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王子さまだって恋がしたい!!  作者: 朱音小夏


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59/59

episode59

後夜祭が終盤に差し掛かった時、明楽からの返事を貰った雅臣はあらかじめ仕込んでいたマイクを取り出した。


「えー!皆さん!文化祭お疲れ様でした!生徒会長からここで発表するように言われたので、私の方から二つ、発表させていただきます!」


グラウンドからは「なーにー?!」と言う叫び声が届いた。


「私、小鳥遊 雅臣は次期生徒会長を務める事になりました!」


雅臣がそう宣言すると、盛り上がりが更に熱を帯びた。


「そして、二つ目の発表なのですが、たった今、決まりました!」


そう言うと、雅臣は明楽の手を引き隣に立たせた。そして、


「副会長に1年の花ヶ崎 明楽さんをこの場で任命したいと思います!!」


と宣言した。するとグラウンドからは黄色い声援が響き渡った。「王子と王子が?!」「ウチの学校ヤバくね?!」などなど、生徒達のざわめきはヒートアップする一方であった。明楽は雅臣からマイクをわたされ、そっと背中を押されると、


「私、花ヶ崎 明楽はこの場におきまして、副会長の任を拝命いたします!」


と宣言した。すると、会場のボルテージは最高潮まで達していた。


「私達二人でこの学校をより良いものにしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します!」


雅臣と明楽は二人揃って頭を下げると会場全体から大きな拍手が沸き起こった。その様子にホッとした二人は手を繋ぎ、その繋いだ手を空へと掲げた。それに対して更に盛り上がりが勢いを増したのだった。


「明楽、これからもよろしくね!」

「こちらこそ、よろしくお願いします!」


二人が会場に向けて大きく手を振ると、ふと勇真と薫子らしき二人と目が合った気がした。それは向こうも同じだったようで、二人も手を繋ぎながら笑顔でその手を明楽と雅臣に向けて振ってきた。どうやら二人も上手くいったようである。そんな二人の事が自分の事のように嬉しくて、明楽は少しうるっときてしまった。そんな明楽の頭を雅臣が優しくポンポンと叩くと、


「皆が幸せになれるような学校にしようね。大好きだよ、明楽。」

「どこまでもついて行きますよ?私も大好きです、雅臣先輩。」


そう思いを伝えあったのだった。

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