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「あれは願いが叶わないと死神に寿命をとられる契約書なんだ。」
「え?」
男がとても焦っていたので気になる
「あの女は願いを叶えると嘘をつき嘘の契約書にサインをさせるとんだ悪党だよ。」
「でもあの人は野球の神様だって自分でいってましたよ?」
「それが嘘ってことだよ。彼女は神じゃなくて死神。死神は12歳~22歳の若い人をおそっている。たくさん寿命がとれるからね。」
言葉が出なかった。いやだって意味わかんないし。急にそんなこといわれても。だいたいなぜ僕なのか。
「ちなみに君は何もなければ118歳まで生きることになってるからね。」
納得した。僕はカモだった。どうすればいいのか。
「でもあきらめるのはまだ速いです。あなたが願いを叶えればいいのです。」
この人はポジティブな人何だろう。
「教えてもらえますか?」
「えっと・・・柵超えホームランを打ちたいと書きました」
男はとてもひきつった顔だった。「何故そんな無茶なことを・・・。もっと他になかったのか。」といった顔をしていた。正直僕もふざけすぎた部分もあるがそこまで驚かなくてもいいじゃないかと思っている。
「・・・やるしかないな」
「何をですか?」
男は答えた
「君を育成する」
「育成って?」
「俺が本気をだして君柵超えだろうが場外だろうが打てるバッターに成長させる。」
「あっ僕は神のキングといいます。よろしく。」
「僕は内田トビオです。よろしく。」
かくして一人の男と一人の神の挑戦が始まった。




