Chameleon
肺の奥で滲んで
擦り切れた靴音だけが
僕をまだ繋ぎ止めてる
誰かさんの理想に合わせて
色を塗り替えてきた
正しさの仮面ばかり
増えていく日々の中で
ねぇ
君はまだ
僕を覚えてるの
声にならない聲を
拾い上げてくれたこと
嘘も真実も溶けて
それでも君の瞳だけは
揺らがなかった
カメレオンみたいに
変わり続ける僕を
それでも「君だ」と呼んでくれるなら
剥がれ落ちた皮膚の奥
むき出しの心で
もう一度君に触れたい
誰かさんの期待の影で息を潜めていた
でも君の言葉ひとつで世界が色づいたんだ
何度も塗り替えて
それでも消えない痛みが
胸の奥で暴れてる
「変わってしまったね」と誰かさんが笑っても
君だけは僕の名前をまっすぐ呼んでくれる
カメレオンみたいに形を変える僕を
それでも抱きしめてくれるのなら
偽りのない声で君の名を呼ぶよ
カメレオンみたいに
変わり続ける僕を
それでも「君だ」と呼んでくれるなら
剥がれ落ちた皮膚の奥
むき出しの心で
もう一度君に触れたい
正しさの仮面ばかり
増えていく日々の中で
染まり染まる僕を君は撫でてくれるずっとありがとう




