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ヴァンパイアグールとゴルド

よろしくお願いします!

 「【フレイムショット】――ッ!」

 「……下級の火魔法か」


 バシッ


 つまらなさそうにリズム・ゴルドが手で俺の魔法を握り潰した。


 (そんな事できるの!?)


 HPバーを見ると少しだけ減っている。でもほんの少しだけ、これではいつまでたっても倒せない。


 それともう一つ、


 (魔法の威力が強い?)


 ゴルドには簡単に防がれてしまったけど、さっきエルダーゾンビと戦った時とは段違いの魔法の威力。


 (どういう事だ?)


 「ここは吸血鬼のように夜に活動する種族用に調節してある。本当の夜程ではないがステータス減少は消える」


 (なるほど)


 そう言う仕組なのね。その辺はさすがNPC、きちんと説明するんだね。


 「【フレイムインパクト】――ッ!」

 「……」


 顔色一つ変えずに防ぎやがった。それにHPもさっきと同じくらいしか減ってない。


 「……【ブラッドジャベリン】」

 「――ッ!」


 ゴルドの周りに赤黒い液体(おそらく血液)でできた槍が現れた。


 「――行け」

 

 ゴルドがそう言った瞬間、槍が俺に向かって飛んできた。


 「――ッ!」


 (よけねぇと)


 あんなもの当たったら物凄いダメージが入りそうだ。まだ相手がどんな攻撃手段を持っているのかわからないのに【命の種火】のストックを使うのは避けたい。

 幸い、あの狙撃野郎の魔法程の速度ではないので何とか避けることが出来る。


 「――ヤバっ!」


 (一本かすった!)


 槍の一本が俺の足にかすった。たったそれだけでHPバーがガクンと削れた。


 (やっぱり避けて正解だったな)


 ステータス減少が無いからっと思って油断してたら早速HPが0になっていただろう。


 (追撃はしてこない)


 そう言う行動パターンなのか、行動に余裕がある。少し舐められてる気分になるけどこっちからしたら好都合だ。


 「《業火よ•命を燃やし死にゆく者に・強大なる敵に報いる炎を我が身に》【死にゆく業火】――ッ!」


 さっき減ったHPはすでにスキル【超速再生】によって全快した。


 そして、魔法【死にゆく業火】を早速使う。これもスキルが【高速再生】から【超速再生】に進化したことで回復力が上がり今ではそれなりに長い時間、使えるようになっている。


 「【フレイムショット】――ッ!」


 牽制として【フレイムショット】を放つ。

 さっきゴルドはこれを握り潰したけど、わざわざ握り潰したってことは普通に当たったら多少はダメージを食らうのではなかろうか。


 やっぱり、手をかざして握りつぶそうとしている。


 (チャンス!)


 「【フレイムダッシュ】――ッ!」


 【フレイムダッシュ】で移動速度を上げ近づく、そこから牽制の【フレイムショット】で出来た隙に


 「全力の一撃をを叩き込む!――【フレイムインパクト】――ッ!」


 (これはさすがに防げないだろ!)


 「ぬぅ――」


 ダンッ!


 ゴルドが【フレイムショット】を握り潰した瞬間――狙い通り俺の一撃が当たった。


 (よしっ!)


 HPが一気に三割近く削れた。


 (これなら行ける!)


 そう思った瞬間――


 「【ブラッドスピア】――」

 「――なっ!」 


 ゴルドの身体から大量のトゲが飛び出した。


ありがとうございました!


もし良かったら下の【☆☆☆☆☆】からポイント評価とブックマークををお願いします!ぜひ、ブックマークだけの人や始めてこれを読んで、少しでも良いなと思った人もよろしくお願いします!


これからよろしくお願いします!


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