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四日目の明日:つまり11月23日


四日目の明日:つまり11月23日


☆みきは平凡な中学生であった。

誰よりも魅力的なヴィジュアルと、鋭いセンスを持ってはいたが、彼女自身に闘争心や、野心などはなく、ただ毎日を怠惰に過ごす事が、それこそが自分にとっての幸せだと思っていた。

 しかし、恋をしていた。

 恋をする事、つまり人生に不可欠なアバンチュールは、彼女のモットーである自由奔放の裏側にあって、まれに飢えを訴える刺激を欲する心を、これ以上になく満たしていた。

今日も彼女は、とある文化部に顔を出す。そこそこに学校にも認められ、役割も増えて、そこそこ人数のいる部員たちは最近、この部室で暇そうにあくびする顔を見なくなった。

「美希、早かったね」

「あ、こんにちは」

 そこには☆みきの思い人だけがいた。

「みんなは?」

「うん、それは置いといて……」

 

 ☆みきは、その思い人がどこか、変に緊張をしていると感じ取れた。

 目が泳ぎ、彼の癖である後頭部をカサカサと軽く掻いているのは、どうも落ち着きがなく、そしてちょうどモジモジとした自分という殻を破った☆みきには憤りさえ湧いた。


「いいから言って、」


「ああ、そうだな……。じゃあ、美希、俺と付き合わないか?」


 ☆みきは、まず、なににおいて、どんな思考や感情、理性よりも早く、歓喜というものを楽しみ、溺れ、満たされた。期間はみじかけれ、思い人と相思の関係であったことが、これ以上になく、幸せであった。


(ああ、そういうことだったの)

 だが、☆みきには鋭い直感があった。

 昨日の、あの不自然な会話を唐突に思い出し、そして言う。


「もちろん、OKなの」


「そうか……ありがとう」


ありがとうございました。


私の小説は酷いものばかりで、文章や構成の問題もまずとして、ハッピーエンドというものが苦手でした。例えば、今回の場合、三月が恋愛に敗れたという設定にすることも一度は考え、そしてこのあとがきのスペースも三月に私怨のあふれるものにしようかと思いました。しかし、それはH・Mさん以前に、三月さんをも侮辱する行為だと考えると、とたんに作品の流れを変えようと思いました。

魅力的な皆様に囲まれ、私は大変、幸せに思います。今後もみなさまと長いおつきあい、そしてお世話になりがちなみなさまに少しでもお力になれれば、と思います

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