四日目
☆みきさんが入室しました:
☆みき「今日はやよい、いないよね……」
三月さんが入室しました:
☆みき「えっ、やよい、今日は学校を休んでいなかった?」
三日「えっと……、うん。休んでいた。ごめんなさい」
☆みき「大丈夫? もう平気?」
☆みきの、少し焦った質問に、同じく焦った様子の三月が、熱はもうひいて、充分に睡眠をとったこと、栄養のあるものをキチンと作って、食べたこと。兄弟たちは兄に任せていたので大丈夫だと、正確に伝えた。
☆みき「まぁ、それならよかったの。でも、安心して夜更かししないでね」
三月「それは大丈夫。それより、少しお話をしよう」
☆みき「うん。もちろんいいよ、みきのやよいとのお喋りが楽しみで、今日ももきているんだし」
三月「え、そうなの……。ありがとう!」
☆みき「全然いいのー。やよいは一々他人行儀だよー。あ、そういえばいつも文章の最後に付いている1って!だったのね」
三月「あ……うん」
☆みき「みきも時々、変換を忘れたりするの」
その後は軌道に乗らない、平坦な会話が続いた。
三月「そういえば、美希ちゃんは好きな人いるの?」
☆みき「えっ?」
☆みきは驚いた。
☆みき「やよいは、知っていると思っていたんだけど……」
三月「いるんだ……」
☆みき「あれ、でも話さなかったっけ? Pくんだよ」
三月は、何か驚いた事実でもあったのか、コメントの表示が不自然に止まり、☆みきはなにかあったのかと不審に思った。
☆みき「しらなかったの?」
三月「あ、そう言えばそうだったね。私、すっかりと忘れていた」
☆みきは、三月が妙なリアクションをとった事を、当然、感じとっていた。
三月「美希ちゃんは……、どうしてPくんが好きなの?」
☆みき「優しいところ。みきを助けてくれるところ。護ってくれるところ」
三月「うん……。美希ちゃんも、素晴らしい女の子だと思うよ」
それから、三月からも、☆みきからも、その話題に関する言葉のない、平坦な会話が続いた。それはガールズトークと言えない、どこか食い違った会話であったが、しかしなぜか、三月も、☆みきもいつも以上に楽しそうであった。




