた。
「絶対に受かってやる!見とけよ母さん!」
1時間30分後…俺は東京の渋谷に着いていた
「ここが渋谷か…噂どうりの場所だな。」
俺は独り言を呟きながら不動産屋に向かっていた。
「とりあえず東大に近いところがいいかな…家賃は…まあ、いくらでもいいか。」
こう見えても俺たち家族は貯金が意外とあるのだ。父さんが残していった金が俺たちのところに入ってきたからだ。
しばらく歩いていたら目的地の不動産屋に着いていた
「いらっしゃいませ。どんなお家をお探しですか?」
「そうですね…東大に近くて家賃ができるだけ少ないところがいいです。」
金があるとはいえ、学生だから贅沢は出来ない。そう言うと定員さんが驚いたような顔で
「え?もしかして東大に通っているお方ですか?」
「いえ、俺は東大を目指しているだけですよ」
「そういう事ですか……なら、いいところがありますよ。」
俺は定員さんに勧められたところに住むことになった。家賃は4万円で、和室だった。畳の匂いがしていていかにも古そうな部屋だ。
「よし、取りあえず母さんに連絡だ。」
俺はスマホの電源を入れLINEを立ち上げた。
「母さん、俺が住むところが決まったよ。」
と、打ち込む。1分もたたないうちに返信が来た。
「そう。よかったわね。どう?勉強に集中できそう?」
「ああ、静かでとてもいいところだよ。」
「それならよかったわ^_^」
俺は母さんとのLINEを終わらせた後、早速勉強に取り掛かかった。
次の日、駅から学校に行っていると中学生卒業の時、俺のことを馬鹿にしてきた奴の一人、斎藤和弘に出会った。
「よ!元気にしてるか?馬鹿野郎。」
いきなり馬鹿野郎と言われムッとしたので言い返す。
「馬鹿野郎って言うのやめろ!俺は東大の受験を受けるんだぞ!」
「え?お前が?……ぷっはははははは!」
爆笑である
「なんで笑うんだよ!」
「ははははは!だって……くくくお前がだぞ?…くっ…のび○くん並みに頭が悪いお前がだぞww」
のび○くんて……さすがにそこまで頭悪くないぞ!それを言うならジャイ○ンだ!
「くそー!絶対に見返してやる!」
そう言い俺はその場から逃げ出した。
試験開始まであと4ヶ月……
どうもタコ飯マンです。最後まで読んでくださりありがとうございます。これから、前書きには前回のあらすじを書くことにしました。感想をくれると嬉しいです。




